【今治～尾道 しまなみ紀行 目次】
●前編：今治出発！編
○中編：橋だらけ愛媛編
○後編：荒涼の広島編
○オマケ：しまなみ前日…松山紀行
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シルバーウィークは、しまなみ海道
に出かけました。
全80kmのしまなみ海道を自転車で走りきる計画
※しまなみ海道とは…
愛媛県今治市～広島県尾道市を
つなぐ道路。
大島・伯方島・大三島・生口島・
因島・向島など、瀬戸内海の
大小9つの島が橋で結ばれてます。
しまなみ海道にある
「瀬戸内海横断自転車道」は
延長80.4kmの自転車・二輪車・
歩行者用道路。
普段の移動手段はチャリンコのいっぴーさん。
海の上の橋をチャリで走れるなんてステキすぎる
と、前々からずっと目はハートマーク
だけど、まぁそれなりに
時間もかかるし体力も要るしで、
なかなか踏み切れないまま早数年。。
今回は、半分思いつきで
決めた部分もあるけど、
最近は自転車通勤とスポーツジムで
日々鍛えてきてるし…
行くなら今だわ！ということで決定！
日頃運動不足のM崎氏を引っ張り出し、
今回ようやく日の目を見ました
あ、思いつきとは言いつつ、
ちゃんと準備はしないとね。
長距離の自転車走行で
気を付けるべき点は以下。
服装
汗をかなり大量にかくはずなので、
乾きにくいコットン生地より、
速乾性のある化繊の服で
トップはユニクロのドライメッシュ。
下着は水着にしたので、
汗濡れも気持ち悪くないはず！
ボトムは、12分丈レギンスとキュロット、
足元もスニーカーで動きやすく
自転車の振動
長時間自転車に乗っていると、
サドルやハンドルからの振動で
お尻や手首まわりが痛くなると聞いたので、
スポーツ用品店で、サイクリスト用パンツを購入。
股間の大事な部分から、
お尻全体にかけて守ってくれる
低反発パッドが入ってます。
これでだいぶ楽ちん
手も専用グローブがあると理想的だけど、
私は余裕がなかったので、
簡易的な対策として、
日焼け止めグローブを折りたたみ、
手のひらから手首周りに装着してました。
紫外線予防
上は長袖パーカ、下もレギンスで肌を隠し、
顔やけ防止にキャスケットもかぶって。
さらに、日焼け止めクリームもたっぷり塗り、
事あるごとに、こまめに塗りなおし
見逃しがちな首元には、
タオルを巻いておいて、
流れてくる汗＆日焼け対策に
熱中症・脱水症状
何といっても一番コワイのが、
体調不良でぶっ倒れることね
帽子は日焼け対策だけでなく、
熱中症予防としても必須！
また、水分補給も大事なので、
500mlペットボトルは1人2本
ノドが乾ききる前にこまめにゴクゴク。
しんどいと思ったら、日陰で即休憩
ヨシ！
これで、長距離サイクリングも快適ね
前の日に今治へ入って、
ビジネスホテルに宿泊
セミダブルベッド1つの
せま～いお部屋に2人
…ホントはちゃんとしたホテルで、
ベッドも1人1つずつのお部屋に
泊まりたかったんだけどね。
なにぶん9月に入ってから
突然決めましたもので…
どこもいっぱいでした。
さすがシルバーウィーク
朝7時過ぎ。
今治駅から波止浜駅へ移動し、
そこからさらに歩くこと30分。
レンタサイクルのターミナル
「サンライズ糸山
」に到着です。
営業開始時間は8時からで、
事前に予約さえしておけば
何時に借りに行ってもイイみたいだけど、
シルバーウィーク中は予約不可！
なので、何が起こるかわからないし、
早めに借りに行きます。
（行ったらもう自転車がなかった、
だなんて、悲しすぎるもん）
で、サンライズ糸山には、
8時前に着いたんですけどね。
ぎょ！
やはりすでに列が！
みなさん、どうか
イイ自転車残しといてね。
島散策の皆は
ママチャリでお願い～
走破が目的の我々は
ママチャリだけは避けたい
無事レンタル完了！
何とかママチャリは回避。
M崎氏はクロスバイク、
私はマウンテンバイク。
乗る練習を少しして、
出発よ
しまなみ海道のコース高低表はコチラ
。
…高低差、結構激しいし
橋に入っていくまでの道が
全部上り坂になってますよ。。
サンライズ糸山を出てすぐに橋なので、
走り出しからいきなり上り坂なのね…。
がんばります
そうそう、
橋を渡るには
通行料が必要。
とはいえ、
料金所は無人…。
ゆえに、おつりなし。
小銭の準備は
ぬかりなく
来島海峡大橋（クルシマカイキョウオオハシ）
四国側から出発して最初の橋。
今治から馬島を経て大島へとつながっている
3つの橋の総称です。
橋が連なってて、めっちゃステキな景色
四国と大島の間の
来島海峡は、
潮の流れがめちゃ速い！
鳴門海峡・関門海峡と
並ぶ、日本三大急潮の
1つなんだそうです。
大島に上陸。
着いてすぐに、道の駅
「よしうみいきいき館
」があります。
しかし、立ち寄ってはみたものの、
まだ走り出して間もないので、
休むほどでもなかった。。
水分補給だけして、またすぐに走り出します。
大島は、上りが多くてしんどかった…。
島やけど山。超田舎でした。
まぁ、マウンテンバイクなので、
体力的にはまだ楽だったけど。
坂道を進んでいると、
反対方向から下ってきた
サイクリスト集団に声をかけられた。
かなり乗り慣れてる感じの風貌で、
余裕ぶっこいていた。くっそー。。
それだけでも悔しいのに、
めちゃんこ必死な感じの私の様相を見てか、
「まだまだ上り坂やでｗ」
「がーんばれｗ」
と、笑いながら声をかけてきた
（若干見下したように…）
むっか～！
ナメんなよ～
確かに、、
服装は普段着みたいな格好やし
単なるお遊び程度にしか
思われてないのかもしれんが…。
いや、
ワシは本気やぞ
むきーっ
ウサギとカメの物語で言うたら、
おまえらはウサギで
こっちはカメなんじゃ！
サイクリストになんぞ負けへんねんから！
ワシはチャリラーじゃ！
（"チャリラー"って呼び名、いかにも頭悪そうやなぁ…）
こうして、初っ端から
血気盛んに大島の真ん中を
ひたすら進んでいった
しかし、自転車こぐのに夢中になりすぎて、
というか、特に面白いもんがなくて
大島は全く写真ナシ。
塩で有名な、伯方島へと続く！
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