チャーリーズ・エンジェル | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Charlie's Angels
監督:マックG
キャスト:キャメロン・ディアス/ドリュー・バリモア/ルーシー・リュー
配給:コロンビア/SPE
公開:2000年11月
時間:98分




今月21日から公開となる17年ぶりの続編を前に,2夜連続でシリーズ前作を紹介。オリジナルは1976年から1981年にかけてアメリカのABCテレビで5シーズン108話が放映された1時間枠のテレビドラマ。日本でも放送され人気を誇ったらしいが,当時まだ幼かったのでオンタイムで見た記憶はない。ずいぶん後に再放送で数話を見て,独特のスピード感とライト感に面白さを感じた。

『チャーリーズ・エンジェル』とは“チャーリー・タウンゼント探偵事務所”の,美しく賢く強い3人の女性探偵のこと。大富豪の所長チャーリーはエンジェルたちと顔を合わせることはなく,常に電話で指示や連絡を取る。ボスレーという中年男性が仲介役としてエンジェルたちをバックアップし,様々な事件を解決していく。

今夜紹介するのはその映画版。TV版とはキャストが一新されている。変わらないのはチャーリーの声を担当するジョン・フォーサイスだけ。監督に抜てきされたのはマックG。監督デビューとなったこの作品で駆使された当時最先端のVFXとワイヤーアクションが話題を呼んだ。

“チャーリー・タウンゼント探偵事務所”に舞い込んだ依頼は,誘拐された通信ソフト会社“ノックステクノロジー”の創設者エリック・ノックス(サム・ロックウェル)の救出と,完成間近だった音声識別ソフトの奪回。音声識別ソフトは,悪用されれば世界中が大混乱となる。

“ノックステクノロジー”は過去に買収の話を受けていたがノックスはこれを拒否。その買収相手の通信衛星会社“レッドスター社”のオーナー,ロジャー・コーウィン(ティム・カリー)が事件に絡んでいるとみたボスレー(ビル・マーレイ)と,ナタリー・クック(キャメロン・ディアス),ディラン・サンダース(ドリュー・バリモア),アレックス・マンディ(ルーシー・リュー)のエンジェルたちは,変装や色仕掛けを巧みに使いコーウィンに接近し,情報を収集するのだったが…。

コロンビアレディから飛行機の側面へとシフトしていくオープニングに始まり,3人のエンジェルたちの美しさと強さとド派手なアクションから目が離せなくなる100分間。ゴージャス笑顔とコスプレ三昧は,ただの“お色気路線”でもなく,そうキタか!? と思わせる展開と爽快感へと誘ってくれる。

探偵事務所のデスクにあるスピーカーは,TVシリーズと同じもの,オープニングやアイキャッチで使われていた曲もTVシリーズと同じで,往年のファンにはたまらないのでは?


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』(2003年)

チャーリーズ・エンジェル』(2020年)


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『チャーリーズ・エンジェル』
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