あぶと栃木に行ってきました。
ぶーん。

 

エイミーとあぶ


私たちは
「ヒデイチ」を
探していました。

「ヒデイチ」
それはある男性。

夏に再会を果たした
アメリカ、ウィスコンシンの
あのおじいちゃん
リチャードの大切なお友達。

リチャードは

消息のわからなくなった私を
探してくれていたように

同じく消息のわからなくなった
ヒデイチさんを探していたんです。

 

リチャード


おじいちゃんのところで
ヒデイチさんの話を
本当によく聞きました。

ヒデイチさんは
おじいちゃんの農場に
農業研修で来ていた人のひとり。

ふたりはとても親しくなり
ヒデイチさんが帰国した後も
よく連絡を取っていたそうです。

また、ヒデイチさんは
リチャードの農場に
何度か遊びに来たそうで。



それがある時から
連絡が取れなくなり

手紙を送っても帰ってくるし
電話をしても繋がらず

何かあったのか
生きているのか

それをとても
気にかけていました。



そして
私とあぶは

「私たちがヒデイチを探すよ!」

そうリチャードと約束して
日本に帰ってきたのでした。



リチャードからもらった
ヒデイチさんの情報は

住所、電話番号
アルファベット表記の名前

ウィスコンシンのペピンにある
あの有名な「大草原の小さな家」の著者
ローラ・インガルス・ワイルダーの
ログハウスの生家

 

ローラの家

 

それと同じものがある農場に
住んでいるということ。

ローラの家と同じものを
自分の農場に建てたとか。

実は、その時
リチャードも
栃木に1ヶ月滞在し
ローラの家を作るのを
手伝ったそうなんです。



そして、そして。

ヒデイチさんと別れ
北海道を回ってから
アメリカに帰る時に
成田空港で私と会うことになります。


ヒデイチさんと私
まったくの赤の他人でありながら
同じ時系列にいて
26年前から
リチャードと関わっていたという不思議。


また、ヒデイチさんも私も
リチャードが探していた
人物であるという共通点がありました。



私たちは
そのヒデイチさんを探す
プチ旅行に出ました。

本当は8月の帰国後すぐ
探しに行けたらよかったのですが

なんとなく
今度、今度、と後になり
この11月、栃木へ
向かうことになったんです。



前もってネットで検索しても
ヒデイチさんの情報はヒットせず。

わかっているのは

お名前と(→アルファベット表記で漢字がわからない)
存在しない住所(→しかも郵便番号とか一桁多い・笑)
繋がらない電話番号(→論外です・笑)

ログハウスのある農場。

情報少なすぎ(笑)



もしや合併で
市町村名が変わったか!?と思い
一桁多いインチキの郵便番号(笑)を
組み替えたりして
郵便番号で検索をかけてみると

存在しない住所が
旧住所だった地区を発見。


希望が見えてきました。



で、栃木に向かう車の中
MacBookでしつこく検索。

ネットで情報を拾うのは
半ばあきらめていたのですが
キーワードを変えて検索すると…
 

MacBook

 

なんと、有力な情報にヒット!

アメブロの
ひばらさんとおっしゃる方の
ブログ記事でした。

この記事です

栃木県で
私が心当たりをつけた
場所にあるという
ローラの家を探していて

辿り着かれたことが
ブログに書いてあり…

私は声が裏返りました。


こ、ここじぇねぇの…?
( ;∀;)



車の中で興奮状態。

いてもたってもいられず
まったくつながりのない
ひばらさんに
メッセージを送りました。

そうしたら
ご丁寧にお返事をくださってね。


いい人だぁ…!
( ;∀;)



ひばらさん
本当に、本当に、ありがとうございますきらきら



ネットが繋がらないエリアで
(おじいちゃんちもネット繋がらなかったな)
ひばらさんからのお返事は
帰宅後に読むことになるんだけど

それまでの間に
思わぬ展開が
待ち受けていました。



ひばらさんのブログ記事で
私があたりをつけた場所に
それらしきものがあるという
有力情報をつかんでいたので

詳細はさておき
とにかくそこを
探してみようと。

が、その時すでに17時過ぎ。
あたりは真っ暗。

仮に誰にも行き会えなくても
場所だけでもわかれば
明日また出直せる
そんな気持ちでした。



情報を辿って
訪ね人を探すのは初めて。

インチキ郵便番号の
配列を変えた検索でヒットした
合併前の住所に該当する場所に
行ってみました。

ナビでその地点に近づいて…
到着して…


なんもないやんけ!!!
ヾ(*`Д´*)ノ"



がっくし…



しかし引き下がれない。

少し走るとガソリンスタンドがあり
ダメ元でそこで聞いてみることに。



「あのー、この辺に
 ログハウスのローラの家がある
 農場があると聞いてきたんですが
 どの辺でしょうか」


「ああ、すみません
 ちょっとわからないです」


「そうですか…」



深く落胆…
ふりだしに戻るの気分。




「ヤナギサワヒデイチさんという
 男性を探してるんですけどね…(遠い目)」


「え、ヤナギサワヒデイチさん?
 それならすぐそこです」




おるんかいっ!?
ヽ(゚Д゚;)ノ




そんな
意外で面白い展開によって
私たちはヒデイチさんの
すごく近くにいることを知り…

想定外です!

いや、早く見つかった方が
いいんだけどね

ひばらさんのブログに
辿り着いてから
あれよ、あれよという感じで
点と点が線になり

探していたヒデイチさんの
すぐそばまで来ているという不思議…



どきどきしながら
教わった道順を辿りました。



駄菓子菓子!



そのような場所はありません。

またもや落胆しつつ
真っ暗な中
明かりがついている
建物があったので

窓越しに見えるおじさんに
聞いてみようと

車を降りて
おじさんのいる
小屋を覗き込みました。



「あのぅ…」

「あぁ?
 今、餅作ってんだよね。 
 これ食ってちょっと待ってて!」


と、いきなり
安倍川餅を持たされ
おじさんは隣の建物に入って行きました。

はい???

と思いつつ
持たされた安倍川餅を
食べてみたら

うみゃいっ!
(*´∀`).。゚+..。゚+.


いきなり知らないおじさんに
安倍川餅を持たせてもらい
おいしくいただき

もぐもぐしながら
おじさんが戻るのを待っていました。
(をい・笑)



私は、車の窓越しに
あぶに安倍川餅を見せて
おいしいのポーズをしたのですが

あぶには状況が
さっぱり理解できないようでした。
(そりゃそうだ・笑)



やがて
おじさんが戻ってきました。

「で?何?」

もぐもぐもぐ…(←まだ食べていた)
きなこをぱふぱふさせつつ
私は言いました。

「ヤナギサワヒデイチさんを
 探してるんです」


おじさんが言いました。



「俺だけど」



え……?

本人じゃーーーん!
ヽ(゚Д゚;)ノ




「ヒデイチ」を探して2につづく。

ヒデイチさんを
探すきっかけになった
おじいちゃんとのお話は
こちらから読んでいただけます。



Special Thanks:あぶ(大関学)





 

 

 

 

 

 

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