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[読書][雑記] 面白かったラノベ作品五選・2016年下半期編

休み入るとついだらけちゃう。仕方ないよね。

 

私が2016年下半期に読んだラノベ作品(新作)の中から

「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

 

2016年下半期中に私が読んだラノベ冊数 → 95冊/184日

年間合計(上半期:103冊、下半期:95冊) → 198冊/366日

※今年はうるう年!

 

条件はこれまでの「五選/十選/十五選」エントリに取り上げていない作品で、

期間中(2016年07月01日~2016年12月31日の間)に刊行された新作、

あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、としています。

上半期に引き続き読書冊数を減らしているため今回も「五選」に。

 

 

 

・血翼王亡命譚 (新 八角) 全3巻(電撃文庫)

 国を追われた王女と、彼女の専任護衛剣士の運命を描く、儚き恋の亡命譚。

 (※1巻帯文よりほぼ全て抜粋)

 1巻ラストからどう続けていくのかと見守っていた作品だったのだが、独特の世界観

 と主人公たちが辿る事になる波乱の運命を(個人的に結末に納得しきれない部分も

 あるが、それも含めて)全3巻という尺の中で、しっかり書き切ったなと思える作品。

 

・異世界とわたし、どっちが好きなの? (暁 雪) 全2巻(MF文庫J)

 最近流行の「異世界転生」を題材にしつつも、中身は正統の(?)ボーイミーツガール

 な現代学園ラブコメ。接点のなかった「ぼっち主人公と高嶺の花ヒロイン」二人が

 利害の一致で共同関係を結びアレコレやっていく事になるのだが、その二人の距離

 が段々近づいていって…という所が存分に楽しめて、大変よろしいのです。爆発しろ!

 

・小説 ガーリッシュナンバー (渡 航) 現2巻(アスキー・メディアワークス)

 2016年秋期アニメ化タイトルの前日譚的位置付けとなっているノベライズ作品。

 新人女性声優・烏丸千歳とその兄でかつマネージャーの悟浄、二人の目とその活動

 を通して声優業界のアレコレを、独特の文体で描き出していくのが面白く。

 キーワードは「クズ」という所がひとつのアレ。

 

・君を愛したひとりの僕へ / 僕が愛したすべての君へ ※二作連作

 (乙野 四方宇) (ハヤカワ文庫)

 「並行世界」の存在が実証された未来世界を舞台に、一人の少年・暦が歩む人生の

 可能性と交錯を「二つ(二冊)の物語」によって描き出す、パラレルSFラブストーリー。

 選択肢により別の物語が展開するADVゲームが如く、どちらから読むかによって、

 その印象が大きく変わるであろう物語構成と結末が興味深く、そして面白い作品。

 

・サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう

 (秀章) 現1巻(角川スニーカー文庫)

 一人の美少女の存在を巡ってやがて対立する事になる、五人組冒険者パーティと

 その顛末を描くサークルクラッシュinファンタジーコメディ。「手にした財宝の取り分」

 を巡って仲間同士争うのと、「救出した美少女」の存在を巡って仲間同士争うのと、

 何がどう違うのかを描き出している(多分)のが、興味深く面白い作品。

 

 

・SAO オルタナティブ クローバーズ・リグレット (渡瀬 草一郎) 現1巻(電撃文庫)

 ※タイトルは長すぎるので一部省略形

 SAOの世界観・設定を基に、新たな舞台と新たな主人公による新たな物語を展開

 するVRストーリー(SAOスピンオフ)。SAOとの繋がりをしっかり見せつつ、和風系

 VR世界をメイン舞台にしてたり、主役組がリアルとVRの間にたつ解決屋的な立ち

 回りをしたりと、SAOとの違いを出しつつ面白く仕上げてキタなと感じた作品。

 

 

 

並びは巻数(2016年12月末時点)順のち五十音順。

 

今年から読書冊数を大分減らしたワケだけども、そうなって、

去年までよくまあ、一日一冊(頑張って二冊)ペースを保っていたな、と

思わざるを得ず。

 

当たり前のようにこなしていた事が出来なくなるって、なんでなんですかね…?

