こういうご相談を時々頂きます。
生きるのにも何か大義名分がほしいと願うのは
きっと多くの人の感覚なのだろうと思います。
さて、こういう時に見るものは大体
出生前の日蝕や月蝕だと言われます。
(先行日蝕、先行月蝕と言われるやつです)
しかしこれは日蝕や月蝕なので
大体ドラゴンヘッドやテイルの近くになりますから
あまり面白味はないんですね。
もちろん違う人もいるのでそれは各々見ていただければと思いますが
私はやっぱりこういうことこそハーモニクスを見るべきだ、と思っています。
ワタクシの例で恐縮ですが、
HN5で見た時に矛盾点があります。
一つには木星×MC。
もう一つは冥王星×MC。
ハマればデカいが、そうならなければ一生地味。
という星と、基本的に物事が簡単に進む
という星とを持っているんですね。
この「ハマる」というのはあくまでも自分がそのことに対して
という話なので、
いくら簡単に人から「いいじゃん」って言われたとしても
自分が「はて…」という感じであれば
それは大成せずに終わるということ。
全くの大器晩成だとは言わないが、
その可能性も多分にある、ということです。
ほかにも
水星×アセンダント
海王星×アセンダント
のTスクエアもあるのですが
これも矛盾です。
人とおしゃべりしたい
という星と
言語化が苦手
という星が混在しているということです。
私は確かに言語化というかおしゃべりが得意な方ではないので
(よう喋るけどな！
)
それをカバーするために本をたくさん読んでいるんだろうと思います。
この世にあるものを言葉で表現する手段をたくさん持っておくというか。
これが結局のところ、講座をやる時に役に立っているかもしれません。
もちろん鑑定もそうですね。
ただ、良い面もあります。
よくお客様に鑑定の中で「例えば…」
と言って小さいたとえ話をするのですが
それが結構「まさに！」らしいのです。
これはネイタルの海王星が1ハウスにあるというだけでなく、
こうしたHN5の動きによるものだろうと思います。
私からすると全然、たまたま口をついて出ただけ、
ということが多いので。
そしてHN5にしても何にしてもそうですが、
「何をしに生まれてきたか？」
という答えは案外、シンプルなものです。
お役目があって…
なんて人はほとんどいません。
そういう人はやはり要職に就いていることが多いのです。
でも、喜びを得ることが自分の生きる目的なのだとしたら
その喜びをよりたくさん感じるために
ネガティブなことを土台にしているのかもしれません。
または、成功したいと考えているなら
成功していない段階を踏まないと
何が「成功」なのかはっきりしません。
純粋に「何をしに」というのは難しいですが
きっとみんな、難しく考えすぎなんだろうなぁと思ったりします。
自分のこと、将来のことを知りたいなら…
良き日、自分の出生時間を知りたいなら… 
鑑定力を磨いてたくさんのお客様に来てほしいなら…