動物のコミュニケーション

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おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。

前回は、猫の特発性膀胱炎と漢方薬について話をしました。
今回から、動物のコミュニケーションの話をします。

群れで生活する動物は社会コミュニケーションが高いといわれてします。
その為、犬と猫を比較すると犬の方が群れを作って生活をするため、社会コミュニケーションが複雑です。

犬と犬、猫と猫の関係のコミュニケーションの表現方法を人に対しても同じように使うことが多いため、人が犬や猫とコミュニケーションをとるときに動物の行動を理解するとコミュニケーションが取りやすくなります。

はじめに犬の聴覚を介したコミュニケーションの話をします。
犬は、鳴き声によるコミュニケーションが発達しているので、他の野生の犬かと比較すると犬の持つ声のレパートリーは多様です。

同じような鳴き声でも異なる社会的な意味を持つことが多く、人が理解するにはかなり難しい状況です。
犬の表情や態度、姿勢などと合わせて総合的に理解をするといいです。

犬はよく吠えると思いますが、吠えるときはどのようなメッセージがあるのでしょうか。
警戒、警告、防御、恐怖、遊びの勧誘、挨拶、関心、欲求、呼ぶなどさまざまな目的の時に使われます。

生後3週齢を過ぎたあたりから吠えるようになってきます。
声の強さ、高さ、持続時間など様々で、高い声の時は、遊びを誘う時や挨拶の時が多いです。
低い声の時は警戒、警告、防御の時が多いです。

単発に吠えるときは、警戒、警告の時が多く、持続的に吠えている時は、防御、恐怖の時が多いです。

続きは明日にします。


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猫の特発性膀胱炎と漢方薬

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おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。

前回は、猫の特発性膀胱炎とホモトキシコロジーの話をしました。
今回は、特発性膀胱炎と漢方薬の話をします。

当院では、統合医療としてホモトキシコロジーの他にも漢方薬を使って治療することもあります。
漢方薬は、副作用も少なく使いやすいですが、飲ませにくいという欠点があります。
猫ちゃんで漢方薬を飲ませるのは難しいこともあります。
猫ちゃんでも飲んでくれる子はいるので、お試しで飲ませていただき、飲めるようなら使って治療することもあります。
漢方薬が飲めない場合は、無理をせず他の治療をおこないます。

漢方薬は、その子の状態をみて、現状でどのようになっているか考えて漢方薬を選んでいくので、決まった漢方薬ということではないのですが、症状からでも漢方薬を選ぶことは可能です。

当院では動物用の漢方薬を使っていますので、一般的な漢方薬の治療とは異なるかもしれません。

症状からの選択であれば、泌尿器系の漢方薬は通淋という漢方薬を使います。
メンタル系の漢方薬は静心という漢方薬を使います。
この2つを組み合わせて治療をおこないます。

通淋には、金銭草が入っていて、泌尿器の炎症、排尿困難、排尿痛、結石による排尿痛に効果があります。
海金沙も入っていて、排尿痛、排尿困難に効果があります。

静心には、養心安神薬として、酸棗仁、合観花が入っていて、重鎮安神薬として、珍珠母が入っていて、メンタルに効果があります。

猫の特発性膀胱炎を漢方薬でも治療することがあります。


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おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。

前回は、猫の特発性膀胱炎とフェロモン剤の話をしました。
今回は、特発性膀胱炎とホモトキシコロジーの話をします。

ホモトキシコロジーは、当院で行っている統合医療の一つで、ドイツのハンス・エインリッヒ・レクベーク医学博士が開発した治療方法になります。
ホメオパシーをベースに病気に応じて薬剤を選択できるようになっています。

特発性膀胱炎の現代治療では、確立された治療方法がない状態です。
統合医療では、治療法があり、うまく活用できれば効果的な治療になります。
その一つがホモトキシコロジーになります。

ホモトキシコロジーでの治療としては、Cantharis+Mucosa+Traumeelという薬を基本治療として使います。
この3つの薬を1mlずつ混ぜて、3mlを1日1回~2回投薬します。

Cantharisは、おもな効果が排尿困難を伴う膀胱炎、痛み、粘膜の炎症、膀胱と腎臓の炎症、腎盂腎炎などに効果があります。

Mucosaは、消化管、気道、泌尿器、生殖器、目の粘膜の障害、副鼻腔炎、歯肉炎、気管支炎、結膜炎、胆管炎、胆嚢炎、膀胱炎、尿道炎、膣炎、胃炎、胃潰瘍、十二指腸炎、空腸炎、回腸炎、大腸炎、中耳炎、喉頭炎などに効果があります。

Traumeelは、挫傷、捻挫、背部痛、関節痛、創傷治癒、潰瘍、打撲、炎症性疾患、筋肉痛、関節リウマチ、乳腺炎、皮膚炎、中耳炎、副鼻腔炎、膀胱炎、尿道炎などに効果があります。

この3つのコンビネーションによって、特発性膀胱炎の治療に効果があります。
当院での特発性膀胱炎の治療は、このコンビネーションの治療と漢方薬によるメンタル治療を加えて、治療しております。
これにより、かなりの再発を防ぐことができています。
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