アスキーアートから見る「ファイアーエムブレム暁の女神」(1/2) | 司法書士のゲームブログ

司法書士のゲームブログ

大好きなゲーム等について長々と語るのが好きな司法書士のブログです

■ 暁の団

暁の団

暁の団とは、暁の女神の主人公であるミカヤ達によって結成されたデイン王国の義賊集団のこと。ゲーム開始時はミカヤ・サザ・エディ・レオナルド・ノイスの5人で構成されている。

第一部の前半(つまりゲームの最序盤)で登場するため、下級職・低レベルのユニットが多い。なるべく経験値を与えて育てたいところだが、暁の女神では第二部、第三部と部が進むごとに登場キャラが変わっていくため経験値を稼ぎづらい。これを知らずに「あれもこれも」と色々なキャラクターの育成に手を出すと経験値不足に陥って中途半端な育成になりがち。

第三部では前作「蒼炎の軌跡」で活躍したアイク率いるグレイル傭兵団と対峙する場面がある。グレイル傭兵団は初期能力が高く、育成機会も多いため、中途半端に育成した暁の団のメンバーではまず勝てない

この暁の団VSグレイル傭兵団で辛酸を嘗めたプレイヤーから、暁の団=弱いグレイル傭兵団=強いという図式が確立し、だんだんと出撃メンバーから外されてしまうことになる。

暁の団



■ フリーダ

フリーダ

中でもよくネタにされがちなのがエディ、レオナルド、フリーダ。フリーダは新生デイン軍発足後に加入するため、暁の団ではなく「第一部デイン軍」という括りになる。マラドの領主であり人質にされた市民を救うため、ベグニオンを裏切りミカヤ達の仲間になる。が、加入時期の割に初期能力が低い、初期装備である鋼の槍が重すぎて攻速が落ち敵から2回攻撃を喰らいやすい、といった理由から暁の女神の中でも育てにくいキャラクター。優秀なスキルもあり育てれば強キャラになるポテンシャルはあるのだが、その育てづらさから、特にこだわりがないと加入後即2軍行きとなりやすい不遇ユニット。(詳細


フリーダ



フリーダ



フリーダ



■ スキル

暁の女神 スキル

前作「蒼炎」と大きく変わったのがスキルシステム。蒼炎では、ユニットが持つ初期スキルは固有のものであり、スキルを外すとそのスキル自体が消滅するため、他のユニットに付け替えることはできなかった。「暁」ではスキルを外すと消滅せず書に戻る(付け替えられる)仕様に変更されたため、有用なスキルを持つユニットはそのスキルだけ剥がされたうえで2軍行きということが起こる。一応、書に戻す前の初期スキルにはスキルポイントを消費しないというメリットがあるのだが、育てないユニットがスキルを持っていても意味がないので、スキルの剥ぎ取りは戦略上においてもメリットが大きい。特にスキルの優秀なフリーダ、ジョフレ、トパックらは剥ぎ取られがち。

フリーダ



フリーダ スキル



ジョフレ



ジョフレ



■ レオナルド

暁の団の一員。クラスは弓兵。成長率は合計すると一見高いのだが、力・速さ・守備が伸びにくく幸運・魔防が伸びやすいためレベルを上げても強さを実感しにくいユニット。また、同クラスに強力なユニットであるシノンがいることも育成を阻む要因になっている。初期スキル「キャンセル」を持つが、ほぼ直接攻撃できないレオナルドでは使いどころが少なく、剥がされてしまいがち。(詳細

レオナルド



レオナルド



■ エディ

エディ

暁の団の一員。クラスは剣士で、レオナルドと仲が良い。成長率が高く、レオナルドと違ってバランスもよいので育てれば強い。のだが、初期能力での耐久値がHP17、守備4と低く、ミカヤやレオナルドと違って直接攻撃主体で戦わなければならないこと、敵に序盤から槍兵が多いことなどからダメージを受けやすい。守備の成長率も剣士としてみれば決して低い部類ではないのだが、初期値の低さと暁では敵の攻撃力が高いため、ひどい場合はたった1発の攻撃で沈んでしまうこともありエディ=打たれ弱いというイメージが付いてしまいやすい。このエディやボーレのように守備が低いユニットを、その柔らかさから「豆腐」と表現することがある。(詳細

