ファイアーエムブレム暁の女神 攻略と感想 6 | 司法書士のゲームブログ

司法書士のゲームブログ

大好きなゲーム等について長々と語るのが好きな司法書士のブログです

ファイアーエムブレム暁の女神 攻略と感想 5 からの続きです


序章. 大進攻

前作の主人公、アイク率いるグレイル傭兵団とラグズ連合がベグニオン帝国と正面衝突する、ボリューム的にもスケール的にも暁の女神のメインと言える第三部です。

グレイル傭兵団は、さすが3年前のデイン=クリミア戦争を乗り越えただけあり、全員が上級職という化け物集団。構成員は11名と小規模ですが、トップのアイクやティアマトはクリミア騎士団長や四駿、神使親衛隊長にも匹敵するなど少数精鋭もいいところです。蒼炎では最年少のミストとヨファが山賊団に捕まったりしていましたが、今なら多分この2人だけで山賊団を壊滅できます。

ワユもしっかりグレイル傭兵団の一員として馴染んでいます。しかし、よく考えると3年の間に全く増員がないというのも少し残念です。新たに加わった入団メンバーなんてのも見てみたかったのですが。

3部は序章から拠点が使うことができ、会話も豊富です。拠点会話でアイクは「嫌なら抜けるのは自由だと言ったが結局みんなついて来た」なんて言っていますが、シノンあたりはきっとひと悶着あったんだろうなあということは容易に想像できます。

蒼炎プレイヤーなら最初からどのキャラクターがどんな性格かはよく知っていますが、暁からのプレイヤーだといきなり初見のキャラクターが11人も登場することになるので、拠点会話でどの人物がどんな性格か把握しておきましょう。



序章だけあってマップもあまり広くなく、グレイル傭兵団と獣牙族の大軍がとにかく強力なのでほとんど苦戦することはありません。というか、スクリミルやライもいるので獣牙族に任せてるだけでも終わります。索敵なのでミストやワユといった守備に劣るユニットを前に出しすぎないようにすることだ気を付けましょう。

グレイル傭兵団のメンバーは強力です。強力すぎて、誰を使うか悩むかもしれません。FEらしく、会話を見てお気に入りを使ってもよいですが、最初からレベルの高いアイク、ティアマト、ガトリー、シノンあたりを使えば攻略的には楽です。

アイクとミストの主人公兄妹には最初から専用武器が与えられています。アイクのアロンダイト、ミストのフロレートがそれですが、アロンダイトのほうはガンガン使って構いません。

その理由は2つ。1つは50回と使用回数が多いにも拘らず4章でもう1本手に入るから。もう1つは蒼炎でも猛威を振るったあの使用回数∞武器「ラグネル」が11章に手に入るから。元々、性能的には銀の剣と大差ないぐらいの、専用というには特攻もなくちょっとイマイチ感ただよう武器なので壊れるぐらい使ってかまいません。守備力の高いジェネラルなどを相手にする際には頼りになります。

一方、ミストのフロレートはかなりの強武器です。射程1-2に加え、威力、命中、必殺率の全てが高く非の打ちどころがありません。妙に軽いのでミストの力でも問題なく扱うことができ、遠くから反撃を受けずに攻撃できるのでミストとの相性もぴったりです。

ただし、こちらはもう1本手に入れようとすると4章のほりだし物で9000Gと高めなので大事に使いましょう。ミストの脆さを考えても、とどめを優先的に任せるべきです。また、3章ではハマーンが手に入るので消耗したフロレートに使ってあげるのもおすすめです。


フロレート
超性能「フロレート」。着るものにも困る貧乏傭兵団がそんな剣を一体どこで…



攻略としてはシノンとヨファでシューターを奪取しラグズを支援するのが有効ですが、経験値を稼ぎたいのであえてこれを行わず。グレイル傭兵団だけで前へ前へと進みます。

とりあえずアイク、ミスト、ワユ、オスカー、シノン、ガトリーを優先的に育成。ミストを攻撃で使うのでそんなときはキルロイさんも使わざるを得ません。強いだけでなく成長率もなかなか。しかしここで調子に乗っていると後のデイン軍サイドで泣きを見るのが、暁の女神1周目プレイヤーの定め…かもしれません。



1章. ラグズとベオク

拠点でボーレとヨファが「力と技、どっちが大事」論争を繰り広げています。FE的に考えれば…やっぱり力ですかね。でも、極端に「力ばっかり上がって技が全然上がらん!」というキャラは何人も思い浮かびますが逆はあまり浮かびません。力は勝手にある程度は上がっているイメージがあります。そう考えると技のほうが重要かもしれません。まあさらに言えば、守備のほうが重要だと思っているのですが。

ミストがおいしい食べ物で見張りの兵を懐柔しようとする作戦ですが、この策をセネリオが考えたと思うとちょっとほっこりします。ここでしか聞けないBGM「忘我な夢」もいい味出してます。FEのストーリーは常に戦争で緊迫した状況が続くためか、こういうちょっと気抜けするような曲が入っていることがあります。蒼炎なんて「ネダタ」というその場こっきりのキャラのために専用曲を用意していましたし。


忘我な夢



ここも索敵マップですが、各所にかがり火があるため視界は良好です。ただし注意してください。ここはアイクの事故死マップでもあります。アイクは魔防が低く、エルサンダーの必殺を打消しきれないので最悪エルサンダー1発でコロリとやられます。普段の強さに油断してつい前に出しすぎてしまいがちですが、ゲームオーバーの危険を回避するためにもアイクは魔法に弱いことをしっかり意識しておくべきです。

中央の民家にはオスカー、ボーレ、ヨファに所縁のある人物がおり、この3人で訪問すると特別な会話が発生します。ただし、貴重なアイテム「天使の衣」がもらえなくなるので会話を見たい場合を除き3人以外で訪問するようにしましょう。

また、4ターン目の終わりにスタート地点付近に増援がやって来るため、友軍を隅に置いておく「経験値はやらないぞ」スタイルで戦っている場合は注意が必要です。

12ターン以内に敵を全滅させるのが条件ですが、7ターンでさくっとクリア。しかし、グレイル傭兵団の成長率が高く不安でした。成長率が高くて不安になるというのもおかしな話ですが、こういう味方の成長率がよい場合というのは、誰かが死んでリセットを余儀なくされる前触れなのでは…という不安に駆られてしまいます(そしてリセットした後は運を使い果たしたかのような低成長)。そういうことが過去に何度もあったためです。特にこういう索敵&事故死しやすいマップならなおさら…。


ファイアーエムブレム暁の女神 攻略と感想 7 に続きます)


攻略と感想一覧 に戻る)