<Come Inside>
~希望~
Come inside
I've got a place that I've been saving specially for you
私がこの曲から受けるメッセージは「希望」。
暖かな光のベールにふわぁ~っと包み込まれるような、優しさと、そして力強さ。私の前に世界が開けていく、エネルギー。凹んだ時には必ず聴きたい曲です。もりもり希望がわいてきます!そして、Dead or alive の音楽とPeteに出逢えて良かったな・・・、と思わせてくれる曲です。
彼らの音楽はどれもとても刺激的に聴こえますが、メッセージ性という面で捉えると、それは聴き手に対して押し付けがましいものではなく、Peteの想いをただ空間に放った、というものだと私は感じています。その中で、『Come Inside』は唯一、聴き手に直接メッセージを伝えてきているような気がするんです。この曲はヒット曲というよりアルバム中の1曲、という位置づけかもしれませんが、私にとってはとても希少で大切な曲です。私は彼らの音楽をダンスミュージックとは思っていません。
この映像ではちょん切れていますが、イントロ部分で浮遊感のあるとても美しいコーラスが響きます。アルバムでは前の曲のトラックと被るようにして入っています。短いけれど、思わず懺悔したくなるような(?)神秘的な響きですよ。
これは2度目の来日公演「Rip It Up Tour」の映像です。
冒頭部分、舞台左手に向かいながらのPeteの嬉しそうな笑顔がたまらないです!
Peteってどっちか言うと女の子なのかな~、でもなぜかとても男っぽさがあるんだよな。。
Peteの笑顔満載!の静止画像 (Photoshopで軽く補正かけました)
こんな笑顔を見ていると、これからずっと、そしていつも幸せでいてくださいと願わずにはいられなくなる。2度と彼に苦しみが訪れませんように・・、まぁ、転んでもただでは起きなさそうな方なので、私が祈るまでもないのですが、、ファン心。
アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』に収録
<I'll Save You All My Kisses>
~麗&惑~
うぅ麗し!まるで無垢な乙女のよう、、つか男性にこんな表情(Kisse ~~s の ~~ のところ)見せられちゃったら、もう、・・・以下略。
オトコ達の舐めるような熱い視線にさらされるPete、も、もしや、これからヤラレちゃうの!?しかも手に持っているプレートがROCKからSEXに変わっているしっ!
最初に見た時はこれがPVだってことも忘れて本気でドキドキしちゃった。そんな私の心配をよそにPeteは自ら得意の股しごき、そして男達は普通に帰って行くようですが、、果たしてPeteは無事だったのでしょうか?
もぉっ、真面目に曲レビューしようったって、こんな美映像見せられては私とて狂わずにはいられませぬょ。
正気に戻りまして・・・。
こういう曲調、モータウン風ってヤツですね。D.O.A.の曲としてはまた少し趣きの異なる風合いです。Peteは今までになく明るい声で歌っていて、何か楽しそう。このメロディー、シロウトが歌ったらトンデモナク調子っぱずれになること必至ですね、特に「I'll Save You All My Kisses~」のところ、音程取りにくいし、かなり難易度高いです。この難曲をPeteは余裕の安定感で歌いきってます、惚れ惚れ・・・。
バックはきらびやかなシンセブラスをメインに、パーカッシブなシンバル系をバシバシ打ちまくっている派手やかなサウンド。
ROCK!
SEX!
Kisse~~s!
アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』『RIP IT UP』『EVOLUTION: THE HITS』に収録
<Brand New Lover>
~転調マニア2~ 世界一気合いの入ったイントロ?
こちらはもうっ、転調の嵐!
イントロでいきなりしかも連続技かまし!さらに曲中も惜しみなく転調、転調!
