繰上げ返済は、預金が貯まったり、一時的な収入があった場合にその資金を借り入れ元金の返済にあてることです。
元利金等方式での繰り上げ返済の方法には、
返済期間短縮型
返済額軽減型
があります。
両者のどちらを選択するかによって、利用者のメリットが異なってきますので、ニーズに合わせて繰り上げ返済方法を選ぶことが重要です。
・返済期間短縮型
返済金（例えば100万円）を一定期間の元金の返済にあて、その期間分だけ返済期間を短縮する方法です。
同じ額を繰り上げ返済しても、繰上げ返済する時期が早いほど、長い期間が短縮できます。
できるだけ早く完済したい人は、この方法が向いています。
・返済額軽減型
返済期間短縮型と同様に返済金（例えば100万円）を一定期間の元金返済にあてますが、繰上げ返済実施
時点で、返済期間を変えずに残りの期間の返済元金を再計算する点で返済期間型と異なります。
返済期間は変わりませんが、毎回返済額は軽減されます。
毎回の返済負担を減らしたい人には、こちらが向いています。
◎どちらの方法にしても・・・
繰上げ返済は、資金を元金部分の返済にあてますから、借入れを行って早い段階ほど、また借入れ期間が長いものほど、将来支払うはずだった利息分をより身軽にできます。
※総返済額の面からみれば、返済期間短縮型の方が有利です。
このような情報（この記事）は軽く触れるだけで結構です。こういうものがあるのだなと知っていただくだけで良いと思います。
マンション購入に失敗しないためにも、このような知識を少しづつ増やしていきましょう。
繰上げ返済～手数料編～
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