履修学年:中学2年
「一次方程式の文章題(2)」の続きです。
多くの小中学生のみならず、成人した社会人の方をも苛立たせる「%」という記号があります。
この「%」、実は「倍」という言い換えができることで、一気にわかりやすくなってしまうのです!!
1%=0.01倍
これを知って使うことができるだけでも、数学では有利になれますよ!
そして一次方程式と連立方程式の決定的な違いは「連立方程式は文字を2種類使える」ということですね。
もちろん、工夫次第で1種類の文字だけで求めたい値を求められる場合もあれば、どうしても2種類使わないと…という場合もあります!!
どちらにしましても、共通して使える発想は「何かの値がわからないから、他の何かの値もわからない」ということですね。
本題では、求めたいものを直接x,yと表せましたが、問題によっては(結果的に)方程式のx,yと求めたい値が一致しない場合もあります。
また、「○%増えた(減った)」などの増減を示す表現にも注意が必要です。
具体的には、「3%増えた」ということは、もともと100%だったものが3%増えて103%、すなわち1.03倍になったということです。
この言い回しが活用できる問題につきましても、追って解説をアップロード致します。