心持ちのせいですかね…。

 

 

 

 

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[読書][雑記] 面白かったラノベ作品五選・2016年上半期編

あつーい! なんだこの空梅雨…。
今年はメチャクチャ暑くなるとの予測があるらしい。マジ勘弁…。
それは、まあ、おいて本題へ。

私が2016年上半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

2016年上半期中に私が読んだラノベ冊数:103冊 → 103冊/182日
※今年はうるう年!

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2016年01月01日~2016年06月30日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、としています。

例年と比べて読書冊数が大幅に減った事で必然的に手を出した新作の数も
減少した事を鑑みて、今年は「五選」となりました。


・君と時計と~~ (綾崎 隼) 現3巻(講談社タイガ)
 とある後悔を抱えたまま無気力に高校生活を過ごす主人公がある日、自分が過去に
 戻っている事に気が付く所から始まる、青春タイムリープ・ミステリ。タイムリープに
 関わる謎と事象に対処すべく主人公達は奔走するのだが、段々明らかになるタイム
 リープを巡る真相の衝撃と迎える顛末と…、この行き着く結末が気になる作品。

・楽園への清く正しき道程 (野村 美月) 現3巻(ファミ通文庫)
 とある事情で王様になってしまった元庶民ルドヴィークが、迎え入れると予言された
 王妃達の素性と事情と、娶るまでの顛末を描く、ハーレム系ファンタジーラブコメ。
 主人公の王様が嫁を迎え入れると共に、潜在していた問題も解消して結果、国がより
 良くなる、というカンジのオチがとてもスキ。みんなが幸せになる正しき道程?

・アサシンズプライド (天城 ケイ) 現2巻(富士見ファンタジア文庫)
 「無能才女」と揶揄される貴族の少女と、彼女の家庭教師として派遣された暗殺者の
 主人公が繰り広げる、学園成上りバトルファンタジー。ヒロインの為に危ない橋を渡る
 主人公はまあ窮地をなんとかするだろうと思いつつ、ヒロインが成長して目前の苦難
 を乗り越えていく様子を見守るカンジの作品。気高き少女は愛おしいのだ。

・倫敦千夜一夜物語 (久賀 理世) 現2巻(集英社オレンジ文庫)
 19世紀末の時代を舞台に、ロンドン郊外の町で貸本屋を営む兄妹が本(物語)と
 人にまつわる謎を解き明かす、ヴィクトリアン文学ミステリー。近代文学を題材に
 据えて、それに纏わる話を展開しながらも、当時の世相や流行・情勢を伺える様な
 なんともいえない不思議な感覚がある作品。

・近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (久遠 侑) 現1巻(ファミ通文庫)
 母と息子二人暮しの家に、遠い親戚の少女が同居人として加わる所から始まる同居
 系学園青春ストーリー。母子家庭の主人公・健一の視点で描かれる、思春期の男女、
 同居人、友人、幼馴染…という、彼らの絶妙な関係性、「近くて遠い」距離感、
 タマランよね。健一を取巻く関係性と物語がどうなるのか、気になりますわー。


・退出ゲーム(ハルチカシリーズ) (初野 晴) 現4巻(角川文庫)※文庫版
 高校入学を期に9年ぶりに再会したチカとハルタの幼馴染コンビが、廃部寸前の
 弱小吹奏楽部を立て直すべく吹奏楽と関係ない所で謎解きに奔走する、学園青春
 ミステリ。2016年初頭アニメタイトルに含まれていたので購入した次第なのだが、
 変人だらけの生徒達とハルチカコンビが繰り広げるやりとりが面白い作品。


