高く売れるための視点:1 ターゲットを狭くする | 藤村正宏のエクスマブログ

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『ターゲットを狭くすると伝わりやすくなる』


安売りするのではなく、価値をしっかりと伝えて、適正価格で買ってもらう。それは大切なことです。だいたいお客さまは安売りなんて望んでいないんです。


さてさて、ボクの本でも紹介した、鹿児島のホームセンター「しもんそマルヒラ」の『アクリル研磨剤』のPOPは、ターゲットをすごく明確にして成功しました。

バイクに乗る人がターゲット。
ヘルメットのフェースを磨くのに使えるよ、と伝えたわけです。

<どういうPOPかみたい人は以下から>

「売れるPOP アクリル研磨剤」へ
ターゲットを狭くしたら、バイクに乗る人しか買わないか? 
そんなことはありませんよね。

「うわ~、こんなにきれいになるんだ」

ということで、ほかの人も買うわけです。
伝えるときにはターゲットを狭くすると、それ以外の人にも伝わりやすくなるんです。

狭いほうがターゲットに伝わりやすい。

ターゲットに伝わりやすい、ということは、
ほかの人にも伝わりやすくなるということです。



◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-成山堂書店広告
<画像をクリックすると大きくなります>



読売新聞に載せた成山堂書店の書籍の広告。
「イセエビをつくる」とか、「電車の話」とか、
そういう本を出している、海事図書の出版社です。
社長と専務がボクの塾生です。
この広告自体は、うちの弟がデザインしました。
それまでも時々読売新聞に広告を出していましたが、本を並べているだけの広告だったそうです。

この広告では、ターゲットを絞りました。

「釣り好きに訴えかけよう」

ということです。

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私の趣味は30年間やっている釣りです。
この本を読んでから、大袈裟ですが「釣り」が10倍楽しくなりました
もっと魚を釣るために、
もっともっと釣りを楽しむために、
魚のことを知りつくした研究者が書いた本をオススメします

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この広告を出したら、広告が出てからの一週間、電話がしょっちゅうかかってきたそうです。

それまでにはなかったことです。

ターゲットを狭くすると、そのターゲットだけじゃなく、たくさんの人に伝わりやすくなるのです。


安売りを考える前に、ターゲットを狭く設定してみましょう。