マイティ・ソー/ダーク・ワールド | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Thor: The Dark World
監督:アラン・テイラー
キャスト:クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/トム・ヒドルストン
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開:2014年2月
時間:112分




前作の人気を受けて3年後に公開された続編。時系列としては『アイアンマン3』と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年・ディズニー)の間の作品となる。

アベンジャーズ』の終盤で,ロキ(トム・ヒドルストン)を捕らえキューブとともにアスガルドに戻ったソー(クリス・ヘムズワース)。ロキは地下牢に幽閉される。ソーは惑星直列によって混乱に陥った9つの世界の戦争や略奪を止めていた。

その頃ジェーン(ナタリー・ポートマン)とダーシー(カット・デニングス)と,ダーシーの助手イアン(ジョナサン・ハワード)は,エリック(ステラン・スカルスガルド)が研究をしているロンドンに来ていた。そこで原因不明の重力異常が発生。調査に向かったジェーンの身体に,全宇宙を闇に変える恐るべき力“エーテル”が取り込まれてしまう。ヘイムダル(イドリス・エルバ)から,愛するジェーンの異変を聞いたソーは,再び地球を訪れると,彼女を神の国アスガルドへと連れて来る。

封印から目覚めた闇の王マキレス(クリストファー・エクルストン)は,エーテルを吸収したジェーンがアスガルドにいる事を知り,ソーの故郷と愛する家族が窮地に陥る結果に。いよいよ世界が再び闇に閉ざされようとしていた。絶望的な状況に追い込まれたソーは,ついに最後の手段に打って出る。それは,幽閉されている血のつながりのない弟にしてアベンジャーズ最強の宿敵ロキと手を組むという,あまりにも危険な賭けだった…。

とにかく名優揃いのこのシリーズ。そのシーンに映るだけで存在感のある俳優たちが,真っ直ぐなソーを上手く引き立ててゆく。そんな名優たちに存在感とキャラで引けをとらないのがロキ。“頭脳派ひねくれヒール”がこの作品では「あれ? いい人になっちゃうの?」と心配させる。悪役じゃないロキなんて…と思っていると,最後の最後で「うん! これぞロキ!」と薄ら笑いに萌えさせる。

さて,11月3日から公開される第3弾『マイティ・ソー/バトルロイヤル』では,最強の武器“ムジョルニア”をもたやすく砕くほど圧倒的なパワーを持つ敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が登場。『アベンジャーズ』のハルクの出演や,ロキとオーディンの続投も発表されている。


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

マイティ・ソー』(2011年)

マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017年)

ソー/ラブ&サンダー』(2022年)