※この記事は過去記事の再構成です
一番…僕が一番ガンダムを使えるんだ!
一番、うまく使えるんだ…。
アムロ・レイ
ブライト・ノアとミライ・ヤシマが「アムロをガンダムから下ろす」という会話を聞いた、アムロ・レイ 。そのショックに、ガンダムに乗って逃亡してしまう。
やがて戻ってくるが、あまりの身勝手な行動に、独房に入れられてしまう。リュウ・ホセイやカイ・シデンに助けを求めるも「頭を冷やして考えろ」と相手にされない。
クルーたちのその内面の優しさに気がつかず、アムロは自分勝手な過信した叫びを繰り返した。
アムロのダメっぷりが、なんともよく表れている発言。こんな発言する奴は、どうしようもない奴だ・・・。
そう思った君も、本当に、自分は違うといいきれるか。
明らかに色塗りが下手なガンプラを、見て見てと見せられたことはないか。
自分の恋人が一番素敵なのに、友人がそうでもない恋人を自慢してきたことはないか。
テストが80点で喜んでいる友人の横で、自分は90点だったことはないか。
そんなとき、私の方が僕の方がと磯野貴理子みたいなことを思ったり言ったりしていないか?
君の心の中にも、小さなアムロが住んでいるかもしれない。それを自覚すれば優しくなれる。
機動戦士ガンダムは、自分を見つめなおす鏡である。