原題：Mission: Impossible III
監督：J・J・エイブラムス
ｷｬｽﾄ：トム・クルーズ／フィリップ・シーモア・ホフマン／ミシェル・モナハン
配給：パラマウント映画／UIP
公開：2006年7月
時間：126分
自分が製作し注目されたスパイアクションTVドラマ『エイリアス』DVDボックスをトム・クルーズに進呈して売り込んだJ・J・エイブラムスの初映画監督作品。
イーサン・ハント（トム・クルーズ）は第一線から退き，教官としての仕事をしながら，本業を秘密にして婚約者のジュリア（ミシェル・モナハン）と幸せな生活を送っていた。そんな彼の元に，かつての教え子である女性エージェント，リンジー（ケリー・ラッセル）がIMFの長年の宿敵である武器商人デビアン（フィリップ・シーモア・ホフマン）捕獲作戦に失敗し，拉致されたという知らせが届く。迷いながらも救出作戦のためにベルリンへ飛んだイーサンたちだが…。
製作する上でエイブラムス監督が重要視したのは，TVシリーズ『スパイ大作戦』の特色の一つであった作品中の「チームワーク」だったという。確かに『ミッション:インポッシブル』はチームが崩壊するストーリーだったし，『M:I-2』はひたすら二枚目イーサン・ハントが目立ってたのと較べると，この作品ではルーサー（ヴィング・レイムス），ゼーン（マギー・Q），ベンジー（サイモン・ペッグ）とのチームワークが心地よい。
巧みなストーリー構成とバランスの良いアクションシーンが，個人的にはかなり好みな１本。
ｸﾀ評：★★★★☆
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