[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2010年上半期編 | FFXI FreaQ-Ency

[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2010年上半期編

2010年01月01日~06月30日までの上半期中に読んだラノベの中から
読んで面白かった作品(シリーズ)を挙げてみようかと思います。

ただし、以前書いた「今年(2009年分)読んだ、面白かったラノベ作品十選」にて
挙げたタイトルは除く。
今回はひとことコメント的なモノも付けます! というわけで以下。


・空色パンデミック(本田 誠)
 物語内にて出てくる「空想病」という病気の発病によって起こる「虚構内虚構」の
 境界が果たしてどこまでなのかわからない、このなんともいえない宙ぶらり感ヤバイ。

・ココロコネクトヒト(キズ)ランダム(庵田 定夏)
 男女五人が見舞われる非日常的事件と共に描かれる友情&恋愛模様が良いのです。

・ダブルアクセス(樋口 司)
 作中に登場する「とあるオンラインゲーム」の成り立ちが気になる作品。
 ゲームと現実が交錯する系の話はやっぱりスキなんだよね。

・神さまのいない日曜日(入江 君人)
 人が生まれず、そして死者が死なない世界で、死者を埋葬する「墓守」の少女の話
 なんだけど、1巻よりも2巻の話にもう、なんというか、ガツンと喰らってしまった。

・氷結鏡界のエデン(細音 啓)
 まさに王道ファンタジー的な物語で、世界の成り立ちの謎とか、特異な境遇にある
 主人公の歩む道、その先が気になってしまう作品。

・羽月莉音の帝国(至道 流星)
 現代社会を舞台に高校生たちが自らの帝国を作るため、「経済」を武器に奔走する、
 荒唐無稽に見える話なんだけど、世の中ってホントにこんなカンジなの…? とか
 思ってしまうような、かなり現実的な要素を元に構成されている作品で、びっくり。

・GJ部(新木 伸)
 GJ部(グッジョぶ)という謎の部活に所属する4人の個性的な少女たちと主人公の
 ゆるゆるな日常がいいカンジにニヤニヤ出来る作品。 曰く「4コマ小説」という
 名目で、一話当たり4ページ構成になっていて、スラスラ読めるのも良いわ。

・七花、時跳び(久住四季)
 ラブがメインか、コメがメインか、はたまたタイムトラベルがメインなのか、
 掴み所がないようであるような、そんなライト感覚な物語が良かった。

・さくら荘のペットな彼女(鴨志田 一)
 奇人変人だらけの学生寮で繰り広げられる人間模様が面白い作品。
 キャラたちの掛け合いも小気味良くて楽しい。

・電波女と青春男(入間人間)
 「青春ポイント」稼ぎに奔走する主人公とヒロインたちの日常がまさに青春てカンジ。


以上の10作品が2010年上半期の十選。
感想記事を書いてないタイトルが大半ですがキニシナイ!

基本的に「面白かった、続きが読みたい」という基準で挙げましたが、
やはり10個に絞るのは難しい。コメントの長さに差があるのは、
どうしてもうまく説明を圧縮できなかったせいです。
やっぱり、こういうのって、難しいな、と…。


ラノベの新しいシリーズを読んだ時に、1巻のみで「これはいいな」と思えるモノと、
2巻3巻と巻数を重ねていって「うん、面白い」と判断出来る作品とあるのですよね。
1巻はそれなりに良かったのに、2巻で微妙になってしまう作品というのも、
あったりしてねぇ…。

12月辺りに下半期の十選をまとめられるといいかなー、
とか思っていますがさてさて…。