エディ



暁の女神 エディ



暁の女神 ボーレ



エディ



エディ キャンセル



レオナルド キャンセル



エディ カンスト



エディ 剣聖 カンスト



エディ レオナルド



■ マスタークラウン

クラスチェンジ

上級職から最上級職にCC(クラスチェンジ)させるために必要なアイテム。数量限定であり、店でも買えない。下級→上級へのCCはレベルアップでも行えるが、上級→最上級にはこのマスタークラウンが必須であるため、必然的に最上級職になれるユニットの数は限られてくる。終盤の敵は能力が高く、最上級職になっていないと苦戦を強いられるため、育成してもマスタークラウンが足りずに上級止まりとなったユニットは2軍落ちになる可能性が高い。デイン軍では2個しか手に入らないため、それがまたデイン軍の1軍争いが厳しい要因の1つとなっているかもしれない。


マスタークラウン



マスタークラウン



■ 拠点成長

暁の女神 拠点成長

マップクリア時に手に入る「ボーナスEXP」を使い、ユニットを戦わせることなく経験値を得ることのできるシステム。蒼炎のときと仕様が変わっており、拠点でレベルアップすると必ず3つの能力が上昇する。このシステムが真価を発揮するのは、能力が2~3個カンストしたとき。カンストした能力以外のパラメータから3つ上昇するため、普段は成長率が低くてなかなか上がらない能力を底上げすることができる。本来は戦って経験値を稼ぎづらい低レベルユニットや杖使いを救済するためのシステムだったが、暁ではこの仕様のため伸びづらい能力を拠点で調整する(=拠点調整)ためのシステムという色合いが強い。


拠点成長 3つ



拠点成長



拠点成長 暁の団

速さが上がらないブラッド、守備が上がらないエディ…etc、デイン軍は特定の能力が伸び悩むユニットが多いため、拠点成長と相性が良いことが多い。



■ ブラッド

ブラッド 暁の女神

元はベグニオン駐屯軍だが、幼馴染であるローラの誘いで暁の団の団員となった。クラスはソルジャー(槍兵)。力と守備が全ユニットで最も高いパワータイプ。特に守備が伸びるのはデイン軍の中では貴重で、比較的使いやすいユニットなのだが、速さが伸び悩むことが最大の難点。また、黒色の鎧を身に付けており、暁では行動終了したユニットが灰色で表示されることから、未行動にも拘らず行動終了したと見間違いを起こしてしまいやすい。自軍を全員動かしたはずなのに敵軍フェイズにならない場合、ブラッドを動かし忘れている可能性が高い。(詳細

ブラッド はやての羽

はやての羽=速さ2アップ。ブラッド垂涎の品



ブラッド



ブラッド アイク



ブラッド 拠点成長

一応フォローしておくと、ブラッドは確かに歪な成長率をしているが、エディはむしろ拠点成長なしでもカンストを狙いやすいほうである。



■ サザ

サザ バゼラード

暁の団の一員で、最初から上級職「盗賊」のお助けキャラ。はじめは能力が高く頼りになるが、この手のキャラのお約束として段々と周りのキャラに追い越され使いづらくなっていく。実際のところ成長率は悪くないのだが、上限が低く最上級職「密偵」でも力が28までしか上がらないためパワー不足に陥ってしまう。不遇なのは、同じ短剣使いで能力上限・奥義ともにほぼ上位互換の「暗殺者」フォルカが存在すること。SS級の短剣「バゼラード」は1つしか存在しないため、戦闘力で比較した場合フォルカの手に渡ってしまう。また、サザはマスタークラウンが使えず四部序章にイベントでCCするが、その割に最上級職は盗賊がマスタークラウンでCCしたときと同じ汎用職の「密偵」になるのもやや残念。(詳細

サザ フォルカ



サザ 密偵



サザ クラスチェンジ


(一覧に戻る)