食欲に振り回されそうになったら・・・

さて、ダイエットをしていて最も悩まされるのが

「食欲」

ですよね？


「食べちゃいけない」と思えば思うほど食べたくなる。

そんな悩みをお持ちの方は非常に多いと思います。


今日はそんな食欲と「上手に付き合う」方法をご紹介します。

そうなんです。

食欲って、「抑えるもの」ではありません。

「上手に付き合う」ものなんです。


まず最初にこの点をしっかり理解してください。

食欲こそが私たちをここまで生かしてくれたありがたい欲求だし

食欲があればこそ、人類がここまで繁栄できています。


生きるためには食べなくちゃいけない。

食べるために人間は、知恵を振り絞って、様々な価値を生み出し、

生活が豊かになっていきました。


食欲を否定してしまったら、上手に付き合うことなどできません。

だって人との付き合いでも、相手を嫌ってしまったら

その人と上手に付き合うことなどできませんよね？

だから食欲は否定するのでなく、

「まずは受け入れる」

ということが大切です。


「食べたいな」と思う気持ちが出てきても

「食べちゃダメ！」と否定するのでなく

「あ、自分は今、食べたいんだな」

とその欲求を素直に受け入れてあげてください。

そしてその欲求をそのまま感じてください。

できれば目を閉じて、お腹に手を当てて

「どう？私は今、お腹が空いているの？

食べたいの？」

と自分に問いかけてあげてください。


そして空腹感をじっくり感じてください。

そうすれば、自然と落ち着いていきます。


落ち着けば、食べものの写真や匂いなどから引き起こされる

「ニセの食欲」であれば、スーッと引いていきますし、

引いていかなくても、衝動的な感情はかなり軽減されます。


そして「それでもどうしても食べたい！」と言うことであれば

その時に一番食べたいものを食べるのです。


ここで、「私、ダイエット中だから・・・」と自分の欲求に蓋をして

無理やり低カロリーのものなどを選んではいけません。


そうやって欲求を蓋をしてしまうと、

後になって爆発して、結局一番食べたいものをさらに買ってしまって

余計にたくさん食べてしまったり、

食べ始めたら止まらなくなって、

結局ものすごくたくさん食べてしまうことにもなりかねません。


だから自分の食欲をじっくり感じて、

自分に「何が本当に食べたいの？」と問いかけをして

そこで出てきた答えに素直になってください。


そして、じっくりゆっくり味わって食べてください。

一番食べたいものを食べるならば、

大切に味わって食べますよね？


そんな風に、自分の食欲は

「否定する」のではなく

「尊重する」のです。


相手を敬う気持ちで接していけば

食欲も暴走しません。


否定すればするほど

相手はあなたの抑制を振り切って暴走するのです。


これは人間との付き合い方でも同じですよね？

人間との付き合いも、食欲との付き合いも一緒です。

すなわちこれは自分との付き合いとも同じなんです。


自分を否定したら、自分すらも自分で抑制が効かなくなってしまいます。

だから、食欲を受け入れる、自分を受け入れる

そして尊重して、対話する。


そうしていけば、ゆったり落ち着いて、良い関係が築けます。

こんな気持ちこそが、ダイエットを成功させる秘訣でもあるのです。(*^-^*)

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