原題:Resident Evil: Apocalypse
監督:アレクサンダー・ウィット
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ/シエンナ・ギロリー/ジャレッド・ハリス
配給:スクリーン・ジェムズ/ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公開:2004年9月
時間:94分
前作の2年後に公開された続編。ゲームの世界観や設定の一部を取り入れただけのオリジナルストーリーだった前作とは違い,ゲームの主要人物を登場させるなど,ゲーム世界との融合が大きなテーマとなっている。サブタイトルの『アポカリプス』は「黙示録」の意味。
アンブレラ社の地下秘密研究所“ハイブ”でのバイオハザード発生から2日後,汚染は研究所内部で食い止められ,その真上にあるラクーンシティでは住民たちがいつもと変わらぬ日常を送っていた。しかし,ハイブで起きた事故調査のためアンブレラ社の社員が封鎖された地下入り口を開けると,内部から出てきたクリーチャーによって調査隊は襲われ,ウイルスによる汚染が街にまで蔓延。人々は次々と感染してアンデッドとなり,街は壊滅状態となった。
事件の隠蔽を図るアンブレラ社はラクーンシティを封鎖。街に取り残されたラクーン市警察の特殊部隊S.T.A.R.S.隊員ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)は同僚の警官や一般市民を連れ,教会に辿り着く。だが,そこにはリッカーたちが待ち構えていた。絶体絶命の窮地を迎えた時,オートバイに乗った女性が教会のステンドグラスを割って飛び込んでくる。女性は背負っていた散弾銃を手にすると,素早い身のこなしで瞬時にリッカー達を殲滅してみせた。女性の名はアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…ハイブから生還した唯一の人物だった。
その頃,街の外れに設けられたアンブレラ社の仮設テントには,T-ウィルスを開発した車椅子の博士チャールズ・アシュフォード(ジャレッド・ハリス)がノートパソコンを使って街のメインコンピュータの監視システムへ侵入し,一人娘アンジェラ(ソフィー・ヴァヴァサー)の姿を探していた。アンジェラは街から退避する際に交通事故に遭い,行方不明となっていたのだ。アリスやU.B.C.S.(アンブレラバイオハザード対策部隊)のカルロス・オリヴェイラ(オデッド・フェール)たちに,街からの脱出ルートを教える見返りとしてアンジェラを捜索してほしいと頼むチャールズ。しかし,アリスたちの背後には最強のバイオ・モンスター,ネメシスの影が迫っていた。さらに,アンブレラ社は核兵器による街全体の消滅までも実行に移そうとしていたのだ…。
前作のエンディングでハイブを脱出後,研究員に拘束され運ばれたラクーンシティ病院でT-ウィルスを投与され続けた結果,それを細胞レベルで取り込んで超人的な身体能力を得ているアリス。ダブル・ヒロインとさえ言えそうなシエンナ・ギロリーはゲームファンから「容姿を含め、ゲームから飛び出した本物のジル」と絶賛された。このジルと,後半に登場するアイザックス博士(イアン・グレン)は,このシリーズに度々登場することになる。
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◆シリーズ一覧◆
『バイオハザード』(2002年)
『バイオハザードIII』(2007年)
『バイオハザードIV/アフターライフ』(2010年)
『バイオハザードV/リトリビューション』(2012年)
『バイオハザード/ザ・ファイナル』(2016年)