クローバー完成見学会のご案内クローバー

 今回の見学会はリノベーション(大規模リフォーム)を行ったお宅です。リフォームをお考えの方だけでなく、新築をお考えの方、中古物件を購入してリノベーションをお考えの方にもご参考になる物件です。もちろん、建築の計画はないけれど「インテリアの参考にしたい」、「建物を見るのが好き」という方ももちろん大歓迎です。お施主様のご好意で2日間限定で開催させて頂きますので、ぜひこの機会に見学に訪れて頂ければ幸いです。

外観正面 外観玄関側


 黒塗り外壁と漆喰白壁を思わせるスタイリッシュな外観が特徴の家です。外壁には高耐久のガルバニウム鋼板を使用しました。吹抜があるLDKは開放感があり、無垢材を使った木の温もりを感じる雰囲気の空間です。水廻りと寝室、リビングがコンパクトに配置され、生活動線の良い間取になっています。シュークロークを始めとする収納スペースも充実しています。


  開催日:11月28日(土)、29日(日)10:00 ~ 17:00
  開催場所:黒部市阿弥陀堂(東布施自動車整備工場が目印です)https://goo.gl/maps/syrW6
  パンフレット:見学会案内パンフレット

《特徴》
外壁:スタイリッシュな白黒ツートンカラー外壁(ガルバニウム鋼板)
サッシ:断熱性の高い遮熱断熱複合サッシを使用
玄関:改築し、新たにシュークロークを設置
LDK:無垢材を使用。対面キッチン、ダイニングスペースの吹抜で開放的な空間を実現
家族用玄関:駐車場からも近く、車からの荷物の出し入れに便利
浴室:保温効果の高い断熱浴槽を設置
家事室:洗濯室と兼用で室内に洗濯物を干すスペースを確保
トイレ:寝室の近くに設置。節水型トイレを採用
寝室:たっぷり入る収納を設置

《見どころ》
・スタイリッシュな外観(蔵や武家屋敷の様な白黒のメリハリの利いた色調)
・1階小屋裏を利用したダイニングスペースの吹抜
・靴やコートの他に、外回りで使用する道具を仕舞えるシュークローク
・無垢材を使用した木の温もりを感じる内装デザイン
・既存の家の土壁を利用した内壁
・便利な生活動線
他にも、まだまだ見どころがありますので、現地でご確認ください。




クローバー施行中の様子クローバー

施行中の様子をご案内します。

■玄関の改築
今回の施工では、お施主様のご要望により、外観上玄関として目立たなかった既存玄関を特徴がしっかり分かる玄関に改築しました。また、玄関内が方付けやすい様にたっぷり収納できるシュークロークを設置しました。玄関内部は格式のある格天井にしました。

シュークローク 玄関天井02


■既存の自然建材である土壁を利用
T様邸には今では貴重になった土壁が使われていました。土壁は昔から使用されてきた自然建材で、断熱効果、調湿効果に優れています。他にも遮音効果、防火効果があり現在の建材と比較しても素晴らしい性能があります。ところが近年では、施工に手間とコストが掛かるため、採用されなくなってきました。そんな貴重な土壁をそのまま活かし、内壁材として活用しました。

土壁01 土壁02


■木の温もりを感じる開放感のあるLDK
T様邸では、対面キッチンを採用し、ダイニングスペースには小屋裏を利用した吹抜を作りました。採光が十分とれ、天井高も高いので開放感のある空間になっています。天井には無垢材を使用し、木の温もりを感じる柔らかな雰囲気の空間になりました。

吹抜天窓 リビング


完成後のデザインや間取は、ぜひ現地でご確認頂ければ幸いです。


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   TEL : 0765-23-0809
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
   新着情報(まいぷれ):http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967
   facebook:https://www.facebook.com/肥塚建築-233675376792151/?ref=hl
   施工事例(とやま家づくりネット) : http://www.t-iezukuri.jp/detailmaker.php?maker_id=973
   新築・リフォームノウハウ(マイベストプロ):http://mbp-toyama.com/hizuka-kenchiku/
   修理・修繕:http://nttbj.itp.ne.jp/0765230809/index.html
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クローバー囲炉裏を囲んで団欒を楽しむ家クローバー


 8月に黒部市で完成した新築のH様邸にはリビングと和室(客間)の2カ所に囲炉裏があります。今回の家づくりにおいて、お施主様がずっと持たれていたご希望の一つが囲炉裏でした。

 最近は、オール電化によって火を出さない暖房・調理器具が選ばれる一方で、H様の様に囲炉裏や薪ストーブなど、直接、火の暖かさを感じる器具を求められる方も増えてきました。この背景には薪ストーブや囲炉裏が単なる暖房器具としてでは無く、それらにもっと異なった価値を感じているからではないでしょうか?