メロディー的には明るく軽やかな曲調ながら、かなりスリリングな仕上がりです。イントロと間奏で激しいソロを聴かせてくれるディストーションギターは、弾くとこだけ弾くよ、あとは存在感消しとくよ、というストイックさがお洒落。オーケストラヒットと男女コーラスもゴージャスです。
手持ちの資料によりますと、米ダンスチャートでは9週に渡ってNo.1になった、と書いてあります。この曲で踊っちゃうんですか?私は踊らないタイプの人間なのでダンスフロアの様子がイメージできないんですが。
2:40あたり、Peteが "Your sweet nature darling~ I'm leaving tomorrow" と歌いながら後ずさりしていくシーンが好き。ここまで冷静にPVを見ていた自分が、「いやだぁっ、行かないで~!」と、好き好きモード全開にシフトする瞬間。
アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』『EVOLUTION: THE HITS』『RIP IT UP』に収録
<Lover come back to me>
~転調マニア1~
転調(key change)、それはあらぬ場所、あらぬ次元へ一気にワープする快感・・・。
D.O.A.の音楽は転調マニアの皆さんにも楽しんでいただけると思います。ほんとうまいです、憧れです。『Lover come back to me』 心の準備をする間もなくいきなり突き抜けますよー。
しかしよく元の調に戻ってこれるものだなぁ、我が心の転調師匠D.O.A.!
それにしましても、Pete独特の厚みのある肉声とエレクトリックな色調のバックがこれほど違和感なくマッチしている音楽ってのも、D.O.A.ならではという感じがします。よくよく考えればけっこう不思議、このあたりが彼らの「薄っぺらくない音楽」の要因のひとつなのかも。
この曲、SEIYUでよくかかるんですけど、、しかも12インチシングルバージョン?お買い物中に「Kick it right down,Kick it right down!!」って、いきなり威勢の良いコーラスが流れると、ドキッとするわ~。SEIYUって80年代好きみたい、良きこと♪
この曲もいろいろなリミックスがありますが、アルバム『YOUTHQAKE』にこの映像と同じ元バージョン(?)入ってます。1枚だけ買うとしたら私はこのアルバムがおすすめ。Peteの野太い低音ボイスも堪能できるし、ダンスミュージックの教祖なんて言われる前のちょっぴりダークな香りも残っていてばっちり楽しめます。(そもそもD.O.A.がユーロビートだって、つい最近まで知らなかった!すごく普通に聴いてましたがなっ!)
この時代のPeteのお顔、画面の中で強気にほくそ笑む表情がなんとも素敵。
アルバム『YOUTHQAKE』『RIP IT UP』『FRAGILE』『EVOLUTION: THE HITS』に収録
転調(key change)、それはあらぬ場所、あらぬ次元へ一気にワープする快感・・・。
D.O.A.の音楽は転調マニアの皆さんにも楽しんでいただけると思います。ほんとうまいです、憧れです。『Lover come back to me』 心の準備をする間もなくいきなり突き抜けますよー。
しかしよく元の調に戻ってこれるものだなぁ、我が心の転調師匠D.O.A.!
それにしましても、Pete独特の厚みのある肉声とエレクトリックな色調のバックがこれほど違和感なくマッチしている音楽ってのも、D.O.A.ならではという感じがします。よくよく考えればけっこう不思議、このあたりが彼らの「薄っぺらくない音楽」の要因のひとつなのかも。
この曲、SEIYUでよくかかるんですけど、、しかも12インチシングルバージョン?お買い物中に「Kick it right down,Kick it right down!!」って、いきなり威勢の良いコーラスが流れると、ドキッとするわ~。SEIYUって80年代好きみたい、良きこと♪
この曲もいろいろなリミックスがありますが、アルバム『YOUTHQAKE』にこの映像と同じ元バージョン(?)入ってます。1枚だけ買うとしたら私はこのアルバムがおすすめ。Peteの野太い低音ボイスも堪能できるし、ダンスミュージックの教祖なんて言われる前のちょっぴりダークな香りも残っていてばっちり楽しめます。(そもそもD.O.A.がユーロビートだって、つい最近まで知らなかった!すごく普通に聴いてましたがなっ!)
この時代のPeteのお顔、画面の中で強気にほくそ笑む表情がなんとも素敵。
アルバム『YOUTHQAKE』『RIP IT UP』『FRAGILE』『EVOLUTION: THE HITS』に収録
<Something in my house>
~ロマンティックホラーな映像~
Dead or aliveはとにかく曲がいいです!どのアルバムも捨て曲なし!「え、これ全部ベスト盤?」と思わせる濃密度を誇っています。その中でもユニーク!と思うヒット曲が『Something in my house』
「僕の家に何かいるぅ~っ!」と繰り返し叫ぶ歌詞もとてもユニーク、そしてリズムも独特のノリを持っています。このノリはキイボードが要でしょうか。「チャーチャカ, スッチャッ, スッチャッ, スッチャッ,」と、和音を刻んでるアレですね、縦ノリで小気味よいです。この曲のアレンジは、ここぞというタイミングでばっちりキマったシンセのあいの手が入るんですよね。グリッサンドで分厚く駆け上がる音といい、チャイムのような可愛らしくミステリアスな音といい、うまいこと曲の雰囲気を盛り上げています。さらに「There is something in my house~」のところのブレイク(バックの音が止まる)と、その後の激しいシンバル音により聴き手の緊張感が一気に高められていきます。D.O.A.の曲はバックのアレンジが決してボーカルラインを邪魔することなく、うまくサポートして引き立てているところにハイレベルなセンスを感じます。シンプルながらズシッとくるベースの音も良!
