気になる今どきの教育費 | 【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

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おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

日中は暑くなりますが、朝晩は過ごしやすくていいですね。

かぜをひきやすい季節です。ご注意ください。

 

 

●気になる今どきの教育費

 

 


教育費は子どもが生まれた瞬間に、
いつ・いくらお金がかかるか?ある程度わかります。


これからこどもが生まれる場合、
生まれたらすぐに貯金計画を作って準備をはじめるといいですね。


下の表は、幼稚園~高校までの1年間にかかる教育費の平均データです。
学習塾や教材費なども含んだ費用なのでとても便利です。


平均データなので、もちろん個人差はありますが、
長期計画を立てるには、とても参考になります。

 

 


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小学校~高校まで公立の場合、毎月かかるのは、
小学校2.6万円、中学校4万円、高校4.3万円。


一方、私立の場合、
小学校11.6万円、中学校10.3万円、高校8.2万円。
私立は学校によって費用が大きく異なります。


ちなみに、私の住む群馬県の私立高校は、
入学金などが20~30万円、授業料が毎月3万円程度の学校が多いようです。
(各高校のサイトで確認できます)


群馬県の公立高校は、入学金などが5,650円、授業料が毎月9,900円。
(平成23年度。群馬県教育委員会より)
東京などと比べると、公立と私立の差は小さいようです。


※上記には高校授業料無償化は入っていません。
制度が続けば、公立高校の授業料は無料。
私立高校の授業料も公立高校と同程度減免されます。


・・・


下の表は、1年間にかかる大学の教育費の平均データです。
自宅・自宅外、国立・私立を分けてあって便利です。


ただ、学部別にはなっていません。
数の多い文系学部の費用と考えておくといいでしょう。

 


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1年間にかかる費用は、
国立・自宅106万円、私立・自宅173万円、
国立・自宅外172万円、私立・自宅外239万円。


例えば、私立・自宅外は4年間で956万円です。
(239万円×4年間)


・・・


高校まで公立で、大学進学を考えた場合、
大学の費用が大きいことがわかります。


このケースでは、高校までの教育費は毎月(毎年)の収入の範囲で、
大学の費用を長期で準備するという計画がお勧めです。


大学進学と、小学校~高校で私立を考えた場合、
期間が長いので、一定以上の収入がないと難しいでしょう。


今回は、教育費がいくらかかるのか見ていただきました。
次回は、「教育費は高校卒業までに600万円を目標に 」です。

 

 

 

●これまでの記事のもくじ(上から順に続いています)

 

貯金計画編スタートです。

最初の貯金は、もしものお金100万円

貯金計画はライフプランから逆算して作る

ライフプランの作り方

貯金計画表の作り方

貯金計画は優先順位を決めて

目的別書金計画の作り方(車の買い替え)

マイホームの頭金の作り方(若いときに買う場合)

退職前後にマイホームを現金で購入する方法

教育費と老後資金準備のバランス

 

 

 

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牛込伸幸FP事務所
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