こんばんは。原田綾子です。

昨日は、初体験!

ビジネス雑誌の取材を受けました。


朝、90分ほどインタビューを受けた後

(熱く語りましたよ~)

編集者さんも勇気づけ親子塾保護者会最終回にご参加♪

そして

「僕も子どもと八ヶ岳親子塾行きたいな・・・」

そんなふうに言って頂き嬉しかったです。


編集者さんを交えながら、皆さんと感動的な最終回となり

よい締めくくりとなりました。


来週初めには、雑誌掲載についての

詳細をお伝えできそうです。


今日も、小学校実践エピソードの続きを書きますね。



・・・・・・・・・・・・・



「いつまでも逃げてばかりいるな!


あんたたちも見つけなよ!


自分がナンバーワンになれるものを!」


というあるテレビドラマの主人公のセリフ

(学園モノドラマでの、高校教師役の香里奈ちゃんの熱いセリフ)

を聞いたとき、思い出したことがありました。


わたしがこどもたちに言ったのは、

確かこんなような言葉。



「どーせできないと諦めているんじゃないよ!

最初からやりもしないで、諦めてどうすんの!

やってみなきゃわかんないじゃん!!ヽ(`Д´)ノ」


大切なのは、諦めないで

最後までいっしょうけんめいやってみることでしょ!


やりもしないであきらめるなんて、

いちばんかっこ悪いんだよ!!」



荒れた学級の担任になって

すぐに全校大縄飛び大会があったんです。


大会まで、クラスごとに練習をしていくのですが・・・

どこかみんな冷めている。

マジメになんてやらない。

やっても跳べない友だちを、ののしったり、ケンカしたり。


うまくできないとすぐ諦める。

めんどくせー。どうせできない。


そんな言葉や態度に怒鳴ってしまったのです。



ふだんほとんど(感情丸出しに)怒らない私なので、

子どもたち目を丸くして、

一瞬子どもたちの動きが止まりました。


我ながら「自分コワ~~」と思いました。

(自分で言いながらビビる私。笑)



でも、子どもたち、わたしの話を聞いている。

すごく真剣な目をして。


怖いから静かなの?うん、もちろんそれもあるかも。

でも、子どもたち、誰からともなく

「やってみよう」と立ち上がったのです。


私が、上っ面で表面上に話しているのか、

それとも心の底から話しているのか、

子どもたちはちゃんと見ているんですね。


教師が自分のイライラを

ただ子ども達にぶつけているだけなのか

それとも心を込めて一生懸命伝えているのかを。



その日から、子どもたち変わっていきました。

とにかく私は、子どもたちへ勇気づけを徹底。

できなくても「どんまい!」体育の授業はもちろん、

休み時間も子どもたちと一緒に猛練習。


そのうち、私がいなくても

子どもたちだけで練習していました。


なにが一番感動したかって、

乱暴な男の子が、うまく跳べない女の子に

やさしく飛び方を教えていたこと・・・。


私は教室の窓から

校庭で練習する子どもたちを見ながら

ウルウル感動していました。


一番驚いたのは、保護者さんたちです。

「すごい!あんなに真剣な息子を初めて見ました!」

とびっくりするお母さんも。


クラスのみんなで一丸となって取り組むうちに、

子どもたちはどんどんと変化していきました。

授業にも熱心に取り組むようになっていったのです。



そして、大会当日、子どもたちがんばりました。


大縄飛びを連続何回跳べるか

クラス対抗で競うのですが、学年一位!

しかも、跳んだ回数は、上の学年を抜かしていました。


感動して泣きそうになっていた私。

お母さんたちもウルウルしていました。


満足そうな子どもたち。

すっかり自信をつけて・・・

終えた後、みんなキラキラの笑顔。


教室に戻って、いっぱいいっぱい勇気づけました。

「先生!諦めなくてよかったよ。」

そう言った子どもの笑顔が忘れられません。

(だってそれまで学年でいちばん跳べなかったクラス。

 諦めモード満載だったのですから。)



そして、不思議なことがありました。


A班、B班にわかれて、2回ずつ跳んだ合計回数を、

他のクラスと競うのですが、

(具体的な回数は忘れましたが)

A班が跳んだ回数とB班が跳んだ回数が一致したのです!


A班・・・1回目 + 2回目= ☆回

B班・・・1回目 + 2回目= ☆回


この☆の数字が同じ数だったのね^^

これにはみんなビックリでした~~!



とても素敵な思い出となっています・・・。


みんな無限の可能性がある。

やろうとする力、いっぱい持っている。


人は誰でも生まれながらに

「勇気」を持ってうまれてきた。


その「勇気」を使うか、使わないか

私たちはいつでも決めることができる。


アドラー心理学の自己決定論

大好きです!



そして、子どもたちの姿を見て、

わたしも勇気をもって

チャレンジしていこうと決めたのでした。


子どもに怒鳴ったのは、

自分に必要な言葉だったから・・・。

そう、いつでも子どもは

自分にとっていちばん大切で必要なことを教えてくれる。

我が師なのです。






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東京・埼玉 募集7月

9月以降、池袋、ふじみ野で開催を予定している講座はこちらから

  (日程は近日中にお知らせします)


募集は6/27~

■勇気づけ親子塾後期クラス(9月~2月) 埼玉ふじみ野


募集は6/20~

■勇気づけ親子塾八ヶ岳合宿 

2014年8月8~10日(金、土、日)

八千穂高原 ※どなたでも参加可(小学生親子20組)


■勇気づけ親子塾:夏休み単発講座 

宝石紫子ども向けお片付け教室(タイトル仮)

7月26日(土)10~12:00

東武東上線ふじみ野駅そば(池袋より急行で25分)

宝石紫親子でパステルアート教室

7月30日(水) 10~12:00

  〃


名古屋 募集は6/23~

■勇気づけ親子塾単発クラス 定員 親子20名程度

8/23(土) 午前 勇気づけの子育て講座(母親)

         &親子塾(小学生 国語教室)

         午後 勇気づけグループコンサル(母親)


大阪  募集7月

子どもの潜在能力を引き出すSHINE講座 全2日間

9月13日(土)10時~16時

9月14日(日)10時~15時


毎日がんばっているお母さんを応援したい!!

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