UNDRESS ME! -20ページ目

<CBB4、そして同一人物の証_2>


連休なので、2006年の "Celebrity Big Brother 4" のおさらいを楽しんでいます。


 ~Quiz show~
 

きれいな服だな~、Pete似合ってるな。
"もはや眼球しか原型をとどめていない" と言われている現在のPeteの顔ですが、私はさらにその動きに注目しているのです。下から上を見上げる時の独特のとろ~んとした動き・・、あぁ20年前と変わっていないよ、この目つきが好きなのよ!



 ~CD player~
 

これは最高傑作でした! ファン心理をくすぐりまくってくれた1本。
え? CDプレイヤーが操作できない? Peteってメカ音痴? で、視力悪い? 普段メガネしてるの? しかもメガネが見つけられない? なんかオロオロしてるし、結局人にやってもらってるし・・・、いや~ん愛くるしぃぃーー!
普段強気な人がこんなふうにちょっとした弱点なんか見せてくれちゃうと、素敵さ100倍、萌え度10,000倍デス!


Peteのメガネ顔、見てみたいな。色気もそっけもないデザインのメガネかけたら、さぞかし色っぽいだろうな。きっとメロメロになっちゃうな。



 ~singing during breakfast~
 

バリモアさんってイギリスの司会業の方ですか? とーってもいい声。なんと朝からPeteと素敵なデュエットしてます! 'Something Stupid' って曲らしい。Peteが一生懸命歌詞を思い出そうとしている表情が微笑ましいです。
私、思うんですけど、Peteにはオリジナルだけでなくジャンルを超えて世界中の名曲を歌ってほしいなぁ。クラシック、ミュージカル、トラディショナル・・・、あそだっ、Peteが高らかに歌うバリハイ(南太平洋)なんてのも聴いてみたいみたいっ!
そしてこの映像のように、他の名歌手さんと組んでのステージもすっごく良さそうだと思いませんか? まだまだいろんな可能性があるよね、想像しただけでもわくわくしちゃう。

で、Peteさん、溜め息つくのは癖? よく見る気が・・。



 ~with Oil Can~
 

これも私の超お気に入り! もう何十回見たかな。扉の蝶番にオイルをさすPete、キィ~っていう音が気になってたのね。
それにしても、まさか彼のこんな姿を見れる日が来るなんて誰が予想できたでしょうか。蝶番にオイルさしてるんですよっ蝶番にオイルをっ! 花に水やってるのとはワケが違いますよ(それも珍しいかもしれないけど)。その上、音が消えた時のPeteの得意気な笑顔ったら、無邪気でいいわぁ。



 ~Imbecile~
 

しゃべりまくるPete。よく息続くなぁ。
攻撃的にビシビシしゃべる男性って好き。そんな意味においてラサール石井も好きさ。



Peteとハウスメイトの24時間×3週間(私はYouTubeの投稿でしか見てませんけど)、番組中いろいろなエピソードがありましたね。彼の朝の目覚めの良さにもびっくりしたし、意地悪キャラ炸裂も新鮮だったし、"恋人に会いたい"ってトイレでシクシク泣いてたり、身の回りのことがなんにもできなくて散らかし放題、案外どんくさいところも見せてくれたし、ダイアリールームで注意を受けて、ちょっとスネて横向いちゃってるのも可愛かったし、鉢植えの植物をぼっきり折っちゃって一生懸命手でささえてごまかしてるとこなんか、泣けるほど可愛かった! やっぱこの人、無垢やん、天性の天然やんねぇ・・・。
私のなけなしの母性本能を刺激されまくった映像群でした。

私、これからもずっとずっとPeteに恋していたいな。


< I Don't Wanna Be Your Boyfriend>

さて、聴き比べ。『 I Don't Wanna Be Your Boyfriend』リミックスとオリジナル。

 ~凄まじくカッコいいリミックスバージョン~ タイトかつスリリング!
 