並びは巻数(2016年06月末時点)順のち五十音順。


ひと月内の読書冊数を半減させたカンジなんだけど、たまーに
続きを買ってる作品の刊行が被って月内で読みきれない購入数になったり、
逆に購入数が少なかったりとバラ付きが出てきて、購入少ない月に
つい新作に手を伸ばしそうになったり…。

やっぱり表紙の引力ってあるよなー。



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[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2015年下半期編

絶賛だらけ中につき、さっそく本題。

私が2015年下半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2015年07月01日~2015年12月31日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・ぼくのゆうしゃ (葵 せきな) 全8巻 (富士見ファンタジア文庫) 
 ある日突然異世界に召喚された「勇者」トオルと、成行きから彼と旅を共にする事に
 なった仲間達が繰り広げる異世界珍道中記。これまで十選に挙げあぐねていたんだが
 2015年入ってからの刊行分(6・7・8巻)が終盤~完結まで怒涛の展開で、これは挙げ
 ざるを得ないわ、と。最後まで読んで満足・納得のいくカタチの〆だったわー、と。

・ゼロから始める魔法の書 (虎走 かける) 現5巻 (電撃文庫)
 魔女狩りにより「魔術」が淘汰されつつある世界を舞台に、世に変革を起こしうる新たな
 可能性『魔法』が記された「ゼロの書」を巡る剣と魔法のファンタジー。ヒロインの魔女ゼロ
 と彼女の護衛になってしまった半獣人の傭兵さん(名は黙秘)のやりとりが面白く。理不尽
 な世界の中にもたらされた「魔法」がどんな影響を及ぼすのか、その先が気になる作品。

・天空監獄の魔術画廊 (永菜 葉一) 現3巻 (角川スニーカー文庫)
 恐るべき魔術の込められた幾多の『魔王の絵画』を封じる「天空の監獄」を舞台に繰り
 広げられる脱獄バトルファンタジー。主人公の最終目標を脱獄に据えつつも、実態は
 『魔王の絵画(女性の身体に宿る)』を駆使しての魔術バトルがメインなんだが、主人公
 の戦力強化=ヒロイン増加(ハーレム状態)を必然化した、この素晴らしい設定よ!

・迷宮都市のアンティークショップ (大場 鳩太郎) 全3巻 (ファミ通文庫)
 様々な「付与道具(マジックアイテム)」が秘める効果の鑑定とその道具に纏わる冒険譚
 を紐解くアイテムファンタジー。「不思議な道具」に纏わる逸話としての、ある冒険者の
 成長譚や彼らが体験した過去の話などを短編連作的に展開するんだが、各話に繋がり
 があったりなかったり繋がりをほのめかしたり、色々想像の余地あるのがいいのよね。

・ありふれた職業で世界最強 (白米 良) 現2巻 (オーバーラップ文庫)
 異世界に召喚されながらも平凡な能力しか持たなかった主人公が、絶望の奈落の底から
 最強へと這い上がる異世界転生ファンタジー。絶望的サバイバルを乗り越えて最強へと
 這い上がるまでの話と、這い上がった以後の話で大分趣きが変わるんだよなー。
 その辺りで評価が分かれそうな気がする作品。

・SとSの不埒な同盟 (野村 美月) 全2巻 (ダッシュエックス文庫)
 美術部を隠れ蓑に、好みの異性をひっそりと眺める「鑑賞部」なる活動をする同志の男女
 ふたりの難儀な嗜好(思考)と恋模様を描く、学園ラブコメ。己の趣味趣向というかぶっちゃけ
 性癖的な好みには合致しないが、何故か気になる異性は恋愛対象となるか? という命題に
 深く切り込んだ…とかそういうのじゃなく「男ってバカだわ…」というだけの話、…多分きっとw 

・精霊幻想記 (北山 結莉) 現2巻 (HJ文庫)
 ある日突然、前世の記憶と強大な魔力が覚醒した孤児の少年リオの冒険を描く、異世界
 転生ファンタジー。序盤の主人公の状況がひたすら不憫なんだが、そこで出会ったヒロイン
 の可愛さや、二人が交流を重ねるシーンの癒し感に救われてる傾向。まあ、リオが旅立ち
 置いてかれちゃうんだが…。その辺りが今後どう展開していくのか…、という所で。

