【やってみた】SHUREの自作ケーブルを作ってみよう!Vol.3 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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どもー!秋葉原店SVのたっくんです。

SHURE用のケーブル自作記事も今回で最終回です!

今までの記事はコチラ
【やってみた】SHUREの自作ケーブルを作ってみよう!
【やってみた】SHUREの自作ケーブルを作ってみよう!Vol.2

それでは早速作っていきましょう!
プラグを取りつけていきます。 

プラグのカバー、絶縁キャップを先にケーブルに通しておきます。ここでカバーを忘れて半田付けしてしまうと、後で悲しい思いをするので忘れずに(^^;

プラグの半田付けは簡単ですが、その前にミニプラグの構造を見ていきましょう。
それぞれL、R、GNDと対応しているのがわかりますね。

プラグの黒い部分と白い部分は絶縁体となっていて、それぞれが接触しないようになっています。 

  一般的に先端がL、続いてR、それ以外の部分がGNDとなっています。

内部では一番中央がL側、その近くにあるのがR側、一番大きい部分がGNDとなっております。

早速半田付けしていきます。

それぞれ対応しているピンに半田付けしていきます。

半田ごてを当てすぎると焦げたり、絶縁体のパーツが溶けるので、素早く一気に処理して下さい。

ケーブルが傷まないように、布などで巻いてからクリップで固定しましょう 。

半田ごても先の細いものを使うと処理がしやすいです。

  全て半田付けするとこんな感じです。

L、R、GNDがそれぞれ接触していないかテスターなどでチェックしてください。
通電確認ができたらホットボンドで固めていきます。

また、GNDのピンの後端の飛び出た金具を、ペンチなどでかしめて固定します。かしめる際に絶縁キャップの一部も一緒にかしめて留めて下さい。そうすることで絶縁キャップが動いてしまうのを予防できます。


ホットボンドを使用すると、絶縁と固定の両方の役割を果たしてケーブルの寿命が長くなります。

自作ケーブルの故障原因の多くはプラグ部の半田付けの外れ、もしくはケーブルの断線によるものですので、ホットボンドで固めてしまいましょう。

 特にL、Rの間を埋めるように流しこんでください。

ホットボンドとプラグケースの接触する部分をカッターなどでカットし、カバーを装着します。


 絶縁キャップも良い感じになりました。

絶縁キャップは程良い厚みがあるので、プラグカバーとケーブルの接触による断線の予防に効果があります。
絶縁キャップを使用する際は、ケーブルの太さにもよりますが、プラグカバー後端が4mm径のプラグがちょうど良い大きさです。
  
早速SHURE SE425に装着。


クリアのボディにクリアのケーブルであまり主張のなかったイヤホンですが、印象がガラリと変わりましたね。
特に青、透明の色とクリアボディの相性が良くオシャレだと思います。

このケーブルに変えてみると、SE425がドンシャリ傾向になりました。 明るい音に変わり、地味で控えめなSE425の音とは方向性が違う音に感じます。

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※自作ケーブルの作成、使用に起因する故障、その他事項について、当店は責任を負いかねますので、自己責任でおねがいしますm(_ _)m

最後に…
今回ケーブルを作成してくれた秋葉原店の 『ガッキー』 です。

e☆イヤホン秋葉原店の修理を始め、自分でケーブルを作っている程に自作オタクです。
何か解らない事などあればガッキ―までw ←無責任にガッキ―に振ってみた(^^;

ということで SHUREの自作ケーブルを作ってみよう!完結!

以上たっくんでしたm(_ _)m

PS.ガッキ―の笑顔が卒業アルバムの個人写真のお手本に見えるのは僕だけだろうか…(^^;

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