私は「合ポ・合界・タール色素NG」というしばりを基本にコスメを選んでいます。
いわゆる「角質培養」と思っていただければと思います
ご注意いただきたいのは「角質培養」≠「合ポ・合界・タール色素NG」ということです。
私は「角質培養」というのは、角質をできるかぎりお肌にとどまらせることという解釈にしています。(ピーリングとは対極)
※「それがなぜ必要か」や「私なりの角質培養のとらえ方」は長くなりますので一番下に追加しておきます。ご興味のある方のみご覧ください。
ではでは、ここからは本題の炭酸ガスパックの話題へ~
モノグサちゃんさんの記事 をみて 私もお肌をぷりっとさせたいわ~なんて思っていたのですが
炭酸ガスパックを使用することで「角質をできるだけとどまらせる」ことの妨げにならないか心配でした。
気になるのは2点
「炭酸の力」と「パックの成分」
A.「炭酸の力」はお肌にどんな影響を与えるのか!?
炭酸パックの主な作用
●炭酸ガスが皮膚から吸収され血液循環を促進
●身体に酸素不足かしら?と勘違いさせることにより、酸素供給が盛んに。(二酸化炭素を追い出すために、血中の酸素運搬を活発化させることによる血流増加により身体が温まる)
●ヘモグロビンが運んでいる「酸素」を「二酸化炭素(Co2)」が切り離すことよって、細胞により多くの酸素を送ることになる
※通常だと「ヘモグロビン」と「酸素」の結びつきはとても強い!それを切り離してくれるのが「二酸化炭素(Co2)」です。これによりお顔に集中して「酸素」を与えることになります。
●酸素(O2)を送ることで細胞活性化につながる ←ここが重要!
細胞活性化で、生まれる効果
お肌のターンオーバー正常化によってメラニン色素の排泄がスムーズになり→シミ・くすみの予防に!
線維芽細胞に活力が生まれることで、コラーゲンやエラスチンなどの生産力UP→ハリや弾力UP!
さらに「炭酸ガス」による効果の一つに
筋肉の筋力が増強するという効果も確認されています! これにより、顔のリフトアップ!!ヤッター!(´∀`)
なるほど、肌本来の自然治癒力を高め細胞レベルで美しく整えてくれるのね。
どうやら「炭酸の力」は角質に無理な力を加えるわけではなさそう。
ではでは次の疑問
B.使用されている成分は・・?
有名どころ15種類くらい成分を調べたところ合界は入っていなくても合ポであるセルロースガムを含む商品が多いという印象でしたが
中には「合界・合ポ」なしのものもいくつかありました。
※もともとエステで使用されることが多い炭酸ジェルパック、さすが!タール色素が入っている物はほぼありませんでした
今回購入したのはこちら
クラリタ ナチュラル ジェルパック 価格2,000円 (税込 2,100 円) 送料込 1回分です(ノω・、)
購入した時は週変わりセールで1600円くらいだったのですが、しばらくするとこのお値段になってました。
スパチュラがパナップ食べるような木製でした・・・(´□`。)使い捨てですね。
パウダー ・乳糖
・アスコルビン酸
・デキストリン・バレイショデンプン
・クエン酸(★クエン酸はAHA(ピーリング)の一種)
ジェル ・水
・BG
・ペンチレングリコール
・カラギーナン
・炭酸水素Na
・グアーガム
・アルギン酸Na
・プラセンタエキス
・加水分解酵母エキス
・カンゾウ根エキス
・褐藻エキス
・フェノキシエタノール
上記にもかっこがきで入れてるのですが、クエン酸は細胞賦活作用があるので少しだけ警戒しています。クエン酸入りの化粧品たまに使ってますけどね(^▽^;)
※細胞賦活作用についての詳細は一番下へ
とりあえず「合ポ・合界なし」の炭酸ジェルパックもあるということで成分の問題もクリア
炭酸発生の効果以外に有効成分が含まれているものもたくさんあるけど
単純に炭酸のパワーだけでも充分効果があるということがとても大きな収穫でした
本題以外が長くなったので炭酸ジェルパック実際の使用レポはまたの機会へ~(笑)
実は調べるのに力つきてまだ使用していませんσ(^_^;)えへへ
これより下は角質培養についての個人的な考え方ですので興味のある方だけどうぞ~
1.角質をできるかぎりお肌にとどまらせること
それをなぜ重要だと考えるのか?
角質の下で育っている細胞は順番にあがってきて、正常な皮膚の細胞は、角層に到達すると「核」が消えるようプログラムされている。
角質になる(核がなくなり死んだ細胞になる)際に「天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質(セラミド等)」など天然のうるおい成分を放出します。
ここがお肌にとってかなり重要なとこ!
