履修学年:高校1年
絶対値という用語を、中学1年の数学で履修します。
この絶対値の意味は「その値が、0からどれだけ離れているか」すなわち「絶対値は距離」なのですね。
「距離」である以上は、負の値を使ってはいけない、だから、マイナスの記号が外れるのです!!
しかし、ただ単に、マイナスの記号をプラスに変えればいいというものではありません!!
絶対値を求めたい値が、式で表されている場合、例えば「3-2の絶対値」を「3+2」すなわち「5」とはできないのです!!
こういう場合は計算の結果を優先して、3-2=1なので、「3-2の絶対値」は、「1の絶対値」すなわち「1」
これで正解なのです!!
本題でご紹介致します、「絶対値記号」という||で表された記号は、この棒にはさまれた値や式の絶対値を示すものなのです。
絶対値記号に、文字が含まれている場合は、
勝手にその文字を「いくつ」と決められない以上、場合分けもやむなしですね。
絶対値記号を伴う方程式や不等式につきましても、追って解説をアップロード致します。