腰痛予防、タイプ別のひとツボ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


寒いですね~。寒い日が続くと、からだ全体がかたまったようになってしまいますね。肩こり・腰痛も心配になってくるところ。このところ試験問題づくりとかで、パソコンの前にすわりっぱなしになってたせいか、腰の調子がちょっとまずい感じになっています。こまめに動かして、腰痛予防しなくっちゃ。


そこで、今日は腰痛予防のツボをお届け。腰痛のタイプ別に、それぞれご紹介しますね。2足歩行の宿命ともいわれる腰痛、大きく分けて2つあります。からだを前に倒しにくいタイプと、後ろへそらしにくいタイプ。前者を膀胱経タイプ、後者を胃経タイプといいます。


1 からだを前に倒しにくい 膀胱経タイプの腰痛に


春月の『ちょこっと健康術』-承筋


ふくらはぎをつくる腓腹筋の中央、ちょうど二股に分かれるポイントが青●承山(しょうざん)、その上のピンク●承筋(しょうきん)です。承山の斜め下、赤●飛陽(ひよう)といいます。このうちの一番反応が強いところ、押して痛いけど気持ちいいところを選びます。


承山は、ひざ裏の横線からくるぶしまでの間のちょうど半分くらいの位置。承筋は、さらにその半分くらいの位置になります。飛陽は、アキレス腱が始まるあたりになります。


2 後ろへそらしにくい 胃経タイプの腰痛に


春月の『ちょこっと健康術』-足三里


赤●足三里です。すでにみなさまよくご存じのツボですね。養生保健のツボ の万能ツボであり、お年寄りの転倒予防のツボ でもありました。からだを後ろへそらしにくいタイプの腰痛緩和・予防にもいいんです。


ツボに指を当てて、ゆっくりと息を吐きながら、1-2-3と数えつつ徐々に深く押していきましょう。指を離すときも、ゆっくりと息を吸いながら、1-2-3と数えつつ徐々に離してくださいね。ゴルフボールを当てて転がすのも、なかなか気持ちいいですよ。


うつ伏せ姿勢からの上体そらしや、仰向け姿勢でのひざ抱えなど、腰のストレッチもお忘れなく。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-ビオラ

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