[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2013年下半期編 | FFXI FreaQ-Ency

[読書][雑記] 面白かったラノベ作品十選・2013年下半期編

ついこの前上半期分を投下したと思ったのに、もう半年経ってるって
どういう事なの!? 月日経つの速くない!?
…という事で、何故か半年に一度の恒例にしちゃってるコレです。

私が2013年下半期に読んだラノベ作品(新作)の中から
「読んで面白かった作品(シリーズ)」を挙げております。

条件はこれまでの十選(十五選)エントリで取り上げていない作品で、
期間中(2013年07月01日~2013年12月31日の間)に刊行された新作、
あるいはシリーズの続刊が刊行されている作品、です。


・覇剣の皇姫アルティーナ (むらさき ゆきや) 現4巻 (ファミ通文庫)
 本好きな主人公と国を憂うお姫様が出会った事から始まる戦記ファンタジー。
 適度にライトだが描写はしっかり、そして展開は王道を行くので凄く読み易くて、
 主人公とヒロインの掛け合いも、登場キャラもいいカンジで先が楽しみな作品。

・俺のかーちゃんが17歳になった (弘前 龍) 現2巻 (電撃文庫)
 ある日突然母親が「17歳」になってしまった兄妹を取巻く複雑な(?)事情を描いた
 ホームコメディ。中身はタイトルまんまの内容なんだけども、近年取り沙汰される
 社会問題に、ファンタジー的にあるいはコメディ的に取組んでみた的な話なんじゃ
 ないかなぁ、とか思わされる作品なんですよね、これ。

・この素晴らしい世界に祝福を! (暁 なつめ) 現2巻 (角川スニーカー文庫)
 水先案内役の女神様を巻き込んで異世界に転生した主人公カズマが繰り広げる
 コメディ系異世界転生ファンタジー。転生先で冒険者となったカズマが活動の為に
 集めた仲間が何故かダメッ娘ばかりで苦労させられながらも、己の機転とあと悪運
 に助けられて、なんとか乗り切っていくカズマの姿が面白い作品。

・三千世界の魔王サマ (青 弘幸) 現2巻 (MF文庫J)
 中二病だった過去を封印し、普通の高校生として過ごそうとしていた主人公の下に、
 「次代の魔王」を称する少女ルリファーがやってきた事から始まる学園ラブコメ。
 ヒロイン・ルリファーちゃんの「はわはわ感」とか、主人公と繰り広げるズレた
 掛け合いが面白いんだよね。主人公の黒歴史「魔王サマブログ」も笑えるんだ。

・スクール・ライブオンライン (木野 裕喜) 現2巻 (このラノ文庫)
 「もしも学業成績にMMORPGのLVやステータスが密接に関わる事になったら?」的
 発想で描かれる仮想系近未来学園RPGストーリー。後ろ向きだった主人公が真剣に
 打ち込み始めていく様がいいのよ。「お前ら勉強しろ」が「お前らゲームしろ」
 と言われる様になったら、結局ゲームしなくなるんじゃ…とか考えてはダメよw 

・ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? (聴猫 芝居) 現2巻 (電撃文庫)
 とあるネトゲをプレイする主人公が「ゲーム内で告白してきた相手をネカマだと
 思っていたら、なんとリアルでは可愛い女の子だった!?」という事態に遭遇した
 所から始まるゲーム系学園ラブコメ。主人公とヒロインズのテンポの良い掛け合い
 とか、「ネトゲあるある」的ネタを落とし込んだ話の流れとかが面白い作品。

・百錬の覇王と聖約の戦乙女 (鷹山 誠一) 現2巻 (HJ文庫)
 見知らぬ世界へ召喚された主人公が、幼馴染と繋がるスマフォとそこから得られる
 現代地球の知識を元に苦難を乗り切ってきた2年後から始まる異世界転生系戦記
 ファンタジー。転移後の紆余曲折をすっ飛ばした2年後を物語の始点にしてるのが
 思い切った構成で面白い。主人公が血の繋がりではない「『誓盃』で結ばれた
 家族の絆」に意義を見出してるのも、注目するべき所なんだよね。

・フェアリーテイル・クロニクル (埴輪 星人) 現2巻 (MFブックス)
 MMORPG系ゲーム世界転生モノ作品でありつつも、その一要素である「生産」を全面
 に推し出した物語構成の変り種。ゲーム上で生産に特化していた廃レベルの職人が
 「現実化したゲーム世界に現れた場合どういう事になるのか?」を窺い知れる
 様で面白いの。で、それに捕らわれない主人公達のマイペースぷりがまたね。

・know (野崎 まど) 全1巻 (ハヤカワ文庫JA)
 この世のあらゆる情報を蓄積・検索出来るシステムが確立した超情報社会と
 なった未来世界を舞台に、そのシステムを生み出した天才学者の仕掛けた謎
 に翻弄される主人公の話なんだけど、その最終到達地点にもうなんと言えば
 いいのやら…と。これをスッキリ1巻で終わらせてるのが、またね…。

・勇者<オレ>と魔王<カノジョ>のバトルはリビングで (緋月 薙) 現1巻 (HJ文庫)
 実は勇者の末裔だった少年と魔王の娘が繰り広げる同居(バトル)ラブコメ作品。
 主人公とヒロインの掛け合いというかイチャイチャっぷりが、いいんだわコレ。
 バトルモノらしく能力やクラスの設定がやっぱりあるんだけど、そのルビではなく
 日本語名の方がヒドイ(そして重要なネタも仕込んである)のが印象深いのよねw



並びは巻数(2013年12月末時点)順のち五十音順。

今回はしっかり十選に収まった。ていうか、最初足りなくて困った。
ここ最近は新作に中々コレといったモノがなかった感じかなぁ。
平均レベルはそれなりだと思うんだけど、ここへ挙げるにはあと少し
足りない的な、続刊まで様子見みたいな所というかねー。

異世界転生あるいはゲーム世界転生モノが多いのは、最近の流行というか
ただ単に私がスキなだけかもしれない。あとはラブコメだな。
なんかここ最近は、バトルモノにシフトしつつある感じでなー…。

2013年12月末までに読んだラノベ冊数は262冊。→ 262冊/184日
年間合計(上半期:219冊、下半期:262冊)481冊。→ 481冊/365日


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