+Sleep 女性と子どもの眠育サロン
鶴田名緒子です。
先日、『子育ち・親育ち~スマイルライフのとびらを開けよう~』第1回(全5回)の講師としてお招きを受け、相模原市立公民館にて、『睡眠から整える「子ども生活リズム」の作り方』と題して睡眠講座を行ってきました!
和室の会場で、赤ちゃん連れのママさん、妊婦さん、助産師さん、総勢22名がお集まりくださいました。
みなさん、とても真剣に前のめりになって聴いてくださって嬉しかったです。
子育てにどうやって生かそうかと、たくさんメモをとられたり、質問もたくさんたくさん受けさせて頂きました。
すでにジーナ式の子育て方法を実践していらっしゃる方や、母乳育児を教えている助産師さんもいらっしゃって、「わかりやすかった!」「ジーナ式が終わってからもできそう!」と言っていただけたので、私も頑張ってよかったなぁ、と胸をなでおろしました。
今回は、実は準備にとても時間がかかりました~。
(最近、お弁当やグルテンフリーの食ネタが多かったのですが、現実逃避していたワケではないのですぅ。こちらは、睡眠と食について、自分なりに突き詰めていっている途中。 )
私なりの「子ども生活リズム」を構築させていく上で、新しい視点を作りだすまでに、産みの苦しみがありました。
今回は発達心理学とからめてお話させていただいた部分もあったり、睡眠と脳の関係から新しくお話しさせていただく部分も。
1日24時間という時間の中で、睡眠を大切に(もっと言えば主役級に)考え、子どもの年齢に応じた適正睡眠時間を確保し、日中の活動を支えるのが「子ども生活リズム」。
人にはいろいろなリズムがあることもお伝えしました。
少しだけでもいいので、自分の体に意識を傾けてみると、体の声を聞きとりやすくなります。
「子ども生活リズム」を乳幼児期から身に着けておけば、小学校就学のときに慌てなくても、スッと適応することができるようになります。
また、最近は、子どもの不眠症の問題も多く聞かれるようになってきました。
不眠症になってしまってから、「子ども生活リズム」を整えることはとても大変なのです。その前に予防的に、リズムを整えておくことがとても大切 なんです。
板書の1部。↓
この後は、講座や質問がたくさんたくさん飛び出して、自分で写真を撮ることができませんでした。
字が雑すぎてすみません。
人の体内時計を刻むには、さまざまな体の中のリズムが関わってきます。
サーカディアンリズムという約25時間のリズムや、新生児の睡眠に見られるような2~3時間おきの短いウルトラディアンリズム。(これは、大人になっても日中の眠気などにも関わってきます。)
また、自律神経の(交感神経や副交感神経)リズム。
深部体温のリズム。
セロトニン、メラトニンなどの、ホルモン、つまり内分泌系のリズム。
これが1日24時間の中で、どのように推移していくか。
体の働きにどう関わってくるのか。
それを少し頭に入れておくだけで、時間帯に応じてどのように活動しなければならないのかが見えてきます。
こういった、私たちの中にある体のリズムを意識することから、子どもも大人も「生活リズム」を整えやすくなっていくのです。
そして、子ども生活リズムを整えるサポーターが必要です。
1番近い存在は、ママ、家族ですよね。
赤ちゃんや子どもは1人ではリズムを整えることができません。
赤ちゃんや子どもの要求するまま応じるのではなく、ママや大人が睡眠時間や、睡眠改善の方法を年齢に応じて導くことが、「子ども生活リズム」は適切に整えられていくのです。
そして、「子ども生活リズム」が整っている子どもは、発達段階に応じて、きちんと「生きる力」を身につけていくことができるようになります。
幼児から児童期(小学校時代)へステージアップするときにも、力強く羽ばたいていくことができると思っています。
(会場の相模原市立星が丘公民館。)
相模原市立星が丘公民館の館長様、職員のみなさん、運営者様、お手伝いのみなさん、本当にたくさんたくさんお世話になり、ありがとうございました!!
講座終了後は運営者の長沢さんと、サポートしてくださった方々とフクロウ座さんというお店に行きました。
私はゆるっとグルテンフリー中なため、お豆腐のガーリックソテーを食べました。
美味しくてびっくりしました。
うまうま~! 幸せすぎるひとときなのでした。
(そして、やっぱり、食レポで締めくくり・・・。)
続き記事はこちら↓
■眠育のご感想!■『子育ち・親育ち~スマイルライフのとびらを開けよう~』第1回
■眠育■『子育ち・親育ち~スマイルライフのとびらを開けよう~』第4回でママさんたちと再会!