2013年のホットケーキ☆純喫茶りみっくすは元珈琲館先生無くして語れない。
元珈琲館という同じくくりで力強い焼色という純喫茶にぃ好みの共通点を有し、
一方で各々微妙な違いも示してくれる、ネタとして素晴らしい先生方であった
しかし、亜流の先生に奔りすぎて原点を見失うことはあってはならない。
やはり現役珈琲館の先生を知ってこその元珈琲館先生である。
2013年は一度も現役珈琲館先生にご挨拶していないことに気付き、
珈琲館の原点とも言うべき国内1号店「珈琲館 専大前本店」へ。
さすがは本店、年末年始も休まず営業だ。
どっかの珈琲館にはまだデビューしてないらしいコチラの限定先生、
皆さん食べまくっているので気になるが、今回の目的を見失ってはならんよな。
珈琲館先生の原点に触れるにはやはり手焼きプレーン先生でなければならない。
プレーンを貫き通してきた元珈琲館先生方に失礼のない選択をしなければな。
ホットケーキ少々お時間かかりますが…?
むしろ時間たっぷりかけて本店の名を冠する珈琲館先生の貫禄ぶりを見せつけてほしい。
さすがコンガリとした焼色は元珈琲館先生たちに全くひけをとらない。
力みなぎる現役先生としての底力を見せつけてくれた。
フォークナイフが別添えになっているのが違いではあるな。
元珈琲館先生では未だお会いしたことがないが、現役は型を用いているのか。
珈琲館先生でこういう綺麗なキワというのも何だか新鮮さえ感じる。
焼色に違わず香ばしい甘さを備え、蜂蜜が不要なほど。
先日の花時計 先生には劣るが、似たようなふんわりしっとり感もあり、
これで400円というのはさすが珈琲館クオリティ、CPでは他の追随を許さない。
しかし同時に、純喫茶にぃの珈琲館先生へのイメージが崩壊した瞬間であった
珈琲館先生はガッチリ焼かれた力強い焼色こそ珈琲館カラーだと信じていたが、
今回の現役珈琲館先生はふんわりしっとりめで、遍く一般受けしそうなソフトな先生であった。
どうやら元珈琲館先生と現役珈琲館先生は既に別々の道を歩んでいるようだ。
もはや元と現役という区分すら意味のないものかもしれない。
珈琲館先生は今年もホットケーキ☆純喫茶りみっくすの要となってくれそうだ。
とりあえずは現役でありながら元寄りな先生を訪ねてみようか。
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ここで、2013年にお世話になった元珈琲館先生をコンガリ度別に整理してみた。
コンガリ度MAX ・・・ 何もここまで焼かなくてもいいんじゃね?
Big Tree Cafe
(本八幡)
コンガリ度高 ・・・ これぐらいはガッチリ焼いてほしいところ
コンガリ度控えめ ・・・ 元珈琲館先生にしてはやや控えめ
珈琲館 (中野・薬師あいロード商店街)
こうして並べてみると、やはり現役珈琲館先生との共通点はほとんど無いと言ってよい。
しかしどちらが良い悪いというわけではない。
元珈琲館先生には昔ながらのスタイルで焼き続けてもらいたいし、
現役珈琲館先生は期間限定先生などでその時々の旬な先生を提供していただきたい。