こんばんは。原田綾子です。

今日は、半年間一緒に学んできた

勇気づけ親子塾前期クラス課程最終日でした。


Mくんからプレゼントをもらった所から

わたしは涙腺が崩壊し(笑)

「先生、最後は笑って・・・」と言われたものの

最後まで涙、涙になってしまいました。


いや~~~ わたしも楽しかったし

なにより子どもたちがかわいすぎた!!!




子どもを見守るお母さんの温かい眼差しにもグっときます。

詳細は、また明日記事にします。


今日は、昨日の記事の続きを書きます。


>>実は、こんな私でした・・・

>>教師の夢をもう一度&子どもたちの絵。


臨時採用教員をしながら教員採用試験の勉強をし

本採用教員になるまでのこと、

なぜ教員を退職し、この仕事を始めたかなどについて

過去記事を整理しながら、

すこしずつ記事にまとめていきます。



・・・・・・・・・・・・



初めて教室のに行くと、ドアを入る前から

子どもたちの、

騒ぐ音、教室内を走りまわる音が聞こえ・・・


私が前に立っても騒いでいるまま。指示が通らない。


このクラスは、

いつからなぜこんな状態になっていったのか

(何故こうなったかは

 あとから保護者からいろいろ聞きました)


それはそれはすごい状態でした。


こんな状態の学級を

わたしがまとめられるのか。


病休になってしまった前担任は超ベテラン、

私はまだ経験も浅い・・・。


その学校に赴任して数日しか経っていないのに

「辞めたい・・・」

「わたしには無理だろう」

そんな思いがよぎりました。


でも考えを改めたんです。


私が辞めたらこの子たちの担任は一体何人になってしまうのだろう。

(この学級の担任は○人かわっているのです)

保護者だって安心して学校に子どもを預けたいのに

こんな状態のまま逃げようとするのはやめよう。


どんなことがあったって

子どもたちは本当は素直な心を持っているハズ!

今はとにかく出来る限りのことをやってみよう。

ここまですごい状態ならば、あとはよくなっていくだけだ。




ある日わたしは

思いっきり笑顔でこう言った。


「みんなぁ~~!

自分の一番星、知ってる?」


シラケた顔をしてヤジを飛ばして来る子がいる。

バカにしたように笑う子もいる。


でも私は見た。

いつもとはちょっと違う表情でこっちを見ている子を。

見逃さなかった。


そして、騒いでいる子に注目をせず

静かに座ってこっちを見ている子をほめた。


(この時は、わたしはアドラー心理学を知らなかったのですが

 試行錯誤しながら、どう関わると子どもたちがやる気を出すか

 研究していました)


そしてこう続けた。



「ねぇ、これからみんなに自分のよいところを
見つけてもらおうと思うんだけど。

みんな一人ひとりキラキラ光る星を持っているんだよ




「はぁ?そんなん ねぇ~よッ!!」


斜に構えた男の子。

完全に挑発している。

でもその手には乗らない。

挑戦して来ても私は闘わない。



私は 紙を配った。

【言葉のプレゼント】と書かれた紙を。


そこに自分のよさを書いてみよう、と。


すると

「書けないよ、私は成績も悪いし 足も遅いし・・・」

そう言う女の子。


そこで私はこう言った。



「じゃ、先生の自分の好きなところ書くから見ててドキドキ


後ろを振り返り黒板いっぱいに自分のよさを書いた。




ゴハンをいっぱい食べる。

歌が好き。

子どもが好き。

花に詳しい。

声が大きい。

字がデカい。

ワッハッハと気持ちよく笑う。

好き嫌いがあまりない。

元気。


・・・・・・



たくさんたくさん黒板いっぱいに書いた。

子どもたちは、いつの間にか全員席に座っていた。



子ども「そんなことでいいんですか?」


私「いいんだよ。あたりまえのようなことでいいの。

  見つけてみてね。」


それでもわからない、という子がいたので

わたしは一の側の前から席順に

子どもたちの「よさ」をどんどん言っていったのです。


「休み時間元気に遊んでいる」

「給食をたくさん食べる」

「算数が得意」

「字がきれい」

・・・・のように。



いつも見ているよ。

きみのよさ知っているよ。

わたしは、みんなの味方だよ。


そんなことが伝わったらいいな、と・・・。





このとき私は思ったんです。


あぁ、この子たちは大丈夫!


子どもたちの瞳を見ながらそう思ったんです。




「どぉ?2つ3つ 見つかったんじゃない?

まだ先生は君たちと出会って数日しか経ってない。

だから君たちのこと知りたいんだ。」



子どもたちは鉛筆を走らせ始めました。

気づくと全員が静まりかえって懸命に書いているんです。


私は 嬉しさと 

これからこの子たちと過ごしていけるワクワク感で

いっぱいになって嬉しくなったのでした。


~②に続く~



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募集は6/27~

■勇気づけ親子塾後期クラス(9月~2月) 埼玉ふじみ野

6月募集予定(募集時期決定次第ブログでお知らせします)


日程(予定) 2014年

9/6、 10/4, 11/1, 12/6, 1/10 ,2/7

月一回土曜日全6回 10:0~12:00

場所 東武東上線ふじみ野駅近く(池袋駅から急行で25分)

小学生親子20組



■勇気づけ親子塾八ヶ岳合宿 募集は6/20~

2014年8月8~10日(金、土、日)

2泊3日 八千穂高原

※どなたでも参加可(小学生親子20組)

(応募者多数の場合は抽選となります)


■勇気づけ親子塾:夏休み単発講座 

宝石紫子ども向けお片付け教室(タイトル仮)

7月26日(土)10~12:00

東武東上線ふじみ野駅そば(池袋より急行で25分)


宝石紫親子でパステルアート教室

7月30日(水) 10~12:00

  〃



名古屋 募集は6/23~

■勇気づけ親子塾単発クラス 定員 親子20名程度

8/23(土) 午前 勇気づけの子育て講座(母親)

         &親子塾(小学生 国語教室)

         午後 勇気づけグループコンサル(母親)


大阪  募集7月

子どもの潜在能力を引き出すSHINE講座 全2日間

9月13日(土)10時~16時

9月14日(日)10時~15時


東京・埼玉 募集7月

9月以降、池袋、ふじみ野で開催を予定している講座はこちらから

  (日程は近日中にお知らせします)




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