クローバーリビングの囲炉裏

黒部市のH様邸では大きな吹き抜けのあるリビングに囲炉裏テーブルを設置し、その周りには畳ベンチを配置しました。大きな太い梁から囲炉裏の自在鉤を吊るしています。梁は古民家の雰囲気に合う様に自然塗料が塗られています。

リビング囲炉裏




クローバー囲炉裏のある和室

黒部市のH様邸ではリビングの囲炉裏の他にも玄関近くの和室にも囲炉裏を設置しました。こちらは畳の間に囲炉裏を設置してあります。普段、使用しないときは写真の様に畳フタを被せておきます。内部は底にレンガを敷き、囲炉裏の壁面は大谷石で仕上げています。お施主様はご友人と囲炉裏を囲んでお酒を飲みたいと仰っていましたが、広い空間より、個室で囲炉裏を囲むのも落ち着いた雰囲気で会話できるのではと感じます。

和室囲炉裏




クローバー常に生活の中心にあった囲炉裏

今では、囲炉裏がある家を探す方が大変かも知れませんが、戦前までは囲炉裏はごく普通にどの家にもありました。囲炉裏がある居間には、常に家族がいて、食事をしたり、会話をしたりする空間でした。NHKの朝の連続ドラマ”マッサン”を見ていた方も多いと思いますが、マッサンがエリーと北海道に移り、ウィスキー造りを始めたとき、そこで出会った熊さん家族とのシーンでは囲炉裏を囲んだ場面が多く出てきました。


● NHKの朝ドラ”マッサン”での囲炉裏を囲んだ団欒シーン

マッサンの団欒シーン

この様に、囲炉裏は日本人にとって、単なる暖房や調理の場というだけでなく、コミュニケーションの場であると言えます。もちろん、火を囲むというのは日本人だけの文化では無く、海外でもたき火など火を囲む習慣はありますので、人間にとって火を囲むというのは、とっても大切なことなのかも知れませんね。




クローバー囲炉裏の役割

 囲炉裏はかつての日本の住居において、中心的な住宅設備でした。その役割も様々で、現在の住宅設備の役割を難役も果たしていました。現在では、その役割を他にとって変わられたものもありますが、囲炉裏の役割をご紹介します。

【暖房】
囲炉裏の大きな役割の一つですが、家の中心で部屋を暖める機能があります。燃料には炭や薪を用いることが多く、囲炉裏の近くでは炎からの放射熱で十分な暖をとることが出来る。

【調理】
金属製の台(五徳)の上に鍋を置いたり、天井から吊るした鉤で鍋を吊るし、煮炊きをしたり、囲炉裏の周りに魚などを串刺しして焼いたりと、囲炉裏を使って調理が行われていました。
 
【照明】
電気の無い時代では囲炉裏の炎による明かりが部屋の照明としての機能も備えていました。現在では照明としての価値は薄れましたが、ロウソクやランプの様に炎が揺らめく、柔らかな暖色系の光は、心を和ませてくれるかも知れません。

【乾燥】
囲炉裏の上に組まれた火棚の上に衣類や食料、生木などを置いて、乾燥させていました。

【火種】
現在ではマッチやライターなど火を得るのは簡単ですが、以前は火を得るための火種として囲炉裏の火を用いていました。囲炉裏以外にも調理のためのかまどやお風呂の薪を燃やすためにも火が必要でしたので、それらの火を得るために囲炉裏の火は便利だったのでしょう。

【家族が集まる場】
前述しましたが、囲炉裏は調理や暖房、照明にも用いられていたので、家族が集まって食事や団欒を楽しむ場となっていました。この役割は現在の囲炉裏の役割の大きなウエートを占めていると考えられます。

【家の耐久性の向上】
囲炉裏の熱によって室内の空気が暖められ乾燥するため、家の構造体である木材の含水率を下げ、腐食し辛くしています。また、薪に含まれる木タールが木材に付着することで、防虫性や防水性を高める効果があります。

【インテリア性】
現在の囲炉裏の役割として、暖房や調理と同様に大きな役割なのが、インテリア性だと思います。家づくりにおいて古民家デザインを望まれる方が増えていますが、囲炉裏もその中のアイテムの一つといえます。囲炉裏があることでノスタルジックな雰囲気になります。




クローバー古民家の囲炉裏

写真は山形県鶴岡市にある移築された古民家の囲炉裏です。板の間に囲炉裏が設けられています。囲炉裏の上には火棚があり、食料や薪などが乾燥させられていました。天井付近の梁はススで黒くなっています。

囲炉裏のある天井 
鶴岡の囲炉裏




クローバー囲炉裏の施工

囲炉裏の施工には囲炉裏テーブルを設置する場合と、和室や板の間など座敷に設置する二通りのパターンがあります。最近多いのは、囲炉裏テーブルを設置するパターンです。

●囲炉裏テーブルを設置するパターン
 囲炉裏テーブルと天井から吊るす自在鉤を用意すれば、どこにでも取り付けることができるので、施工は簡単です。黒部市のH様邸では梁を見せる吹抜構造になっていますので、梁に縄を巻いて自在鉤を取り付けていますが、普通の天井の場合は自在鉤を天井に取り付け、固定する必要があります。

