ルリタテハ 柿汁を吸う | 私家版里山図鑑

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おもに、宮崎県南部平野部の里山に生息する生き物・・・昆虫・鳥などの図鑑を目指しています。

ルリタテハ 柿汁を吸う 鱗翅目タテハチョウ科

先々月10月に写していた写真から、「柿汁を吸う」チョウの話です。

この数ヶ月、柿汁を吸うチョウについては、コミスジウスイロコノマチョウウラギンシジミアカタテハと紹介してきましたが、それらに引き続き、今日はルリタテハです。

以前の記事「ルリタテハ 樹液を吸う」で、「樹液に集まるのと、熟した果実(柿など)に集まるのとは違うのか?」と当時思っていた疑問を書いていますが、今思うに、果汁を吸うチョウと樹液を吸うチョウの種は、かなりの部分でダブっているのではいかと、そんな気がします。

果汁や樹液を吸うチョウはタテハチョウ科のチョウが多いのですが、ウラギンシジミなどのようにシジミチョウ科のチョウもいて、タテハチョウ科だけとは言い切れません。
同じように、樹液を吸うチョウは果汁も吸うとは言い切れませんが、それでもダブっている部分が多いと思うのです。

じゃあ果汁、樹液のどの成分を吸いに来るのか、と言う疑問が出てきますが、これはもう今までの研究者の手によって解明されているような気がします。
どこかにそういうことが書かれたものがないかなあ・・・

私なりに妄想すれば・・・

樹液が出る部分を「樹液酒場」と呼ぶことがあるけど、樹液の中にアルコール分があるのかなあ・・・果汁も発酵してアルコール分を作りそうだし。。。

などと思ったり。。。
いろいろ妄想して楽しんでいます。

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撮影日 2013/10/13 撮影場所 宮崎県串間市

【これまでのルリタテハの記事もご覧下さい】
2009年12月27日「今年感激した里山の生物ベスト5 5位ルリタテハ」
2010年2月24日「ルリタテハ 2010年初撮り」
2010年3月1日「ルリタテハ 裏翅」
2011年2月26日「ルリタテハ 2011年初撮り」
2011年4月9日「ルリタテハ 吸蜜」
2011年9月4日「ルリタテハ 樹液を吸う」
2012年3月1日「ルリタテハ 2012年初見初撮り」
2013年1月1日「ルリタテハ スバル型」

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