・レオ・アッティール伝 (杉原 智則) 現2巻 (電撃文庫)
 後に「首なし公」と称され恐れられる歴史的人物「レオ・アッティール」の歩みが紐解かれて
 いく、伝記・戦記ファンタジー作品。1巻冒頭の語りから、「何がどうしてそうなった!?」が
 気になる物語。大国に囲まれた小国がいかにして近隣諸国と凌ぎを削っていくのか? を
 固唾を呑んで追っていくこのカンジは「大河ドラマ感」なんだろうかねー。

・雛菊こころのブレイクタイム (ひなた 華月) 現1巻 (講談社ラノベ文庫)
 校内で噂の生徒指導室の「お雛様」が生徒の「悩み相談」に乗る姿を、その傍らでコーヒー
 を淹れつつサポートする少年の目を通して描く、学園青春ストーリー。「悩み相談」とその
 解決でもって、生徒達や主人公たちの青春模様を描きだしているんだが、なんかもう、
 そういうのを見てる(読んでる)だけで、ついつい涙腺が緩んでしまうんだわー。

・ワールド・ティーチャー (ネコ 光一) 現1巻 (オーバーラップ文庫)
 敏腕エージェントであった前世の記憶を持つ主人公が、前世の心残りである人材育成の
 エキスパート(=師匠)目指し自己鍛錬と弟子の教練に打ち込む、異世界転生ファンタジー。
 異世界転生時にチート的能力を手にするでなく、前世の記憶を活用・応用して自己鍛錬に
 打ち込む様子が新鮮で。その間に出会いも色々あるので単調さも感じず、先が気になる。


・掟上今日子の備忘録(忘却探偵シリーズ) (西尾 維新) 現5巻 (講談社)
 眠りに就くと一日の出来事を全て忘れてしまう身でありながら探偵を続けている謎の女性・
 掟上今日子が遭遇する事件を描く探偵物語。この原作がああいう風に実写ドラマとなる
 のか…、というを感じずにはいられないわ。最初からドラマ化がありきで、原作となるこちらは
 それを踏まえた上で敢えてこういう風にやってるのかとか、色々考えたくなってしまうんだわ。


並びは巻数(2015年12月末時点)順のち五十音順。

上半期に続き、選び出すのに大分悩んだカンジ。
というか最近は、段階的読書冊数削減の方針から新作に手を出すのを
控えつつある状況につき、候補作が減少してるからだなー、と。


2015年下半期中に読んだラノベ冊数は187冊。→ 187冊/184日
年間合計(上半期:219冊、下半期:187冊)406冊。→ 406冊/365日


とはいうモノの、ついつい表紙絵に惹かれて、
今後も新作に手を伸ばしていくとは思われるのだがーw



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[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2015年上半期編

こちらの地域はちょろっと雨降った日に出た入梅宣言はどこへやら、
「梅雨どこ行った?」みたいなカンジになっており、そんな日々の
「晴れ・雨・曇り・暑さ・寒さ・普通さ」に翻弄されてるカンジですが、
私は元気です、それなりに。

私が2015年上半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2015年01月01日~2015年06月30日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・VRMMOをカネの力で無双する (鰤/牙) 現5巻 (HJ文庫)
 財閥の御曹司で稀代の天才児・石蕗一朗が、自らの力で築いた財力を躊躇なく投入
 してVRMMOをプレイする姿を描く、VRゲーム系バトルアクションコメディ作品。主人公
 イチローの「こんなヤツいねーよww」感が存分に描かれてるのに、その活躍が痛快
 に思える不思議。登場人物がみんな楽しそうにゲームしてる雰囲気も良いのね。
 ※web版準拠で展開するB6判型の「~~ THE ORIGIN (HJノベルス)」もあり

