猫の扁平上皮癌【全容】~とらこの場合~ | とら婆 さび姐 新米なぎ

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永遠の21歳、ベテラン天使さま「とらこ」。
初めて一緒に暮らした元ベテラン野良「さび」が新米天使さまに…。

『とらこが大好き』
『とらこに恋してさびに恋して』
からリニューアルしました。
(2017/9)

ネコとらこ(ミックス・♀)
生年月日:1992年2月22日
扁平上皮癌の診断:2012年12月15日
没年月日:2013年4月5日未明 21歳

自宅で産まれる。20歳まで大きな病歴なし。
甲状腺機能亢進症(自宅での投薬治療 扁平上皮癌診断後、中断)
腎機能低下(深刻な症状ではないためフードで対応 扁平上皮癌診断後、中断)
口腔扁平上皮癌(右下顎 外側)

成猫時の体重:4~4.5kg
診断時の体重:3.1kg
死亡時の体重:1.8kg

メモはじめに
当初、同じ思いをしている扁平上皮癌の猫とその飼い主に向けて
少しでも情報の提供かできれば、と思い、始めたブログ。

次第に自分のために書くことが多くなってしまったので、
この病気の経過やケアについて、今までの記事を集約した。

自分は「病気を治す」選択をしなかった。
さらに、とらこという個体のケースなので、役に立たないことも多いかもしれない。

診断から4ヶ月弱。この時間が長いか短いかはわからないが、
自分にとってはかけがえのない時間だった。
全力で生きようとするとらこが、愛おしくてたまらなかった。
最期まで自力で食べ・・・残念ながら飲み込めていなかったが、
下顎の骨もしっかり残っていた。

どこまでケアができるか、猫への負担を考え判断し、出来る限りを尽くすしかない。

絶望感や不安におそわれ、いずれ訪れる別れを思い悲嘆に暮れる・・・
できるだけ早くその感情を振り払い、愛する猫と幸せな時間を過ごして欲しい。

メモ【状態・治療】(リンク:詳細は別ページ)
老齢、すでに転移している可能性などを考え、摘出手術、放射線治療は行わず、症状を抑え進行を遅らせる処置(ターミナルケア)を選択。
『一日でも長く』 よりも 『とらこに負担がかからない』 ことを最優先。
とらこがお世話になった主治医についても、自分なりに書いてみた。

メモ【食事】(リンク:詳細は別ページ)
患部が口の中にあるため、食事は大きな課題。
とらこの場合は下顎外側だったが、内側、上顎だとまた事情が違うかもしれない。


メモ過去記事
【診断から2ヶ月半 一気読み】
【診断から3ヶ月 一気読み】

※加筆、修正をすることがあります