高く売れるための視点:3 エピソードを伝える | 藤村正宏のエクスマブログ

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『エピソードや物語を伝える』


とかく、販促物では、商品の良さを伝えるために、どうしても「スペック」(商品の性能・性質・素材、等)や

「こだわり」を伝えようとします。

でもね、残念ながら、スペックやこだわりを伝えても、あまり伝わりません。

消費者はあまり興味がないからです。

人々はあなたの言いたいことは聞きたくないのです。

自分にとってどうなのかを知りたいのです。

それに今の時代、あなた以外の商品だって「スペック」はいいし、あなた以外の会社もみんな「こだわり」はもっているのです。
「スペック」はもちろん、「こだわり」だって、伝えても伝わりにくくなっているのです。
それよりも「エピソード」を伝えたほうが、共感を生み、高く売れるようになります。エピソードや物語は、自分に落とし込みやすいからです。


またまた、通販食品バイヤー石川さん(イッシー)の事例です。
いつも行列ができるお煎餅屋さんがありました。
それまでは単に「行列ができる煎餅」としかカタログに書いていなかった。

どうして行列ができるのかもわからない。

ただの表面的な現象しか伝えていません。

それはスペックを言っているのと同じです。
何の説得力も持ちません。


イッシーはその会社にインタビューをしました。

そして行列ができるきっかけになったエピソードを聞いたのです。
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もともと、御煎餅工場から大型車両が出入りするので
近隣の方々に迷惑だろうと思い

お詫びの意味で、毎週土曜日にお煎餅を販売していました。
そのお煎餅の美味しさがクチコミで広がり

今では行列のできるようにまでなったのです。

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このエピソードをただ紹介しただけで


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-御煎餅屋さん
行列したエピソードを伝えた
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なんと、以前の3.8倍の売上になりました。


物語やエピソードは、独自性になります。

消費者も共感しやすい。

説得力もある。

さらにエピソードは価値が伝わりやすくなるのです。

前から言っていますが、お客さまの声が反応がいいのも、お客さまの声は最初からエピソードだからです。


あなたの商品やお店の

「エピソード」
「開発物語」
「お客さまの声」

伝えたら、より価値になるものがあります。

そういうコトがないか調べてみましょう。

モノを売るのではなく、エピソードや物語を売るのです。