・いなくなれ、群青/その白さえ嘘だとしても (階段島シリーズ)
 (河野 裕) 現2巻(新潮文庫NEX)
 捨てられた人たちの島「階段島」で、少年と少女ふたりが再会した事から始まる
 「失くしたもの」と島の秘密を巡る、青春ミステリ作品。この作者の綴る情景描写や
 話運び、主人公の語り口、登場キャラ達の会話に特有のモノを感じるんだが、それ
 以外にも「ある種のメタ感」が内包されてるカンジも、面白さの一つかも知れず。

・シャルパンティエの雑貨屋さん (大橋 和代) 現2巻(アリアンローズ)
 小さな雑貨屋の娘ジネットが親元から独立して自分の店を開業するべく旅立ち、
 辿り着いた新天地の村で奮闘する姿を描く、雑貨屋経営ファンタジー。とはいえ
 雑貨屋経営物語というより、ファンタジー世界における辺境未開地での新村開拓
 物語的側面が強いのだけども、それはそれで面白いお話なんだよねー。

・妹さえいればいい (平坂 読) 現1巻(ガガガ文庫)
 「妹」が大好き過ぎるラノベ作家・羽島伊月とその仲間達が繰り広げる騒がしくも
 楽しい日常系「ラノベ作家モノ」コメディ。登場キャラ達の紹介をメインにした
 序章的内容ながらも、そのテンポの良さや個性的なキャラ達の掛け合いが面白く、
 これ流石「はがない」の作者、と思える作品。先も気になるのよ。

・ゲーマーズ! (葵 せきな) 現1巻(富士見ファンタジア文庫)
 趣味がゲームの平凡な高校生男子・雨野景太を中心に、いつの間にかややこしく
 形成されてしまった男女関係を描く、学園ラブコメ作品。個人の思い込みや勘違い、
 すれ違いなどで関係を拗れに拗れさせて、よくもまあこんだけ面倒な状況を形成した
 なという所から、「で、こいつらどうなんの?」が気になる話なのよね。

・下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。
 (野村 美月) 全1巻(ファミ通文庫)
 高校生ながら下読みのバイトをする少年・青と、ラノベを執筆・投稿している少女・
 氷雪が、ひとつの投稿作をきっかけに知り合った事から始まる、青春創作系ラノベ。
 ラノベを書く上で参考になりそうな事が沢山詰め込まれつつ、青くんと氷雪さんの関係
 を巡る物語もしっかり描かれている、これぞ「ラノベの教科書」と言いたくなる作品。

・たまらん! メチャクチャな(※長いので略) (比嘉智康) 現1巻(MF文庫J)
 主人公“たまらん”こと玉木走太を含む幼馴染4人組(男3:女1)、それぞれの
 片想いを巡って展開する、恋の多角関係ラブコメ。幼馴染4人の「片恋事情」が
 明らかになるまでが1巻に収めてあり「さて、ここからどう転ぶのか?」がとても
 気になる作品。みんなが幸せになる道はあるのだろうか…、と。

・二度目の夏、二度と会えない君 (赤城 大空) 全1巻(ガガガ文庫)
 謎の時間遡行現象に遭遇した主人公・篠原智の「二度目の」ひと夏の活動を描く、
 学園青春タイムリープSF。「切ない」結末を回避するのではなく、その「切ない
 結末」を主人公が如何にして受け入れて前に進むのか? が描かれているんだけど、
 やっぱり切ないモノは切ないんですよ! でも読んじゃう…!