●床に炉を設置するパターン
 天井に自在鉤を設置する他に、囲炉裏の炉を作る必要があります。炉を作るには床板を切り取って床下に炉を作ります。コンクリートブロックを積んだり、モルタル(コンクリート)で作ったりしますが、鉄製の炉を埋め込む方法もあります。H様邸では新築ということもあり、モルタルでベースを作り、底にレンガを敷き、炉の壁面は大谷石で仕上げました。既存の家に設置する場合、価格重視で施工を考えるなら、鉄製の炉を埋め込む方法もあります。施工も簡単なので設置費用を抑えることができます。


黒部市H様邸和室の施行中の囲炉裏の炉 と 完成した囲炉裏の間

囲炉裏の施工 和室囲炉裏



囲炉裏の設置というと、ちょっと大変かなってイメージがありますが、施工は比較的簡単です。お部屋をリフォームする際に設置しても良いですし、リフォームしない場合でも囲炉裏テーブルでしたら簡単に設置できます。囲炉裏のある生活を楽しむのも良いかも知れませんね。


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   富山県魚津市出1402
   TEL : 0765-23-0809
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
   まいぷれ:http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967
   とやま家づくりネット : http://www.t-iezukuri.jp/detailmaker.php?maker_id=973
   
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クローバー「古民家Styleの家」完成見学会のご案内クローバー


 黒塗腰壁と漆喰白壁の古民家スタイルの平屋で、天窓としての越屋根が特徴的な外観です。蕎麦打ちが得意なお施主様のご希望で、蕎麦打ち専用スペースを設置しました。天井の高いリビングには囲炉裏テーブルを囲んだ畳座で蕎麦と古民家の雰囲気を楽しめる空間になってます。

  開催日:8月1日(土)、2日(日)10:00 ~ 17:00
  開催場所:黒部市田家野(田家野公民館隣)https://goo.gl/maps/syrW6

《特徴》
全体:平屋、車庫
外観:漆喰白壁、黒塗腰板、越屋根(天窓)、数寄屋門
間取:囲炉裏部屋、書院造和室、吹抜LDK、蕎麦打ち部屋、
   ヒノキ板張浴室、小屋裏書斎、ウッドデッキ
設備:囲炉裏テーブル、薪ストーブ、床暖房、ヒノキ風呂、天窓、箱階段
内装:漆喰壁、無垢材、銘木

《チラシダウンロード》「古民家Styleの家」完成見学会案内チラシ(黒部市)
http://uozu.mypl.net/filedownload/?fd=bc1846ae8a1c43d21c884af63b964f8b

クローバー完成イメージ

完成後の外観イメージです。漆喰白壁と黒塗腰板が特徴的です。
外観イラスト

リビングの完成イメージです。薪ストーブの左隣には蕎麦打ち専用の部屋があります。
リビングイラスト


漆喰白壁の外観

外観裏側

外観表側

外壁は漆喰の白壁と黒塗板壁で覆ってあります。白と黒の色合いがとても美しいです。
外壁

リビング、寝室に隣接する濡れ縁スペース。屋根を大きくして、雨が掛からない様にしてあります。完成時にはウッドデッキを設置します。
縁側


内観

リビングにある大きな吹抜。採光と通風が十分に採れます。
リビング吹抜

天井に付けられた照明。
照明

浴室のヒノキ風呂。浴槽は塗装してありますので大変長持ちします。ヒノキ風呂工場では20年程前に設置したヒノキ浴槽がありましたが、とっても奇麗でした。以前のブログ参照。
ヒノキ風呂




スローライフを楽しむための、とっても特徴的な家です。
ぜひ、見学会にお越し下さい。

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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   TEL : 0765-23-0809
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クローバーリフォーム完成見学会のご案内クローバー

7月25日(土)・26日(日)にリフォーム完成見学会を開催します。
三世代が同居するために、殆ど使用していなかった二階和室を、息子さんご夫婦の
リビング、キッチン、各部屋などの居住スペースに大幅に改修しました。収納も
たっぷり設けました。見どころが沢山ありますので、ぜひ見学会でご覧下さい。

  開催日:7月25日(土)、26日(日)10:00 ~ 17:00
  開催場所:滑川市栗山(栗山公民館前)https://goo.gl/maps/tIyeg

《リフォーム概要》
構造・外観:構造体補強、断熱工事、サッシ交換、外壁張替、
      屋根付きバルコニー新設、階段交換、金属屋根箇所張替
二階:各和室をLDK、洋室、クローゼットに変更、キッチン・トイレ新設
一階:各和室、リビングの内装変更、収納新設
設備:IH、エコキュートに変更

《チラシダウンロード》リフォーム完成見学会案内チラシ(滑川市)
http://uozu.mypl.net/filedownload/?fd=0d9cfdbba4152aa28e6b761e99b1bcdd

