[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2014年上半期編 | FFXI FreaQ-Ency

[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2014年上半期編

今年も残りあと半年しかないってどういう事なんですかね!?
相変わらず月日が過ぎるのは早い。というわけで気が着けば
半年に一度の恒例のいつものアレの季節がやってきました。

私が2014年上半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2014年01月01日~2014年06月30日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・おこぼれ姫と円卓の騎士 (石田 リンネ) 現9巻(ビーズログ文庫)
 おこぼれで次期王の座が転がり込んだレティーツィア姫が、数年後の即位式までに
 王直属の「円卓の騎士」十二人を揃えるべく奔走する姿を描く異世界ファンタジー。
 強い意志と覚悟を持って次代の王として行動するレティさんの姿が頼もしいし、
 円卓の騎士候補達も個性的なメンツ揃いで、その関係性とかやり取りがいいのよ。
 (※2014年6月末時点で4巻目まで読了)

・魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス> (三原 みつき) 現5巻(MF文庫J)
 剣士でありながら<神魔(ディーヴァ)>を召喚する力<謎痕(スティグマ)>を得た
 主人公・林崎一樹がふたつの力を揮って戦う剣と魔法の学園バトルラブコメ作品。
 主人公の一樹がみんなを守る為に覚悟を持ってハーレムの構築を目指しつつ、全力で
 ヒロインズとイチャイチャしてるのがいっそ清々しい程の…アレ?これバトルモノ(略

・盟約のリヴァイアサン (丈月 城) 現5巻(MF文庫J)
 世界を脅かす存在であるドラゴンと、ドラゴンに似せた幻獣“リヴァイアサン(蛇)”
 を顕現・使役して対抗する『魔女』たちの戦いを描くバトルアクションラブコメ。
 というあらすじは置いといて、同級生の織姫さんが可愛い! 幼馴染のアーシャさんが
 可愛い! 後輩の羽純さんが可愛い! とヒロインズが可愛くて大変よろしいのですよ。

・落第騎士の英雄譚 (海空 りく) 現4巻(GA文庫)
 己の魂から武装を具現化する能力者の養成学園を舞台に、「落第騎士」の主人公
 一輝が「天才騎士」と称される少女ステラと出会う所から始まる学園バトルモノ。
 「最弱」と言われながらも己の持つ力を研ぎ澄まして並み居る強力なライバル達と
 戦っていく一輝の姿とか、一輝とステラさんのイチャイチャがいいんだわこれー。

・つれづれ、北野坂探偵舎 (河野 裕) 現3巻(角川文庫)
 カフェを営みつつ探偵をする元編集者・佐々波蓮司と小説家・雨坂続の二人が、
 得た手掛かりを元にして「物語を創る」様に持ち込まれた依頼の謎を解き明かす
 オカルト系ミステリ作品。主人公コンビが元編集者と小説家なせいか、二人の
 会話などで度々見られるメタな感じがもうなんというか…興味深いんですわ。

・パナティーア異譚 (竹岡 葉月) 現3巻(ファミ通文庫)
 かつて異世界に召喚され紆余曲折経て英雄となった少年が、6年後再召喚されて
 再び世界を救う旅に出る所から始まる、異世界転生ファンタジー。流行の異世界
 転生モノながら、主人公がかつて救った世界の「その後」を目の当たりにしたり、
 意外な展開が待っていたり、色々と一筋縄じゃなくて興味深い作品。

・Only Sense Online (アロハ 座長) 現2巻(富士見ファンタジア文庫)
 初心者ゲーマーのユンが妹のミュウ&親友のタクに誘われて始めたVRMMORPGを
 マイペースにプレイする姿を描いたゲーム系アクションコメディ。主人公ユンが
 ゲームを楽しんでプレイしてる感じが出ててるのがいいんだよねー。作中ゲーム
 の独特なシステムとその自由度の高さが、凄く興味深いんだよねー。

・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる (野村 美月) 現1巻(ファミ通文庫)
 とある経緯で吸血鬼になってしまった少年・原田詩也が転校先で、演劇部のトップ
 女優・春科綾音と出会った事から始まる学園青春(+吸血鬼モノ)ラノベ。ヒロイン
 の綾音先輩の可愛さがマジ半端ないの! 綾音先輩マジ聖女! そしてマジ魔性!
 主人公・詩也が綾音先輩にどんどん惹かれていく様子がホント堪らないですわ。

・絶対ナル孤独者 (川原 礫) 現1巻(電撃文庫)
 宇宙から降ってきた謎の球体と接触し「異能力」を発現した者達同士の戦いを描く、
 SF系異能バトルラノベ。元はwebの連載作品で、作者がSAOとAW二作を商業展開する
 事情から中断されてたが、今回の書籍化で続きが期待される所。多くの要素がAWの
 の方に継承されたカンジだが、書籍化にあたって今度はAWの要素を逆輸入している
 様なカタチに見えるのが興味深い所で。繋がる事は…ない、と思うが、さて…w

・夏の終わりとリセット彼女 (境田 吉孝) 現1巻(ガガガ文庫)
 サボリ癖のある主人公と事故に遭い記憶喪失になった少女、恋人関係がリセット
 されてしまった二人のぎこちない交流を描く学園青春ラノベ。最初に読み終えた
 時には不器用な二人の関係性と進展が面白いと思ったんだけど、色々他の人の感想
 を見て主人公を取巻く環境に、そんな見方もあるのかと思った作品なんだよね。
 やっぱり“今”のそういう感覚が作品に反映されてくるのかなー、とかね。

・特等添乗員αの難事件 (松岡 圭介) 現5巻(角川文庫)
 「水平思考(ラテラル・シンキング)」により、旅先のトラブルを瞬時に解決する
 有能ツアコン「特等添乗員α」こと浅倉絢奈の活躍を描く「人が死なないミステリ」。
 絢奈さんの先生的な人が出す難問奇問や、絢奈さんが旅先で遭遇するトラブルや問題を
 ラテラルシンキングでもって次々に解決していく、その痛快っぷりが面白い作品。


並びは巻数(2014年6月末時点)順のち五十音順。

「ラノベ寄りの一般小説、一般寄りのラノベ」はて、境界はどこにあるのかしら…。
という話は置いといて「ファンタジーとSFの境界は(略」という話も置いといてw

やっぱりこうやってまとめる時に、最近読んだ印象に残ってるモノを
選んでしまいがちなのは、どうしても仕方ないよなー。
読んだ日から大分経ってる作品は余程強い印象がないと負けちゃうカンジ。
そういう面でもラノベの刊行間隔って大事だよなぁ、と。

2014年6月末までに読んだラノベ冊数は246冊。→ 246冊/181日

単純計算で考えると月当たり42冊読むと、年500冊を越えるようで。
日平均にすると1.4冊/日ぐらいなので、大体2日で3冊の計算だ。
んー、いけそうな、いけなさそうな…? さてさて…。


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