貯金計画編スタートです。 | 【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

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おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

今回から、貯蓄計画編をはじめます。


「月いち家計簿」で、貯金を先に引いて、その残りで生活するというお話をしました。
貯蓄計画編では、その貯金(つみたて)をいくらにしたらいいのか?
その考え方をお伝えします。


今回は、全体像をお話します。


マネー雑誌などを読むと、貯金の目安がよく書かれています。
手取り収入の2割という目安が有名ですね。


取りあえず貯金をはじめる場合、
こうした目安を参考に、まず、はじめてみるのはいいと思います。


でも、最終的には、マイホーム、教育、車・・・老後資金と、
将来、必要なお金を準備することが目的です。


ですから、貯金計画は、ライフプランから逆算して作る必要があります。


車は10年ごとに買い替えるから・・・
子どもが大学に進学するのが10年後だから・・・


すべての目標に対して、均等に貯金計画を作ると無理が出てきます。
特に、教育費と老後資金は、優先順位をつけて準備する必要があります。


子育て時期は教育費の準備をメインに。
子どもが就職したら老後資金を。


という感じです。
ただ、子どもが就職してから、退職するまでの期間が短い場合は、
教育費と老後資金を並行して準備する必要があります。


このように、貯金計画は、ライフプランから逆算して、
それぞれの目標に優先順位をつけながら作る必要があります。


・・・


貯金ということばには、
何かあったときに取っておくお金というイメージがあると思います。


もちろん、そういうお金もある程度は必要です。
でも、ここでお話しする貯金は、将来、必要になるお金のことです。


私は、ライフプラン全体を見渡して、100万円以上かかる支出は、
貯金計画を作って対応しています。


具体的には、車、教育費、マイホームの頭金、リフォーム、老後資金などです。


将来、必要なお金だから、毎月の収入やボーナスから、
先に引いてでも、貯める必要があるというわけです。


・・・


ライフプランから逆算して、貯金計画を作って、
実行するといいことがあります。


10年ごとの車の買い替え時期にお金が貯まっている
子どもの大学進学時期にお金が貯まっている


貯金計画をたんたんと実行していれば、
ある意味、自然に必要なお金が貯まる。
これが安心感につながります。


もちろん、貯金計画を実行し続けることは大変です。
でも、これは将来、必要な貯金だから、続ける必要がある、


逆に、いえば、将来、必要な貯金を引いて残った分は、
使っても大丈夫という安心感も生まれます。


次回から、具体的な内容に入っていきます。
次回は、最初の貯金は、もしものお金100万円 です。

 

 

牛込伸幸FP事務所

 

 

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