「天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質(セラミド等)」とはお肌の細胞のなかや細胞間の隙間をうめているクッション材のようなもの。
これが多いほど体内から放出される水分を保持したり、若い肌にみられるようなプリッとしたハリが生まれたりします。
NMFやセラミドが豊富であることによる利点は見た目での若々しさ、みずみずしさの演出だけではなく
お肌のバリア機能の性能を左右させます(紫外線や活性酸素などのダメージに強い=老化スピードを遅くする)
もうすぐ角質となる細胞が自分が死んで壁となる時に、壁の内側の将来の角質たちを正常に育て、守るためのクッションを置いて行ってくれるのです。
ただし、細胞が角質になる際に若すぎる細胞であればきちんと「NMFやセラミド」を放出してくれません。
無理に角質をはがす行為を繰り返し行うことによってまだ成長しきっていない若い細胞が次の角質になってしまいます。
それにより充分なクッションが無い→バリア機能が衰える→ますます角質になる細胞がそだたない。 という悪循環。
さらに未熟な細胞のまま角質になった場合、自然に剥がれおちにくくなり他の角質まで巻き込んでごそっととれてしまうというおまけつき
通常でも顔のターンオーバーは身体のそれより倍のスピードで行われているそう。
私のいう「角質をできるかぎりお肌にとどまらせること」とは
できる限り肌に負担をかけないで、一番外のバリアとなっている壁(角質)をぎりぎりまでお肌にとどまらせておくことで次の世代にむけてクッションを放出してくれるような細胞を育てよう!
というもの。
2.なぜ合成界面活性剤、合成ポリマーを排除するのか?
「合成界面活性剤」は長く皮膚にとどまり、細胞間脂質を溶かしながら皮膚の奥へ浸透していく=バリアを破壊するから
(ケミカルな美容液が効果が出やすいのは有効成分が合成界面活性剤により皮膚の奥までたどり着けるからなのです)
※「石鹸」などにも「合界」に負けないくらい強い「界面活性力」はありますが、水などにより濃度が落ちたり、酸にふれたりすると「合界」と違い簡単にその力が消えてなくなります。
「合成ポリマー」は自然な皮脂分泌の邪魔をしたり(皮脂を出し過ぎる作用があるようです)、密着力が強いためファンデ等に使用されている合成ポリマーを落とすときに結果的に一緒に角質はがしてしまう。
という点と
合成界面活性剤により浸食されたバリアの傷をその感触のよさでごまかす(合成ポリマーでつるつるにみせる)という悪循環の一端をになっているところでNG。
タール色素NGなわけ
経皮毒が怖いから&クレンジングをきちんとしなくてはいけない=強い洗浄力のある合成界面活性剤に頼らなければいけない。
3.細胞賦活作用とは?
正常な肌には必要のない「ターンオーバーを早める作用があるもの」
でも、ターンオーバーが正常に機能せず古くなって角質が溜まりすぎて悪影響を与えるような際には一時的に必要かもしれない。
代表的なもの:AHA(これはかなり強力)アロエベラ・プラセンタ・クエン酸・尿素・シルク(セリシンが含まれているもの)・ヒノキチオール・スクワレン (他にも山ほどあるようです)
これらは使い過ぎ注意くらいの感覚でいます。
「なるべく顔をこすらない」とか
「合ポ・合界・タール色素」を遠ざけるように、
無理に角質をはがすことにつながるようなことはしない。
簡単ではありますがそれが私なりの角質培養のとらえかたです。
もっとストイックに「(角質がはがれるから)洗顔をしない!」というつはものもいるようですが、
角質培養というものがどういうやり方なのかきっちりきまっているわけではなく、各人に合った方法や解釈があるようです。
人によりとらえ方は違うと思いますのでこちらでの記事だけで判断されずいろんな方の意見を参考になさってください
4.コスメでサポートを受けられない分サプリでサポート!
最後に少々。
「合ポ・合界NG」「顔をなるべくこすらない」を実践してから目立つ毛穴はほとんどなくなり、油脂の分泌量が絶妙になり、キメが整ったお肌になりました。
きゃっほ~い!(´∀`)
ただ、若いころパンパンだったほっぺたのやハリや艶は角質培養では戻ってきてはくれません。。。。
角質の奥まで有効成分を届けてくれる合界を使用しないため、ほぼ外からの(コスメからの)有効成分を届けるのは不可能になります。
逆を言えばバリア機能が高まったということなので喜ぶとこなのですが・・・
そろそろエイジングケアを考える年齢になってきた私は自分で潤いや・ハリを育てるサポートとしてプラセンタサプリを摂取しています。
外からのサポートが期待できないので身体の内側から補おう!
最近プラセンタに夢中なのはこういう理由からなのです。
先日お試しした馬プラセンタ、他のプラセンタが大量にあまっているのに本品購入してしまいました~♪
お値段と効果のバランスがとても良かったです
今のところ一番お気に入り~