クローバー完成イメージ

外壁張り替え後の外観イメージです。
外観

2階リビングの完成イメージです。右側の大きな窓からバルコニーに出れます。屋根付きのバルコニーですので、洗濯干にも重宝します。
2階LDK

1階リビングの完成イメージです。天井は無垢材を組み合わせたナチュラルな雰囲気に仕上がります。
1階リビング


クローバー外壁交換
約40年経つ外壁を張り替えました。1階を茶系色、2階を白系色にしました。

外壁交換(道路側)

外壁交換前(玄関側)  外壁交換後(玄関側)


外壁交換(バルコニー側)
外壁の交換と併せて屋根付きのバルコニーを新設しました。
外壁交換前(バルコニー側)  外壁交換後(バルコニー側)



クローバー内装リフォーム
和室だった部屋を改装し、広いリビングと各洋室にしました。改装時に梁と柱だけを残したスケルトン状態にして構造体の補強、断熱材の充填を行い、各部屋を造っていきます。


施工前
改装前の和室とスケルトン状態の空間
リフォーム前二階和室  スケルトン写真

内装の仕上げ
化粧板と腰壁の仕上げ作業
腰板  板貼り


内装の仕上げ
1階リビングの天井づくりと完成イメージ図
リビング天井  1階リビング


完成後の各部屋の雰囲気は、ぜひ現地でご確認ください。



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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、古民家再生の家
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   TEL : 0765-23-0809
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
   まいぷれ:http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967
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クローバー インドネシアにある”森の中のアジアンレストラン(カフェ)”

インドネシアのバンドン市の郊外にインドネシアの伝統的な建築物と自然が一体になった素敵なレストラン(カフェ)があるのでご紹介します。

インドネシアと言えば、圧倒的にバリ島が有名ですが、バンドン市という地名は聞き慣れないかも知れません。日本では、インドネシアのスカルノ初代大統領の呼びかけで開催されたバンドン会議(アジア・アフリカ会議)が歴史教科書に一文ほど登場するので、覚えている方もいるかも知れません。
先日、安倍首相がバンドン会議60周年記念首脳会議に出席され、演説されたことで記憶に新しいかと思います。先ずは、バンドン市について、簡単にご紹介をします。



クローバー インドネシアの”長野” バンドン市(Bandung City)

 バンドン市はインドネシア第三位の都市で西ジャワ州の州都です。人口は大阪市と同じくらいの約250万人。周囲を2,000m級の山々に囲まれ、標高も高いため熱帯にも関わらず、過ごし易い気候の街です。地形的には長野市や松本市に似ています。近くに火山もあるため、温泉リゾートも数カ所あります。

 また、繊維産業が盛んで多くの有名ブランドの衣料品工場があり、輸出に適さなかったB級品が市内にある多くのアウトレット店で、安価に販売されています。中には日本語の値札が付いたまま販売されているものもあります。笑 土日のなると首都ジャカルタから多くの人たちが避暑と買い物に訪れます。

 更にバンドン市は学園都市でもあり、インドネシアの名門大学:バンドン工科大学(ITB)をはじめ、たくさんの大学があります。ITBは東京大学、金沢大学などとも提携しています。ちなみに初代スカルノ大統領はITBの卒業生です。

 首都ジャカルタから高速道路で約2時間半、シンガポールからの直行便もあるので、交通のアクセスも良好です。日本人にとってバンドン市やその郊外は穴場的な観光地かも知れません。


写真:バンドン郊外から見た火山”タンクバン・プラウ”。この山の麓に”森の中のレストラン”があります。
バンドン市内



クローバー 道中にある”高原の植木屋さん”

 賑やかなバンドン市内を抜けて、曲がりくねった山道を車でドンドン登って行くと、道の両脇には幾重にも重なった棚田が現れます。日本では里山でも基盤整備された田んぼがありますが、インドネシアには、まだまだたくさん、こういった風景が残っています。
 バンドン市は標高700mくらいありますが、更に500m程標高が高いので棚田の奥にバンドン市内を一望できます。この景色を見るだけでも癒されます。道中は細い山道ですが、郊外のレンバン(Lembang)という街への幹線道路で、その奥にはチアトル(Ciater)という温泉リゾートもあるのためか、交通量が多く車やバイクが切れ間無く行き違います。
 途中、レンバンの手前に差し掛かると、両脇に植木や花を販売しているお店がたくさん立ち並んでいます。高原の涼しい気候のためか、植物の生育に良いのかも知れません。


レンバンに向かう幹線道路
それほど広い道では無いのですが、自動車、バス、トラック、バイクが行き交います。
レンバン02


道路の両側にある植木屋さん
道の両側に植木屋さんが立ち並んでいます。路肩にまで苗木が並べられています。HONDAの旗が見えますが、バイクの修理屋さんが至る所にあり、パンクなどのトラブルの際にはとっても便利です。インドネシアは自動車もバイクも圧倒的に日系メーカー多い国です。
レンバン01