後のアルバム『FRAGILE』に別バージョンがありまして、そちらはちょっとジュリアナふう。それも面白いけど、ノリ的に若干のっぺりしている印象。Peteのボーカルが生き生きと聴こえるのはやはりスッチャ、なノリのほうですね。アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』の元祖バージョンは軽めの音ですが、フラメンコギターが入ったりして、こちらも凝っています。
この映像、これ見ていると、あぁPeteってヨーロッパ人なんだなぁ、と今更のように感じちゃいます。ふだんは異国の人だとか忘れてますけど。こういう背景にビシっとハマリますね、この顔立ち。ずっと椅子に座ったままのパフォーマンスも意味が深そうです。この場所に(去ってしまった恋人の幻想に)捕われてて動けないんだよぅっ!てカンジ。
私は最初のほうの、ごく普通にバナナの皮を剥いている横顔が好き~♪だって素っぽいんだもんっ! えへえへっ・・・←照れ笑い。
このPVの音源はアルバム『EVOLUTION: THE HITS』(ベスト盤)と同じバージョンだと思います。
アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』『RIP IT UP』『FRAGILE』『EVOLUTION: THE HITS』に収録
Dead or aliveはとにかく曲がいいです!どのアルバムも捨て曲なし!「え、これ全部ベスト盤?」と思わせる濃密度を誇っています。その中でもユニーク!と思うヒット曲が『Something in my house』
「僕の家に何かいるぅ~っ!」と繰り返し叫ぶ歌詞もとてもユニーク、そしてリズムも独特のノリを持っています。このノリはキイボードが要でしょうか。「チャーチャカ, スッチャッ, スッチャッ, スッチャッ,」と、和音を刻んでるアレですね、縦ノリで小気味よいです。この曲のアレンジは、ここぞというタイミングでばっちりキマったシンセのあいの手が入るんですよね。グリッサンドで分厚く駆け上がる音といい、チャイムのような可愛らしくミステリアスな音といい、うまいこと曲の雰囲気を盛り上げています。さらに「There is something in my house~」のところのブレイク(バックの音が止まる)と、その後の激しいシンバル音により聴き手の緊張感が一気に高められていきます。D.O.A.の曲はバックのアレンジが決してボーカルラインを邪魔することなく、うまくサポートして引き立てているところにハイレベルなセンスを感じます。シンプルながらズシッとくるベースの音も良!
後のアルバム『FRAGILE』に別バージョンがありまして、そちらはちょっとジュリアナふう。それも面白いけど、ノリ的に若干のっぺりしている印象。Peteのボーカルが生き生きと聴こえるのはやはりスッチャ、なノリのほうですね。アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』の元祖バージョンは軽めの音ですが、フラメンコギターが入ったりして、こちらも凝っています。
この映像、これ見ていると、あぁPeteってヨーロッパ人なんだなぁ、と今更のように感じちゃいます。ふだんは異国の人だとか忘れてますけど。こういう背景にビシっとハマリますね、この顔立ち。ずっと椅子に座ったままのパフォーマンスも意味が深そうです。この場所に(去ってしまった恋人の幻想に)捕われてて動けないんだよぅっ!てカンジ。
私は最初のほうの、ごく普通にバナナの皮を剥いている横顔が好き~♪だって素っぽいんだもんっ! えへえへっ・・・←照れ笑い。
このPVの音源はアルバム『EVOLUTION: THE HITS』(ベスト盤)と同じバージョンだと思います。
アルバム『Mad, Bad, and Dangerous To Know.』『RIP IT UP』『FRAGILE』『EVOLUTION: THE HITS』に収録