 ~普通にカッコいいオリジナルバージョン~ ライブにつき、頭の部分はたんなる繋ぎです。
 


上は『Nude - Remade Remodelled』に入っているセルフリミックスバージョン、やってくれました!胸のすくようなリミックスです!
実は私、オリジナルバージョンよりこちらのリミックスバージョンを先に聴いてしまいまして、その印象がとても強かったです。うわぁチャレンジャーっ、思い切りがいいなー、粋だなーって。だって、イントロ以外のバックトラックはドラムとベースだけなんですから、むしろ勢いがあってタイトでそりゃもぅカッコイイったら!
オリジナルに入っているストリングスやファズギター等の装飾をすべて取り払って音の隙間を作り、人間の声(ボーカルとコーラス)を存分に聴かせてくれます。息づかいまで感じ取れます。

で、後で下のオリジナルを聴いて、「あぁ、普通はこうアレンジするよね」と納得。しかしオリジナルを先に聴いた人はたぶん「なんだよー、トラックいくつか抜いただけで何がリミックスなのさっ」て思うかも?
これ、意地悪く想像してみれば、「さてリミックスを作ろうかな・・」とミキサーの前に座り、まずコードを鳴らしているトラックをミュートしたら「あらら、これカッコイイじゃん、これで行く?」なんて状況も考えられそうですが、ノ~ノ~、決っしてそうではなくってよっ、と私は想像してみたいです。
これ、オリジナルのアレンジをしている段階ですでに「ほんとはリズムセクションだけでシンプルに聴かせたいんだよなぁ、そのほうが絶対センスいいんだよな」と思っていたのではないでしょうか。だって、これだけ充実した迫力のボーカル&コーラスがあったら他に何もいらないですもん。私も歌モノの曲をアレンジしていて「余分な音はいらないんだよなぁ、いっそアカペラでもいいくらいだよな・・」て、どんどん音を削っていっちゃうこと、よくあります。歌モノを扱う人はけっこうそういう経験しているのではないでしょうか。しかし聴き手側はたいてい派手な音を好むので、「しょうがない、オリジナルバージョンは普通っぽく音厚くしといて、他にもうひとつ、自分用に納得のスカスカバージョン作っとこっ」ってことに。なんか、勝手な想像ではありますがこのリミックス聴いていてそんな光景が浮かびました。

この曲のPeteのボーカル、これがドキドキものっ。語尾のビブラートで少しシャープぎみ(上ずりぎみ)に声を揺らしているのが実に艶っぽいです。この部分にくると「あぁあ、どうしよう・・」って、もう、そわそわしちゃって腰が浮く感じ。聴き慣れるまでけっこう時間がかかりました。つくづく罪なボーカリストさんです。

この曲は、ディスコ=ソウルミュージック だった頃のサウンドってイメージなのかな。D.O.Aが演ると新鮮でかっこいいです!


アルバム『NUDE』『NUDE-remade remodelled-』に収録

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<Baby Don't Say Goodbye>

 ~輝いている声~
 


前回に引き続き、アルバム『Nude』より "Baby Don't Say Goodbye"
このアルバム中、Peteの声が最も輝いている曲!

幾度も繰り返されるシンプルでエキゾチックなメロディー、悲恋の主人公の心の高ぶりを感じつつもとてもHappyな気分にさせてくれるこの曲は、アルバム『Nude』に2バージョン、そしてもうひとつ別ミックスがアルバム『NUDE-remade remodelled-』に入っています。

このリンク音源は『Nude』の3曲目に入っているバージョン。ハンドクラップとAgogoのようなパーカッションのみで始まる印象的なイントロ、そしていきなり「I've been to New York, Paris, and the south of Spain,」の部分から入るボーカルがとても斬新で、構成的に私はとても気に入っています。曲自体も異色、こういう雰囲気を持った楽曲、DOAに限らず私は他に聴いたことがないような気がします。「Breaking hearts never make a noise」、「You were meant for me」といった歌詞も素直にじーん..ときます。


『NUDE-remade remodelled-』のほうのバージョンは、このミックスに『Nude』11曲目 "Alternative Mix" の唸るギターとコーラストラック、そして左右にパンを振ったパーカッション等をプラスして再構成したもので、印象としてはほぼ同じ感じ。ですが・・、ですが これが大きく違うのですっ!どこが違うって後半の歌詞およびボーカルが違うぅ。
特筆すべきはラストのあたり、歌詞に載っていない歌詞を歌っている部分、とても情熱的なボーカルが聴けます!

