ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Mission: Impossible – Rogue Nation
監督:クリストファー・マッカリー
キャスト:トム・クルーズ/ジェレミー・レナー/サイモン・ペッグ
配給:パラマウント映画
公開:2015年8月
時間:131分




【くた★むび】の再開は『ゴースト・プロトコル』から4年半ぶりにスクリーンに帰って来たイーサン・ハントから。福岡の地下鉄には,上のポスター画像で装飾したラッピング車両が走ってて,見かける度に「イーサンに会いに行かなきゃ!」って思わせてくれるPR大作戦。12月公開の予定を早めたのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『007 スペクター』との競合を避けるためだとか…。

IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)と彼のチームは,謎の組織“シンジケート”を追っていた。指令を受けるために訪れたIMFのロンドン支部で敵の罠にかかり囚われの身となったイーサンの窮地を救ったのは,謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)だった。その頃,CIA長官アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)の進言により,IMFは解体,イーサンは国際手配となる。6ヶ月後,CIAで働くベンジー(サイモン・ペッグ)のもとに届いたウィーンでのオペラのチケット。オーストリアで再会したイルサとともに“シンジケート”を壊滅するため史上最大の不可能ミッションに挑むイーサンたちだったが…。

タイトルの「ローグ・ネイション」とは,直訳すると「ならず者」「悪党の組織」といった意味。今回の敵となるソロモン・レーン(ショーン・ハリス)率いる“シンジケート”を指しているが,CIAから見るとIMFも「ローグ・ネイション」だという,よく練られた副題に感嘆する。

もちろん練られているのは本編も同様。ポスターや予告で目にしてきた地上1500mでの飛行機スタントのシーンが惜しげもなく上映早々に現れたかと思えば,シリーズ名物のバイクやカーチェイスシーン,そしてトム本人が実際に息を止めてスタントに臨んだ水中アクションと,次々に攻めてくるアクション。キャッチフレーズの「アクションがリアルなのはCGではなく本物だから」…うん! 納得。撮影当時52歳のトム・クルーズ。スゴいし,でもカンペキじゃないカッコ良さがたまらない。

脚本と監督は『ユージュアル・サスペクツ』(1996年・アスミック・エース)の脚本で注目され,『ツーリスト』(2011年・コロンビア),『ジャックと天空の巨人』(2013年・ワーナー),『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年・20世紀フォックス),『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本に参加してきたクリストファー・マッカリー。

M:i:III』から3連続出演となるベンジー(サイモン・ペグ),前作に引き続き登場のブラント(ジェレミー・レナー),そして出番は少ないけどシリーズ1作目からレギュラーのルーサー(ヴィング・レイムス)たちイーサン班の個性も,『007』っぽさを漂わせるイルサの存在も,個人的には好きな演出で大満足の5つ星★


映画クタ評:★★★★★


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