こんにちは。
HOOP DREAMS(フープドリームズ)の高比良です。
第一、第三土曜日恒例の、
北口良平コーチのコラムです。
今回と次回は、心技体コーチングではなく、
6月に訪問してきた沖縄県コザ中学校の訪問記です。
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国体のコーチをしている頃から、
ずっと気になっていたことが2つあった。
HOOP DREAMS(フープドリームズ)の高比良です。
第一、第三土曜日恒例の、
北口良平コーチのコラムです。
今回と次回は、心技体コーチングではなく、
6月に訪問してきた沖縄県コザ中学校の訪問記です。
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国体のコーチをしている頃から、
ずっと気になっていたことが2つあった。
一つ目、
「なぜ、沖縄の選手は、
ボールハンドリングやボディバランスが素晴らしいのか」
「なぜ、沖縄の選手は、
ボールハンドリングやボディバランスが素晴らしいのか」
二つ目、
「沖縄の優秀な選手の多くが、
強豪高校でも1年生からスタートで活躍できるのか」
「沖縄の優秀な選手の多くが、
強豪高校でも1年生からスタートで活躍できるのか」
その答えを知りたくて、福岡の強豪高校の監督にご紹介いただいて、沖縄のコザ中学校の練習と試合を見学させていただくことにした。
まずは、コザ中の朝練を見学に行った。
度肝を抜かれた。
50cmくらいの高さのバーを、
四つん這いでスパイダーマンのように
くぐり抜けていく子供達がいた。
50cmくらいの高さのバーを、
四つん這いでスパイダーマンのように
くぐり抜けていく子供達がいた。
学校周りの掃除を終えた子供たちが体育館に来て、
最初に始めるトレーニングである。
次に、女子中学生が、手だけで綱上りを始める。
その横で男子が、2人組で、背中向きや横向きで
向かい合いボディコンタクトしながら動いていく。
その次のシューティングは、確率が8割を軽く超える選手が多くいる。
30本打って、5~6本外れるくらいである。
外部コーチの松島さんから、最初に出た言葉も印象的だった。
「ケガをしない、しなやかで、力強い身体つくり」
が、一番大切だよと。
言葉と練習内容が、あまりにマッチしすぎていて、
ものすごい説得力があった。
そう聞いて、選手を見渡すと、
誰ひとりサポーターやテーピングなどしていない。
体で感じるのが一番なので、
実際に選手が行っているトレーニングを試してみた。
すごい。
体の可動域を広げ、実践的に使える体の動きができる。
それに、自分の体重でパワーアップも図ることができる。
一石三鳥くらいの素晴らしい時短メニューだ。
さらに、ドリブルも、ディフェンスも、ボディコンタクトの練習も、
同時に鍛えられる練習メニューが続く。
普通は、実践的な練習になると、
教えるポイントがボヤけてしまうことがあるが、
ポイントの絞り込みがはっきりしているので、
選手もわかりやすいことだろう。
尚且つ、達成感が得られるような工夫が
随所に散りばめられている。
身体のトレーニングも、バスケットの技術トレーニングも、
「動きの連動性を重視している」ということがよくわかった。
要は、体の動きがスムーズなのである。
松島コーチが、シェフなら、
抜群の料理を作ってくれるだろうなと思った。
抜群の料理を作ってくれるだろうなと思った。
(その夜、松島さんが作ってくださったシーフードピラフの味が美味しすぎたので、一流には一流である理由があると、さらに実感した)
その後、大阪に帰って見た大きな大会
は、中学生の全中予選の決勝リーグであった。
(松島さんが経営される焼肉屋さん、
但し焼肉はでてこない笑)
その後、大阪に帰って見た大きな大会
は、中学生の全中予選の決勝リーグであった。
・ケガを押して、プレーしている選手が見られたのが悲しかった。
・ジャンプの仕方やボディコンタクトは、こんなに教えられていないのかと思った。
・足腰の強さやしなやかさが、コザ中の子どもたち並みの選手も数名いた。
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今回は、ここまで。
次回の、
「ハーフコートオフェンスの練習は頭の体操だ」
をお楽しみに。
でも、コザ中の子どもは、全員、足腰の強さやしなやかさを持っている。
目先の勝敗にとらわれすぎず、私たちが目指すべきものがはっきりと見えてきた。
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今回は、ここまで。
次回の、
「ハーフコートオフェンスの練習は頭の体操だ」
をお楽しみに。