And I never can say goodbye. And I never can say goodbye.
If you reach out, I'll be there ~


この一節がまるで飛び出す絵本のごとく、私の心にポーーン..と飛び込んできました。「今の、もしかして私に言ってくれた?! I'll be there ってほんとに?!」そんな素敵な勘違いさえ起こしてしまいそうなほど、リアルで情熱的に聴こえました。不意打ちくらいました。Peteの体温まで感じられたような気がして。このミックスは危険危険、心の準備してから聴かないと、目から涙がぽろっとはみ出しちゃいます。
で、続く歌詞も何と言っているのかちゃんと確認しようとしたら、あら書いてないじゃんっ。これって、レコーディグ時の高揚した気持ちでとっさに出たアドリブだったりしたら素敵だな。ボーカル録りって、このへんが醍醐味だったりしますから。そう言えば『Come Home With Me Baby』も、ラストあたりの歌詞にない部分のボーカルが妙に悩ましかったです。

Peteの声も私にはこのミックスが1番美しく聴こえます。たぶんちょっとしたことなのだと思います。バックトラックに若干抑揚をつけたり、音を少し削ったりしてボーカルを際立たせているようです。
他の曲でも感じたけど、『NUDE-remade remodelled-』はPeteのボーカルをストレートに聴かせるってことを重用視しているのかな。
YouTubeには投稿がないので、まだ聴いてない方は是非アルバムで聴いてくださいね。きっと心が震えますよ!


そして次の日本公演の音が "Alternative Mix" に近いもの。このミックスが最も普通に曲っぽい構成です。

 ~Baby Don't Say Goodbye - Disco In Dream~
 

なんだか妙に可愛い振り付けで踊ってますね。


アルバム『NUDE』『NUDE-remade remodelled-』に収録

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<PV映像の最高峰>

 ~Come Home With Me Baby [12 Inch]~
 



 ~Come Home With Me Baby [not the 12'' mix]~短縮版ですが本編にない映像がちらっと
   ch01



このPV、一見えらく普通っぽいのに、あぁそれなのにこの全編に漂う強烈な色香はどうしたことでしょう!

まるで少年のようなPeteが膝っ小僧出してジーンズ掻きあげるしぐさといい、ヒップを強調し激しく腰を振るダンスといい、振り向き様の目線&決めポーズといい、ひとつひとつの動きと表情がすべて計算されたようにそそられます。手指の開き具合にまで官能美が・・。(あと私的な注目ポイント、腕の血管が見えてますよ血管がっ、やっぱ男は血管よっ!)
そして身体に十字架いっぱいつけて「僕に試してごらん」なんて、隠している欲望を見透かしたような挑発を仕掛けてくる。これ見てそして聴いて「あぁっ、男になってピートを犯したいぃ!」という衝動にかられた女性ファンは私だけではないはずです。・・・で、すよね? おそるおそる同意を求めてみる。

いいんです!イメージの中では何したって犯罪じゃないもん!! Peteの挑発、直撃くらってしまっただけ。本音で語りましょうよ、本音で、それがD.O.A.に対するファンの仁義!
だいたい、普通っぽい服着て肌見せるのはヤメてっ、反則技よ、リアルすぎてむしろ妄想が止まらなくなるのよねっ・・もしかしてそれも計算内ですか?

ふーーー・・・。(小休止)

Peteはこの映像の中で、くるくると表情を変えていきます。オトコであったり、オンナであったり、その両方であったり、完全に性を越えて見せたり。少年、妖艶、そして時に射るような眼差し、はたまた、まるで質量を失った魂だけの存在、堕天使のようにさえ・・。見ているこちらも性を越えて男になったり女になったり。彼の存在の魅力すべてが詰まっている映像、美しいエネルギーに満ちて輝きを放っている存在。この映像を見ていると、普段は感じ得ない不思議な感覚に陥ります。これ有り得ない、この世に有り得ない・・・、なんかそんな感覚。

私は「動画→静止画像変換ソフト」で、すべてのフレームを1枚1枚見ましたが、カメラワークがとても効果的。空間をうまく捉え、様々な角度からPeteを狙っています。そして立ち昇る光の中で質量を失っていく美しい映像効果。なんだか、この映像で初めて「自由に解放されたPete」を見たような気がしました。彼自身も時折悦びの表情を見せるように感じるのですが、それは私の思い過ごしでしょうか。

全フレーム数11,450枚の中から158枚貼っときました。燃え尽きるほど幸せを感じつつ画像化。

前半78枚 ←click!
後半80枚 ←click!

