『お客さまの知らないことを教えてあげる』
安売りせずに高く売るために『お客さまの知らないことを教えてあげる』という視点があります。
あなたはプロですよね。
あなたのお客さまより、その道ではプロです。
だって、毎日プロとして仕事をしているわけですから。
情報量も情報の質も、お客さまより勝っているのはあたりまえです。
だからお客さまは神様ではなく、あなたの「生徒さん」なのです。
お客さまだからって、奴隷になってはいけません。
お客さまの要望をなんでも聞いていては、プロとして恥ずかしいことです。
もちろん、お客さまに対して傲慢に偉そうになれってことじゃないですよ。
(商売というのは対等の関係です。)
あなたがプロとして届ける情報が、お客さまには、とっても価値があるってことです。
そういう情報を常に発信していたら、お客さまとの間に、関係性ができ、選んでもらえるようになるのです。
知らないことを教えてあげましょう。
この前一緒にセミナーの講師をしてくれた通販会社の食品バイヤー
ボクの弟子、石川さんの事例です。
彼のブログも、事例が満載です。
【通販スイーツバイヤーイッシーの気づき日記】
ボクの本を読んで、カタログを変えてみました。
それまでは
--------------------------北海道十勝沖でとれた雌のししゃもを
丸ごと干しました。
頭から召し上がれ
それだけしか書いていなかった。
ところがいろいろと調べてみると、ししゃもは北海道で獲れたものをいい。
通常スーパーなどで売っているものは、カラフトししゃも(カペリン)という魚だと知った。
その知識はお客さまも同じと判断し、伝えたのです。
本物のししゃも って知ってますか?
本物のししゃも って知ってますか?
と、問いかけて、
通常スーパーで売っているのは
ししゃもって呼ばないんです。
本物のししゃもをぜひ食べてみてください。
と書きました。
これで、売上が3.5倍になったのです。
安売りも、お得セールもしないで、売れたわけです。
『お客さまの知らないことを教えてあげる』
という視点で販促物やカタログを作ってみましょう。
あなたがプロとして発信できる情報はなんですか?