・放浪勇者は金貨と踊る (むらさき ゆきや) 現1巻(富士見ファンタジア文庫)
 魔王を倒して平和になった世界を放浪中の勇者が、今度は人と金銭に関わる
 トラブル解決に動く、カネとヒトを巡るファンタジー作品。ぶっちゃけて言えば、
 西洋風ファンタジー世界が舞台の「水戸〇門」的な? 金銭を巡る悪巧みする
 悪徳商人などを、更なる悪知恵を働かせて解決する勇者の姿が面白いんだ。


・SAO オルタナティブ GGO (時雨沢 恵一) 現3巻(電撃文庫)
 ※タイトルは長すぎるので省略形
 SAO5・6巻で登場したVRゲーム「ガンゲイルオンライン」を舞台に、新たな主人公で
 新たな物語が展開するスピンオフ作品。銃器が大好き過ぎてアニメ2期の方で監修まで
 やっちゃった大御所作家が、そのドサクサに紛れて「銃器ドンパチVRゲームの話
 (スピンオフ)」を本気でやったらどうなるかの体現がこれ。面白くない訳がないな!

・Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (桜井 光) 現3巻 (角川書店)
 「Fate/stay night」の原型となった物語「Fate/Prototype」の前日譚となる「8年前
 の聖杯戦争」に関わる物語を、様々な小話・挿話からなる「断片(フラグメンツ)」を
 以って描き出す作品。断片の物語から「原型(プロット)あっての本編/本編あっての
 スピンオフ」みたいな、そういう関係性の構図が垣間見えて興味深いんだわ。


並びは巻数(2015年06月末時点)順のち五十音順。

なんだか今期分は選び出すのに随分悩んだカンジがあったんだが、
読書後に感じた事とかを覚えてないとかそんなカンジに記憶力が
怪しくなってきているんだろうか…、いやまさか、そんな…。

単純に新作にあまり手を出してない状況だからだと思いたい…。

2015年6月末までに読んだラノベ冊数は219冊。→ 219冊/181日


年500冊読破を目指した去年とは変わり、今年は段階的に
読書冊数を減らしていこうかなぁと思ってる次第。

何故かゲームする時間が確保出来なくなってるんだよねー。
年々、時間の使い方が下手になっている気がする…。


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[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2014年下半期編

またしても、年越しまでにまとめきれなかったー…。が、誤魔化す方向で。
てか、時間の使い方がヘタなんだよな、きっと…。まあ、色々あるよね、色々…。

私が2014年下半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2014年07月01日~2014年12月31日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・マギクラフト・マイスター (秋 ぎつね) 現3巻(MFブックス)
 「魔法工学師(マギクラフト・マイスター)」なる破格の知識と才能を持つ魔導士
 の継承者として異世界に召喚された主人公・二堂仁が巻き起こす、異世界転生魔導
 工作物語。ジンが転生した異世界には存在しない玩具・道具・魔導具が次々と創出
 される様子とか、連作短編的な構成でテンポ良く読めるのが、いいんだよね。

・クズが聖剣拾った結果 (くさかべ かさく) 現2巻(電撃文庫)
 「勇者」になりたい少女・来栖麻央と、そんな彼女のとある奇行を目撃した少年・
 苅羽未知の二人が、偶然「聖剣」を拾ってしまった事から始まる日常系(?)聖剣
 ファンタジー学園ラブコメ。マンガやラノベの様な「非日常」に憧れるコが、実際
 に非日常的事象に遭遇したら、どれだけはっちゃけるのか?を描いてて面白い作品。

・この恋と、その未来 (森橋 ビンゴ) 現2巻(ファミ通文庫)
 全寮制の学園を舞台に、「心は男」だという少女・織田未来と同室になった少年
 松永四郎、二人の奇妙な共同生活を描く学園青春ストーリー。淡々とした筆致で
 描かれる学園生活という日常の中で、交流が進んでいく二人の関係性がもうね、
 どうなっていくのか気になって仕方ないんですわコレ…。

・青春ブタ野郎は〇〇の夢を見ない (鴨志田 一) 現2巻(電撃文庫)
 「思春期症候群」が引き起こす奇妙な事象にやたらと遭遇する少年・梓川咲太が
 事態を収束させるべく右往左往する姿を描く、「日常系青春ラブコメSF」作品。
 思春期特有の屈託的なモノをSF的事象と結び付けて描かれてるのが、印象的
 なんだよね。ヒロインの麻衣さんも可愛くてよいよい。

