チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Charlie's Angels: Full Throttle
監督:マックG
キャスト:キャメロン・ディアス/ドリュー・バリモア/ルーシー・リュー
配給:S.P.E/コロンビア
公開:2003年6月
時間:106分




前作のヒットを受けて3年後に公開された映画化第2弾。ボスレー役のビル・マーレイが降板したため,弟のジミー・ボスレー役でコメディアンのバーニー・マックが抜擢された。また,TVシリーズからずつとチャーリーの声を担当してきたジョン・フォーサイスの遺作となっている。監督は前作に引き続きマックG。

3人のエンジェル,ナタリー(キャメロン・ディアス),ディラン(ドリュー・バリモア),アレックス(ルーシー・リュー)は,テロリスト集団によってモンゴルとシベリアの国境に監禁されていた法執行局の長官レイ・カーター(ロバート・パトリック)を救出。だが,テロリストたちの真の目的は証人保護プログラムを受けた人物たちの名簿“H.A.L.O.”。カーターは,そのトップ・シークレットにアクセスするキーアイテムの指輪を奪われていたのだ。

もう1つの指輪を持っていた司法省国土保安局のベイリー長官(ブルース・ウィリス)も殺害され,FBI長官ロジャー・ウィクソン(ロバート・フォスター)から“H.A.L.O.”奪還の依頼を受けたエンジェルたち。手がかりから辿り着いた次の標的となる少年マックス(シャイア・ラブーフ)を助けることには成功したが,彼を狙った犯人は,例の痩せ男(クリスピン・グローヴァー)に始末される。そして,男が持っていた標的の顔写真の中には,何とディランの写真もあったのだった…。

今作のオープニングは,コロンビアガールのトーチからテロリストのアジトへと繋がる。題名通りこのオープニングからアクセル全開の“フルスロットル”。アクション,ダンス,コスプレ,お色気,お笑いと,すべてが前作をはるかに凌ぐ娯楽作品だ。

マックス役のシャイア・ラブーフは当時17歳。ベイリー長官役でカメオ出演のブルース・ウィリスの出番はオープニングから12分位のところ。1分間のシーンだし,いつもと雰囲気が違うので判りづらいかも。他に,シスター役でキャリー・フィッシャーが出てきたり,“伝説の元エンジェル”と言う割には初登場のマディソン・リー役でデミ・ムーア,正真正銘なTVシリーズの元エンジェル,ケリー・ギャレット(ジャクリーン・スミス),前作から引き続き不気味な味を出してくれるクリスピン・グローヴァーに,ディランの元恋人・オグレイディ役のジャスティン・セローなど,個性的な俳優が脇を固める。

さて,公開間近の新作『チャーリーズ・エンジェル』。スタッフ&キャストを一新した今回は,『トワイライト』シリーズのベラや『スノーホワイト』の白雪姫などで人気のクリステン・スチュワート,『アラジン』(2019年・ディズニー)のジャスミン役でブレイクしたナオミ・スコット,イギリスの新星エラ・バリンスカが新たなエンジェルたちを演じる。監督・脚本は,女優でもあるエリザベス・バンクス。17年ぶりの新生“エンジェル”の活躍に期待したい。


映画クタ評:★★★★


右矢印ブルース・ウィリス作品まとめ

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◆シリーズ一覧◆

チャーリーズ・エンジェル』(2000年)

チャーリーズ・エンジェル』(2020年)


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『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』
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