アベンジャーズ | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Marvel's The Avengers
監督:ジョス・ウェドン
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/クリス・エヴァンス/マーク・ラファロ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開:2012年8月
時間:143分




4年に渡り制作・公開されてきた『アイアンマン』,『インクレディブル・ハルク』(2008年・ユニバーサル),『アイアンマン2』,『マイティ・ソー』(2011年・パラマウント),『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』((2011年・パラマウント)の5作品は,この『アベンジャーズ』を成功させる布石となるメインキャラの紹介と,MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へのファンの誘導だった。そして,計算通りの大ヒットとなった作品。

国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)で研究中だった四次元キューブが地球の支配を目論む邪悪な神ロキ(トム・ヒドルストン)に奪われ,地球は史上最大の危機に直面する。長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は周囲の反対を押し切り,スーパー・パワーを持つヒーローを集めて最強チーム“アベンジャーズ”を結成することを決断。シールドのエージェントとなった魔性のスパイ,ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)らとともにヒーローたちの招集に乗り出す。

こうして,自ら開発したパワードスーツをまとったアイアンマンとして戦う,億万長者で天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr),70年間の眠りから覚めた伝説の戦士キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス),神の王の息子で神々の国アスガルドから追放されたソー(クリス・ヘムズワース),怒りにより巨人ハルクに変身する科学者ブルース・バナー(マーク・ラファロ),女スパイのブラック・ウィドウ,エリートエージェントで弓の達人ホークアイ(ジェレミー・レナー)の6人が顔をそろえる。それぞれの戦いで心に傷を負っていた彼らは,チームとして戦うことを拒むが…。

四次元キューブは『マイティ・ソー』のエンドクレジット後に登場した“テッセラクト”と同じもので,『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』にも登場していた。上手く話を繋いできただけに,ハルク役の交代が残念だったが,そんな違和感も,多少の説明不足も,全部ブッ飛ばすようなスピード感とVFX。なかなかまとまらない“アベンジャーズ”にやきもきさせて,後半でスッキリさせる構成の鉄板さと合わせて,“勢い”で見る者を満足させてしまうパワーのある1本。

また,本作以降,日本語吹替版では,ホークアイを宮迫博之,ブラック・ウィドウを米倉涼子,フューリー役を竹中直人が担当するようになった。


映画クタ評:★★★★★


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◆シリーズ一覧◆

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)

アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)