中でも私が気に入っているのは、「じらさないで」の腕を2回振り下ろす "だだっ子ポーズ" と、「タッチミー」の微妙にエッチくさく指を動かすところ。ついでにLiveバージョンではこのあと、ニコ~っ、てしてますよねっ、満面の笑顔でニコ~ってっ! あれがたまりません!!
これです。

 ~Come Home With Me Baby - Disco In Dream~
 


さて、音の話。

このアルバムのPete、声が高いです。声域はもともとYouthquakeの頃からかなり広く、高域も余裕でカバーしていましたが、このアルバムからは同じ音域でもまったく違う声に聴こえます。が、Peteのこの高音、ワルくないです! オシレーター(発振器)がしっかりしているカンジ? 高くて細いように聴こえて、実は太い! みたいな。張りと艶があるし、聴いていてとても気持ちの良い声、鋭く至福感に満たされる声。そして12インチではリズムが止まる「Touch me~」の部分、ここでまた声が違います。ここだけの特別な旋律にのって、儚い、危うい、細い溜め息のような、心が掻き乱される歌い方です。
しかもこの曲、これ自体普通にありそうで、ナイ! しっかりD.O.A.マジックかかっています、ダイナミックです。シンプルな循環コード、シンプルなメロディー、まさに「歌モノ」曲、ボーカルで命が吹き込まれる曲。その器となるバックトラックも完璧で気合充分です。

この12インチバージョンでメインで16ビートをKickしているバスドラの音、私は大好き。カツカツしすぎず程よい振動感がある音。そう言えばD.O.A.でバスドラ4つ打ちじゃない曲も珍しい部類に入るかも。
激しくエフェクト処理をされドゴドゴドゴドゴ、もはや轟音と化したタムも一層緊迫感を増幅しています。当時の音、ローランドのドラムマシーンTR-808、通称ヤオヤのカウベル(ほぼセンターパンで鳴っているコココンってやつ)が頻繁に使われていますが、と言うことは、このハンドクラップもあの伝説の音でしょうか。開発者は音に納得していないが世界的にヒットした超有名な音らしいです。(小さく鳴っているのではっきりわかりませんが。)
そして当時流行ったザンッ!(オーケストラヒット)も派手に使われていますね。
さらにこのミックスではボーカルトラックにまるごとステレオディレイ(遅延)のような効果をかけているようで、ヘッドフォンで聴いていると、歌詞部分、うしろでちょっと左右に広がりつつ跳ね返ってくる声が鮮明に耳に入ります。この効果が、張りのあるPeteの声と相まってさらにボーカルを生き生きと響かせています。

12インチバージョンはオリジナル盤「Nude」のほうではなくセルフリミックス盤「Nude -Remade Remodelled」のほうに入っています。こちらにはもうひとつ、遊び心満載のリミックスが入っています。で、ライブ映像の音がオリジナル盤に近いものです。
この曲については言い尽くせない、語り尽くせない部分がたくさんあって、不完全燃焼ぎみな記事に終わってしまうのが心残り。

一言でいうと、「この曲には不思議なエネルギーが詰まっています」ってことかな。


思い起こせばPeteと私の出会いはこの「Nude -Remade Remodelled」、黄色にバラのジャケでした。新宿3丁目のレンタル屋で見かけて「なにこのベタなジャケ、センスを疑・・、ん?・・んん??・・・かっ、かわいーーーぃっ!!!」そんな一目惚れでしたっけ。そんなしょーもない、でもその感覚は正しかったのかも。中の音を聴いて結局 "一生もの" になりましたから。もしあのジャケが違っていたら私はD.O.A.と出逢えなかったのかな? あのジャケが? う~~~ん、縁とは不思議なものょ。

↓そんなあのジャケ。

nudere


↓オリジナル盤の日本仕様、こっちのほうがキョーレツ?!

nudej



アルバム『NUDE』『NUDE-remade remodelled-』『EVOLUTION: THE HITS』に収録

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<SOFT BALLET>


この曲のPV、初めて見た・・・、
音楽美、映像美、ショックで寒気が。

 ~ENGAGING UNIVERSE~
 


遠藤遼一Pete Burnsは、私の中で色濃く繋がっています。
心の深層に届く声、半端じゃない色気、美しい人。
そしてこの後の信じられない展開についても。あと歌っている時のオデコの血管もね。
その話はいずれまた。

もっと貼っとこ。

 ~WHITE SHAMAN~
 

この映し方、アーティスティックですね。



 ~Whole The Whole~
 

遠藤遼一 + 森岡賢ちゃんでPete Burnsに立ち向かっています! なぁんてね。



 ~L-Mess~
 

SOFT BALLETの音楽、ひれ伏すように聴いていた私。