竹で造られたビニールハウス
インドネシアの建築と竹はとっても密接な関係があります。日本でも建材として土壁の下地材などに使用されてきましたが、インドネシアでは簡易的な小屋などの場合、構造材としても用いています。
ビニールハウス


青々した植物
植物


日陰でくつろぐおじさん
おじさん



クローバー 森の中のアジアンレストラン ”カンプン・ダウン”
レンバンへの幹線道路から、脇道に入いると、大きな家が並んだ別荘地があります。そこを越えると、”カンプン・ダウン”というレストランの入口です。インドネシア語で”カンプン”とは”村・田舎”、”ダウン”とは”葉っぱ”を意味します。その名の通り、森の木々の葉っぱに囲まれ、木漏れ日の美しい場所です。
 カンプン・ダウンの魅力は自然の豊かさだけでなく、インドネシアの伝統的な建築で建物が建てられている点にもあります。日本の古民家と同じ様に、最近のインドネシアの一般住宅では伝統的な建物は見ることが殆どありません。竹、ヤシの葉など自然素材で造られた建物だから、自然とも調和が取れているのだと思います。

 
森の中のレストランへの入口
カンプン・ダウンの入口の門。入口の門をくぐると、お土産屋さんが並びます。
カンプンダウン入口

伝統的な建物のお土産屋さん
竹で組み立てられた建物の屋根にはヤシの葉が葺かれています。
お土産店

催しのステージ
ステージではインドネシアの伝統音楽や踊りなどが披露されています。
ステージ

ステージを待つ子ども達
子ども達

人形劇の人形
インドネシアでは人形劇が有名です。日本の浄瑠璃に似ていると思います。
人形

赤ちゃんとお母さん
訪問客は圧倒的に地元のインドネシア人が多く、大勢の家族連れが訪れています。
お母さんと赤ちゃん



クローバー フードコートスタイルのレストラン

 お土産店の並ぶカンプン・ダウンの入口付近から奥に行くと、多くの屋台が並んでします。お客さんは自分の食べたい物を各屋台で注文します。そして、自分たちのテーブルのある小さな小屋に移動します。屋台は地元インドネシアの料理の他にも中華や洋食、スィーツなどがあります。

インドネシア料理の屋台
お祭りの屋台の様な感じですが、インドネシアの伝統的な建物でできているので、南国の雰囲気も楽しめます。
屋台01

屋台で注文
屋台には地元インドネシア料理の他にも中華や洋食などもあります。各屋台で好きな料理を注文します。
屋台02

インドネシア料理
屋台03


屋台が立ち並ぶ通り
カンプン・ダウン04

竹細工で造られたランプシェード
ランプシェード

森の中の小道
カンプン・ダウン03


森の中にある小さな建物
カンプン・ダウンの奥に進んで行くと、小さな建物があちらこちらに点在しています。お客さんは、この小さな建物で食事をすることができます。大きさは4人くらいから大人数でも入れるものまで、様々なタイプがあります。
カンプン・ダウン01

南国雰囲気の建物
竹で出来た建物自体は、とってもシンプルです。南国ですので、壁の代わりにスダレで覆ってあるので、風通しも良く、視線も気になりません。白のレースが南国の雰囲気を醸し出しています。
小屋03

建物の中からの景色
近くにも同じ様な建物がいくつもあります。雨が降ると屋根に葺いている葉っぱを伝って、雨が滴り落ちるのが、とっても風流です。
小屋06

竹で編まれた天井とランプシェード
小屋04

ウエイトレス
先ほどの屋台で注文した料理を運んで来てくれます。
運ぶ人

料理01

料理03

料理02



クローバー アジアンレトロな雰囲気のレストラン

カンプン・ダウンには、フードコートタイプのレストランの他にも、アジアンレトロな雰囲気を楽しめるレストランもあります。フードコートタイプの方が個室感覚で食事ができるので、そちらを利用する人の方が多い様です。

レトロなバーの様な雰囲気の店内
レストラン01

レストラン02

レストラン03

ランプシェード

ポット

棚

インドネシア料理
料理

インドネシアの焼き鳥
インドネシア料理で定番のサテ・アヤムです。
サテ・アヤム

とうもろこし




クローバー 伝統的な建物と自然の風景

熱帯の国インドネシアでは、日本の建物とは建築の考え方は異なりますが、日本、海外問わず伝統的建築物は自然から得た素材を使っているため、自然の風景にも違和感無く溶け込みます。やっぱり伝統的な建物は、ノスタルジックで何となく癒されますよね。


↓バンドン市の場所はこちら


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、中古・古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   TEL:0765-24-5667
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
   まいぷれ:http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967
   
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クローバー 日本人にも身近になってきた『サウナ』
温浴施設に行くと、大浴場や露天風呂の他にサウナがあったりしてとっても
リラックスできます。最近では、一般家庭のユニットバスにもミストサウナ
が付けられる様になったりと、サウナが日本でも身近になってきました。


