絶対値記号を伴う方程式・不等式 | 数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

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中学高校の定期試験問題・大学入試問題・Twitterの数学特化系アカウントで出題された問題・閲覧した方からのご質問まで、幅広く取り扱う方針ですので、
日々の学習や数学的発想・思考力の向上にお役立ていただければ幸いな限りです。

履修学年:高校1年

「絶対値記号の扱い方」の続きです。

最も注意していただきたいことは、「絶対値記号の内部が文字式になっている場合は、正負が判定できないので“前提条件をなす不等式”を作って場合分けをしなければいけない」ということですね。

「前提条件」というからには、絶対値記号がなくなった後の方程式・不等式が、
その条件に適っているか否かを検証しなければいけません!!
これがなかなか面倒なのですね。





前提条件と、絶対値記号を外した後の方程式・不等式の解の大小関係が把握しにくい場合は、
しい直線を使うことをお勧めいたします。

この数直線のおかげで、不等式における解の範囲の連続性も検証できるのです!!