ファイアーエムブレム暁の女神 ユニット評価:エディ | 司法書士のゲームブログ

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エディ

【成長率(%)】
HP魔力速さ幸運守備魔防合計
856056560503520380


成長率は素晴らしい。上限の高い能力ほどよく伸びるため無駄がなく、普通にレベルを上げていくだけでほとんどの能力がカンストする。HP・力・技・速さの成長率がいずれも60%越えと高く、魔力成長率5%という無駄のなさ。この手の剣士ユニットにありがちな力が伸び悩むというようなこともない。

エディの耐久自体は剣士ユニットの中で見れば並なのだが本作では敵の攻撃力が上がっているのが問題で、序盤にかなり意識して育成しないと敵の攻撃1発で沈むことも珍しくなく、かなり心もとない存在となる。デイン軍は守備面に問題を抱える脆いユニットが多いのだが、エディはその筆頭とも言える存在。直接攻撃主体なぶん、体感的にはミカヤやレオナルド以上に脆さを感じさせられる。

序盤で少しでも育成が遅れるとあっという間に使い物にならなくなるので、最初の3~4章が勝負。ここでどれだけパラメータを上げられるかによって、エディがエースになるか足手まといになるかが決定する。成長率は抜群なので経験値を注ぎ込みさえすれば期待には応えてくれる。

FEシリーズでは序盤に蛮族の多いマップが続き、3すくみの有利を活かしながら経験値を稼いでいけるのが剣使いの良いところだったのだが、本作にはそれがなく、すぐ槍使いが出始めるためやや育成が行いづらい。ありがたいことに、序章からレオナルドが竜の盾を持参してくれるため、育成のしやすさを重視していきなりこれを与えるという選択肢は大いにあり。



剣士ユニット自体も、高い必殺補正と流星強化のおかげで前作蒼炎の不遇からは解放されており、育てる価値はある。ただし、剣聖の中でも強いほうかと言われると、それはまた別問題。

スキル「怒り」が前作仕様のままなら最強剣聖候補の筆頭だったのだが、本作では「怒り」が大幅弱体化。HP20%未満と発動条件がかなり厳しく、しかも確率発動。仮にHPカンスト状態でも発動の条件はHP11未満。そんな死にかけの状態で脆い剣士を戦わせ続けるのはあまりに危険が伴うため、最強スキルの一角だった前作から一転、最低レベルに使い勝手の悪いスキルになってしまった。

初期スキルではツイハーク、ルキノ、ワユに大敗しており、初期レベルでも下級Lv.1加入で育成の手間がかかるなど、総合力では他の剣聖に一歩劣る。また、第3部で防衛戦が多いデイン軍では剣聖自体の相性があまり良くない。育成する場合も、剣聖は攻撃性能は高いが打たれ脆く、単騎で敵陣に突っ込ませる役割には向いていないことを肝に銘じておいたほうが事故は減る。

「最初から育成できる」ことが最大のアドバンテージで、枠争いの激しいデイン軍において「まずは使ってみて、伸び次第で他に乗り換えるかどうかを決める」という「とりあえず」の育成ができるのは大きなメリット。どのみち序章には他にミカヤとレオナルドしかいないので、まずは使ってみよう。


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