クローバー フィンランド発祥のサウナ
ところで、ご存知の方もいると思いますが、サウナはフィンランドが起源です。
その歴史はとっても古く、2000年以上も前になるそうです。元々は、食料保存
したり、スモークするための小屋が、サウナに使われる様になったそうです。
そして今では、フィンランドの一般家庭にサウナがあるのが当たり前で、戸建、
マンション、公共施設などなど、200万カ所に設置されているというのには
驚きです。


クローバー フィンランドの住居(マンション)
サウナが設置されたフィンランドのマンションをご紹介します。こちらは
フィンランドのロバニエミ市にあるマンションで、その一室をオーナーさん
がホテルとして貸し出しているものです。間取は1LDKタイプです。


リビング
リビングはシンプルでモダンな雰囲気です。
LDK02


ダイニング
ダイニングテーブルや食器棚、冷蔵庫などは、全部真っ白です。
LDK01


キッチン
シンクやコンロが一体になったシステムキッチンでは無く、コンロの部分が
分かれています。コンロは電熱線タイプのラジエントヒーターです。その
下にはオーブンが付いてます。シンク下にあるのは食洗機で、鍋なども入り
便利です。
キッチン


寝室
寝室もシンプルなのですが、照明のアクセントがとってもお洒落です。
寝室01


寝室
少しわかり辛いのですが、窓ガラスの裏にブラインドがあります。実は
ガラスが二重になっていて、その間にブラインドが入っています。
寝室02



窓を外から見ると、こんな感じです。特にこの地域は寒いので、断熱性能の
高い窓を使用しています。
窓


暖房器具
窓際のリビングと寝室にスチームヒーターがあります。その他には床暖房が
あり、部屋全体としては、とても温かいです。
暖房機01


バルコニー
バルコニーにはガラスがはめ込まれています。マンションだけでなく、
戸建住宅のバルコニーも同じタイプのものが多くあります。ガラスが
あっても、バルコニーにでると、凄く寒いです。
バルコニー


サニタリー
サニタリーは日本ではホテルの作りに近いのです。サウナがある点を除いては・・・。
写真の左側の扉がサウナの入口です。
シャワー


サウナ
サウナの中は木製の椅子が設置されています。こちらのタイプでは二~三人が
入れる広さです。
サウナ01


サウナ
写真の右下の機械がミストの発生装置です。電熱線で中の石を加熱させ、そこに
水を掛けると熱い蒸気が発生します。
サウナ02


サニタリー
トイレの上にあるのは温水タンクです。
トイレ


洗濯機
こちらの箱は洗濯機です。
洗濯機


フィンランドの住居で、日本と異なる点を上げると、サウナと断熱性能が大きいの
ではないかと思います。


ところで、折角ですので、このマンションのあるロバニエミ市を少しご紹介します。


クローバー サンタクロースの街 ロバニエミ市
ロバニエミ市は、フィンランド北部のラッピ県の県庁所在地で、丁度北極線の緯度に
あたります。ですので、冬至の日には太陽が地平線から上らなくなる北極圏の境界に
位置してます。そして、その北極線上にサンタクロース村があります。
それから、冬はマイナス20度以下になる、とっても寒い街です。


↓ロバニエミ市の場所はこちら



ロバニエミ市の風景
冬は当たり一面真っ白です。ロバニエミ駅に向かう通りです。
ロバニエミ03

市内を流れるケミ川畔の池(Kirkkolampi)
これでお昼の11:00頃、冬場は12:00近くに太陽がちょっと出て、すぐに沈んでしまいます。
市内にある池(Kirkkolampi)は写真の通り凍っていますので、その上を歩くことができました。
因にフィンランド語でkirkko(キルコ)は教会、lampi(ランピ)は池という意味です。池の
近くにはロバニエミ教会があります。
ロバニエミ01

市内中心部の時計塔
内陸のためか、とっても気温が下がります。この日はお昼の2時頃でマイナス25度です。汗
気温と時刻が交互に表示されています。因にi-phoneは低温過ぎると使えなくなるので注意です。
ロバニエミ02


サンタクロース村
ロバニエミ市の郊外にあるサンタクロース村。世界中から観光客がやってきます。
サンタクロースと写真を撮るのに長蛇の列です。あと、申し込むとクリスマスに
サンタクロースからハガキを送ってもらえます。
サンタクロース村


北極線が通るサンタクロース村
サンタクロース村は北極圏との境目の北極線が通ります。これより北側では冬至の
時期には太陽を見ることができません。同時に夏至のときは太陽が沈まない白夜
になります。
北極圏

サンタクロースと中国の国家主席
サンタクロース村では、サンタクロースと記念撮影をすることができるのですが、
世界中のいろんな有名人もこちらに訪れ記念撮影している様です。写真は現在の
中国国家主席です。
サンタクロース

サンタクロースといえば、やっぱりトナカイ!
サンタクロース村では、トナカイのソリにも乗ることができます。
トナカイ



最後は、余談でしたが、風土が変われば、住居に求められる性能や、必要とされる
住宅設備も変わってきますね。


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、中古・古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   TEL:0765-24-5667
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
   まいぷれ:http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967
   
