昨日のブログで少し触れた、動脈硬化についても、腸内フローラの関与が注目されてきています。
つまり、腸内フローラを改善することが、動脈硬化、それによる心筋梗塞などの循環器の病気の予防や治療になる可能性があると考えられています。
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腸内フローラと動脈硬化の関係を示す、ひとつの機序を簡単に紹介します。
卵・牛乳・レバー・牛肉などに含まれるフォスファチジルコリンという物質があります。
この物質は、腸内細菌により代謝されて、最終的にTMAOというものになります。
このTMAOが動脈硬化を悪化させ、心筋梗塞などの心血管疾患の発症を増加するそうです。
つまり、TMAOを産生するという機序を介して、腸内細菌は動脈硬化の増悪に関係するというわけです。
まだまだ、研究が進められている段階ですが、将来的には｢腸内フローラを改善することが、動脈硬化や心臓病の予防法｣ということになるかもしれませんね
今はまだ、そこまで言えるほどエビデンスが揃ってないですが、腸内フローラを整えておいて悪いことはありません。
便秘が解消するだけでも健康的ですし、それにプラスアルファが期待出来るとは嬉しい＾＾
私も、腸内フローラを整えると言われる発酵食品・食物繊維・オリゴ糖・・毎日の食生活で積極的に摂っていきたいと思っています。
※参考資料：成人病と生活習慣病 45巻12号 腸内細菌と動脈硬化
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