・世界の終わりの世界録 (細音 啓) 現2巻(MF文庫J)
 歴史に名を刻む伝説の「英勇」にそっくりだが、本人の実力不足で周りから軽視
 されていた少年が、秘めた才能を開花させ成長していく姿を描くファンタジー作品。
 「名前負けならぬ容姿負けの乏しい実力と思われていたが、実は隠された才能
 があった」という主人公像が、正に直球で描かれていて良いんだよね。

・モブ恋 (志村 一矢) 現2巻(電撃文庫)
 同級生の「モブキャラ的少女」森崎由布子の「ヒロイン」化を目標に、主人公
 南代春馬(ギャルゲ主人公の友人ポジ)が世話を焼く、メタ系学園ラブコメ作品。
 「モブキャラ」と「主人公の友人」がメインを張るややこしくメタなカンジで、
 直球ではないがらも真っ当にラブコメをやってるのが面白い作品。

・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (羊 太郎) 現2巻(富士見ファンタジア文庫)
 育て親にムリヤリ魔術学院の非常勤講師にされたニートな魔術師グレンのぐうたら
 講師生活(?)を描く学園魔術バトルファンタジー作品。駄目男系主人公をダメ
 ながらもちゃんと動かして、〆るべき所はキッチリ〆る話の展開が面白くてな。
 グレンの過去とか先に向けてのアレコレとかも色々と気になる所で…。

・王女コクランと願いの悪魔 (入江 君人) 全1巻(富士見L文庫)
 「どんな願いもひとつだけ叶える」ランプの悪魔に対し、「願い事などない」と
 一蹴した王女コクランを取巻く事情と後宮での生活を描く宮廷ファンタジー作品。
 悪魔とコクランが繰り広げる会話とか、話の作り・運びとその語り口がとてもとても
 いいんだよね。少しずつ明かされていく「事情」と待ち受ける結末はもう…。

・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
 (野村 美月) 全1巻(ダッシュエックス文庫)
 高校生の男子二人と女子一人の関係性を描いた三角関係恋愛ストーリー。
 「これをラノベレーベルで出すのか…!」ってカンジのコテコテでベタベタの直球な
 恋愛モノなんだけど、主人公・弘凪の心情描写とか、その展開の持っていき方とか
 秘められた想いとか隠された思い、親友二人の関係と過去、罪とは?罰とは?
 という部分が260頁弱という尺に収められてるのがビックリな程、濃密なんですわ。

・ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~ (暁 雪) 現1巻(MF文庫J)
 ぼっち少年と学校一の美少女、共通点のなさそうな二人がとあるきっかけから仲良く
 なり、共通の目的に向かって打ち込む姿を描く学園ラブコメ作品。「こんな娘いない
 わー」というヒロインと「こんな展開ありえないわー」という展開が存分に楽しめる、
 これぞ「ザ・ラブコメ」と言える、正統派のラブコメっぷりが良いのよ良いのよ!


並びは巻数(2014年12月末時点)順のち五十音順。


ここ一年の新レーベル創刊ラッシュで「ラノベと一般小説の境界は…(略」
なんてな事を考えるヒマもないカンジじゃないかしら…。
てーか、どう頑張っても読める最大分量ってやっぱり限られてくるので…。

2014年12月末までに読んだラノベ冊数は247冊。→ 247冊/184日
年間合計(上半期:246冊、下半期:247冊)493冊。→ 493冊/365日

「なんとなーく出来たらいいな」ぐらいの気持ちで「年500冊読破」を
目標にしていたんだけれども、達成ならず。これはアレだなー。
相当読むのが早いとか、それなりの読書時間を確保出来る・余裕がある、
とかでないと達成するのは難しいカンジかなー。


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