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現在、施行中の家に「ひのき風呂」を設置する予定ですので、先日、飛騨高山にある

「ひのき風呂」の製作工場に打ち合せに行ってきました。当日は土曜日で本来お休み

にも関わらず、工場の社長さん自ら出迎えて、工場案内をしてくださいました。



クローバー 檜(ひのき)風呂製作工場
   かなり広大な敷地で約3,000坪もあるそうです・・・。

工場見学



クローバー 檜(ひのき)のユニットバス
   檜風呂のユニットバスです。お風呂はもちろん、壁、天井、床、全て檜です。

檜風呂ユニットバス03

檜風呂ユニットバス05

檜風呂ユニットバス04

設置後の檜風呂

檜風呂ユニットバス



クローバー 檜(ひのき)の浴槽
   檜で作成された浴槽です。檜風呂と言えば、こちらのイメージですが、オーダーメイド
   で腰掛けのあるものや、形状の異なるものも製作できるそうです。もちろん、追い炊き
   やジェットバス仕様にもできるそうです。

檜風呂01

檜風呂02



クローバー 檜(ひのき)で制作した椅子や洗面
   こちらの会社では40年以上も前から製材や民芸品を製作されており、檜風呂に
   取り掛かられたのが、今から20年程前だそうです。ですので、いろんなものを
   木で制作されています。

木製洗面器

お風呂の椅子

こんなものまで、製作されています。展示用に作成されたそうですが、かなり大きな
電話機で、受話器を持つとかなり重かったです。小さい方の電話は実際に使用できる
そうです。

大型木製電話

木製電話



クローバー 檜(ひのき)風呂の組立工程
   檜風呂を実際に組立てている行程も説明して頂きました。檜風呂は使用時に大きな
   水圧が掛かるため、しっかり固定するために特に注意を払うそうです。また温度に
   よってネジレや隙間が出ない様に、檜の板を何層にも重ねています。


工場内

檜風呂の説明02

固定している檜風呂



クローバー 檜(ひのき)風呂の塗装
   檜風呂は自然の木材ですので、数年すると色褪せて「灰色っぽく」変色して
   しまいます。そこで、この会社では表面を塗装することで変色を抑制させて
   います。そのため、檜の香りはしなくなるのですが、20年以上奇麗なままで
   使用できるそうです。
   
檜風呂の説明03

塗装後乾燥させる檜風呂



クローバー 20年間使用して取り壊した檜風呂
   工場の隅に、20年間使用して新品に交換したときの使用済みの浴槽が置かれて
   いました。部分的に汚れがあるものの、全体として奇麗に保たれた状態でした。

20年経った檜風呂の一部



クローバー 檜風呂のふた
   檜風呂のふたも檜で製作されています。持つと意外と軽いです。

檜風呂のふた



クローバー 工場から見た乗鞍岳
   工場の敷地内から乗鞍岳が見えます。

乗鞍岳

工場周辺



クローバー 社長さんのご自宅
   工場見学の後に、社長さんの家に設置して1年経つ檜風呂があるということで
   見せて頂きました。高山市内の伝統的な街並の通りからも程近い場所で、とても
   趣のあるご自宅でした。

社長さんの家

   職業柄、ついつい建物の意匠目が行ってしまいました。屋根下の庇もかなり
   凝った作りになってます。流石、飛騨の匠の仕事です。

庇の木組み

庇



クローバー 施工1年経った檜風呂
   お風呂を案内して頂くと建物の離れになっていて、庭を眺められる様に設置
   されていました。檜風呂というだけで癒されますが、庭を眺められるのは、
   とっても贅沢な作りです。流石は、檜風呂を作っていらっしゃるだけあって
   拘りが違います。

   設置後1年経ってますが、新しいままの状態です。

社長さんの家の檜風呂01


今回、工場や社長さんのご自宅を拝見させて頂き、改めて檜風呂って良いなって感じました。
黒部市のH様邸の完成がとっても楽しみです。


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、中古・古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく)

   TEL:0765-24-5667
   ホームページ:http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
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クローバー完成見学会のお知らせクローバー

11月30日(土)12月1日(日)に完成見学会を行います。

家造りをお考えの方はもちろん、インテリアに興味のある方、家を見るのが好きな方、ご興味のある方は大歓迎です。ぜひ、お立ち寄りください音譜



■基本データ

住所  : 魚津市舛田  現地地図

工期  : 約6ヶ月(2012年6月~2013年11月)


T様邸は外観はモダンなデザインでホワイトとブラックの

ツートンのシャープな印象です。

内装にはスギ、ヒノキ、ケヤキ、キリなど様々な天然木を

床・壁・天井に用いており、柔らかな雰囲気を与えると共に

木の香りや足の肌触りなど、とても癒されます。

玄関の吹き抜けからは大屋根の梁が存在感を示し、天井

から吊るされた和テイストの照明にも癒されます。

ご家族やご訪問者を癒してくれる住まいです。

■外観デザイン
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-外観
■LDKパース
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-LDKパース


