[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十五選・2012年下半期編 | FFXI FreaQ-Ency

[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十五選・2012年下半期編

年越しまでにまとめられなかったコレですが、投稿日は気にするな。
今回分はいろいろ思う所あって十五作品の選出になってしまったのですが…。

私が2012年下半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2012年07月01日~2012年12月31日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・黒鋼の魔紋修復士 (嬉野 秋彦) 現4巻 (ファミ通文庫)
 身体に刻んだ魔紋の力で魔法を行使する神巫(ドミナス)という神官的役職に就いた
 少女ヴァレリアとその補佐役に選ばれた青年ディミタールの二人が繰り広げるバトル
 ファンタジーで、世間知らずなヴァレリアさんがディミさんに言い負かされる所とか、
 国と国との事情が絡んだいざこざに巻き込まれる二人や関わる人達の話が面白い作品。

・スカイワールド (瀬尾 つかさ) 現3巻 (富士見ファンタジア文庫)
 最近増えてる「MMORPG世界にプレイヤーが転移して冒険する」系の作品。
 MMOのあるあるやゲームシステムの裏側を突く様な話を展開しつつ、しっかり異世界
 ファンタジーとしても構成されてるのが面白いんだよね。ヒロインズも可愛くて良い。

・大日本サムライガール (至道 流星) 現3巻 (星海社FICTIONS)
 右翼を称する少女・神楽日毬と出会った青年・織葉颯斗は、彼女をアイドルに仕立て
 プロデュース活動を始める、芸能界成り上がりストーリー。アイドルという芸能の
 世界だけに留まらず、経済や政治に関わる話も交えるスケール感の大きさが面白い。

・も女会の不適切な日常 (冬海 レイジ) 全3巻 (ファミ通文庫)
 一見すると変人集団部活モノの日常系ラノベと思いきや、それは大きなミステイク。
 主人公やヒロインたちが巻き込まれる事態や彼らの思いもよらない行動に翻弄される
 次に何が起きるか予想がつかない、彼らの「不適切な日常」の物語が面白いんだよね。

・アブソリュート・デュオ (柊★たくみ) 現2巻 (MF文庫J)
 「焔牙(ブレイズ)」と呼ばれる武器を具現化する能力者を育成する学園を舞台に
 主人公・九重透流と彼のパートナーである銀髪の美少女ユリエや、仲間達との友情
 とか成長とか活躍とか試練とかを描く学園バトルラブコメ作品。
 ヒロインのユリエちゃんが可愛くて良いんだよねー。

・異能バトルは日常系のなかで (望 公太) 現2巻 (GA文庫)
 日常要素8割:異能要素2割な異能はあるけどバトルしない日常系学園ラブコメ作品。
 いや、バトルしたか? しなかったか? …んー、まあ、いいか。
 異能持ちだがそれ以外は割と普通なヒロインズと中二病真っ盛りな主人公が目覚めた
 主に主人公が異能を活かしてバトル系作品のお約束を再現しようとして恥かいたり
 それにツッコミを入れたりするメタフィクションなカンジが面白いんだよねー。
 
・冴えない彼女の育て方 (丸戸 史明) 現2巻 (富士見ファンタジア文庫)
 ひょんな流れで、どこにでもいそうなクラスメイトA的少女・加藤恵をメインヒロイン
 にしたゲームを作る決心をした主人公・安芸倫也の、幼馴染の英梨々や先輩の詩羽を
 巻き込んだゲーム制作活動を描く学園ラブコメ作品。ヒロインズが可愛いのですよ。

・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
 (野村 美月) 現2巻 (ファミ通文庫)
 とある王室の御息女達の家庭教師に選ばれたのに突然行方不明になった天才な姉の
 代役として、女装を強要され派遣される事になった主人公シャールくん(♂・凡人)
 の受難を描く異世界ファンタジー系ドタバタラブコメ作品。王子の竜樹や王女の
 聖羅をはじめ、騎士団一の剣士やメイドさんなど、男女問わずフラグ乱立しまくり
 シャールくんの明日が気になって仕方ないのでありますw

・ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
 (宇野 朴人) 現2巻 (電撃文庫)
 とある事件の際に、自国の皇姫を助けた事から士官候補生となった主人公イクタと
 その仲間たちの活躍を描く戦記ファンタジー作品。主人公のイクタは怠け者だが
 有能であり、准尉という下士官でありながらもその才能を発揮した活躍ぷりとか、
 仲間達との軽妙な会話とかが面白くて良いんだよね。
 
・ノーゲームノーライフ (榎宮 祐) 現2巻 (MF文庫J)
 あらゆるゲームで無敵を誇る「空白」兄妹は、“神”と名乗る者の導きでゲームの
 勝敗で全てが決まる異世界に転移し、その才能を存分に揮う異世界ファンタジー系
 ゲームバトル作品。空白兄妹の鮮やかな勝ちっぷりがいいんだよね。
 あとヒロイン(のはず)なステフさんの不遇っぷりもスキだw

・聖剣使いの禁呪詠唱 (あわむら 赤光) 現1巻 (GA文庫)
 「源祖の業(アンセスタルアーツ)」と呼ばれる前世の力をもって強大な怪物を
 討伐する「救世主(セイヴァー)」の養成学校が舞台となる学園バトルラブコメ。
 主人公の無双っぷりが堪らなく熱くていいんだよね。ヒロインズも可愛いくて良い。
 え? そればっかりじゃないかって? まあ気にするな!


・2 (野崎 まど) ??? (メディアワークス文庫)
 作者がこれまで世に出した作品の総決算と言うべき作品だと思う圧倒的561ページ。
 実質的にはデビュー作「[映]アムリタ」の続編に当たるんだけれども、全作読んだ
 方が絶対により楽しめる。あ、「野崎まど劇場」は読まなくてもいいなw 単純に
 言えば「映画を撮る」という話なんだけど、思いもよらない展開を見せるんだよね。
 すべては「2」のために。([映]アムリタ/舞面真面とお面の女/小説家の作り方/
 死なない生徒殺人事件/パーフェクトフレンド)


・めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版
 (西尾 維新) 全2巻 (JUMPjBOOKS)
 今年アニメ化された同タイトル漫画に登場する強烈キャラ球磨川禊にスポットを
 当てた番外編的小説なんだけども、彼にあまりスポットが当たってない様な気が
 するのは、球磨川さんだから仕方ないな、うん。『僕は悪くない』

・STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ
 (たきもと まさし) 現1巻 (5pb.SAT)
 去年のアニメ作品で、2012年上半期十選でヒロイン視点の作品を挙げたけども、
 それとはまた異なる物語展開で、挙げるかどうか迷ったけど結局ここに挙げた。
 本編では語られてない話が多くて、その辺りはやっぱり気になるんだよねー。

・ソードアート・オンライン プログレッシブ
 (川原 礫) 現1巻 (電撃文庫)
 今年アニメ化された同タイトルの「アインクラッド編」にて語られていない空白
 期間を描く新シリーズ。挙げるかどうか(以下、上のSGと同じ文なので略)。


並びは巻数(2012年12月末時点)順のち五十音順。

これどうしよう? って思うぐらいだったら、入れちゃった方がいいよねって判断。
でもやっぱ十五選は多いなw コメント書くのにいつもの倍かかったし。

2012年07月~12月末までに読んだラノベ冊数は212冊。→ 212冊/184日
年間合計(上半期:190冊、下半期:212冊)402冊。→ 402冊/366日

というわけで、年400冊読破達成だよ! 頑張っちゃったよ!
来年はもう少し抑えてもいいな、うん。


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