■玄関パース
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-玄関パース

■1階平面図
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-1階平面図


■2階平面図
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-2階平面図


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   熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、中古・古民家再生の家
   肥塚建築(ひづかけんちく) 有限会社光建ホーム

   TEL:
0765-24-5667
   ホームページ:
http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml  

   まいぷれ:http://uozu.mypl.net/shop/00000334661/news?hid=110967  

   
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■ 世界の街を歩く vol.03 氷河が作り出す風景 クイーンズタウン(ニュージーランド)


 世界や日本各地には、その土地の自然や建築物、街並みが作る風景があります。そこには人の生活があり、映画のワンシーンの様に流れています。その土地に溶け込む建物・街並みはとても魅力的ですね。


 今回ご紹介するのはニュージーランド南島の観光都市クイーンズタウン。氷河によって作られた湖の畔に開けた街は景色がとてもきれいで、湖畔の斜面には多くの住宅や別荘が建ち並んでいます。街の景観も周囲の景色に溶け込んでいます。

 クイーンズタウンから、少し車で移動すると、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地にもなったグレノーキーがあります。



■クイーンズタウンから見た景色
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-クイーンズタウン01

■機内から見たサザンアルプス

 オークランドからクイーンズタウンへ向かう機内からはサザンアルプスの雄大な景色を眼下に楽しむことができます。NZの最高峰、マウントクック(アオラキ)3,754mも見ることができます。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-ササンアルプス

■山が迫るクイーンズタウン空港

 飛行機が着陸態勢に入ると、谷間に沿って下降していきます。すぐ近くに荒涼とした風景が見え始めると、間も無く滑走路に辿り着きます。空港周辺には険しい雪山が見えます。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-クイーンズタウン空港01

北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-クイーンズタウン空港02

■クイーンズタウンの街並み

 クイーンズタウンにはNZ内外から多くの観光客が訪れています。小さな街ですが、多くの人々が街中を歩いています。湖畔はすぐに山になっているため、斜面に多くの家が建っています。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-クイーンズタウン02

北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-クイーンズタウン03

■映画の撮影地:グレノーキー

 日本でもお馴染みの映画「ロード・オブ・ザ・リング」はNZ全土で撮影されました。クイーンズタウンに近いグレノーキーでは白の魔法使いサルマンの塔があった場所として撮影されています。NZの書店には「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影地に関する書籍も販売していました。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-グレノーキー

食料品店を営むT様。息子様ご夫婦が同居を決められ、二階を大幅に改装し新居にする工事を行いました。若奥様はご自宅で楽器演奏を教えられ、いつも習いに来る人たちの笑い声と楽器の音色が響いています。

■基本データ
住所  : 魚津市末広町
工期  : 約4ヶ月(2012年11月~2013年2月)

■今回の改装箇所
【二階居室】
・ キッチン、トイレ、洗面
・ リビング、寝室、ウォークインクローゼット
・ 階段設置工事
・ サッシ交換工事
・ 構造体補修工事
・ 断熱工事


■柔らかな日差しが差し込む2階リビング
T様邸は住宅が密集した市街地にありますが、2階のリビングには南からの温かい日差しが差し込み明るい室内になっています。写真手前はご夫婦の寝室でリビングと続けて広々と使用できます。また、写真右側にはウォークインクローゼットがあり、たっぷり収納することが出来ます。
リビング01


リビングには壁に固定された机があり、パソコンを置いてお仕事をしたり、インターネットを楽しむことができます。
リビング04


■機能的な対面キッチン
リビングの隣にはコンパクトな対面キッチンがあります。ご両親と食事時間が合わないときやちょっとした軽食などを調理するのに最適です。
キッチン02


キッチンの隣の廊下の奥には奥様が生徒さんに楽器を教える部屋になっています。プライベートで使用する空間と生徒さんが出入りする空間を廊下で完全に区切っています。
リビング02


■コンパクトな洗面室
バスルームはご両親と一緒に使用するため2階には設置していませんが、洗面台には鏡が大きなものを使用し、コンパクトでも機能的な洗面になっています。
洗面


■遊び心のあるトイレ空間
T様邸では2階に新たにトイレも設置しました。普段、音楽教室の生徒さんも使用されるため、ちょっと遊び心のある空のイメージの天井クロスを使用されました。空を見上げている様なリラックスした空間になりました。
トイレ


今回のT様邸のリフォームでは若いご夫婦の居住スペースを新設致しました。コンパクトで機能的なお住まいになりました。


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熟練職人が手作業で造る古民家風注文住宅、中古・古民家再生の家

   肥塚建築(ひづかけんちく) 有限会社光建ホーム

   TEL : 0765-24-5667   
   ホームページ : http://hizuka-kenchiku.com/index.shtml
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