さて・・・・当時は楔形文字というものが既に有ったというお話しはしました。
文字が有る・・・・と言う事は当然それを書いたものが有ります。
それは、『粘土板』というものです。
当時の記録とは・・・・当然遺跡の分析もそうなのでしょうけれど・・・。
この文化は、はっきりとこの様に当時書いた文字として残っているのです。
そこから色々な事がわかってくるのですが・・・・・
今回は、当時の思想がテーマなので、粘土版の中から
『ギルガメシュ叙事詩』
のお話しをして行きます(*^^)v
そもそも・・このギルガメシュ叙事詩って何?
簡単に言うと文学作品なんです(*^^)v知的な文化だと感じますね。
実在していた可能性のある古代メソポタミアの伝説的な王ギルガメシュをめぐる物語。
ところが、この中に出て来るとある部分、この話しを知らない方であれば驚くと思うんです。
それは何か・・・・?
何と・・・・何と・・・・
【ノアの箱舟】
の話しが書かれているんですよ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
その一例をあげますね(*^^)v
土版9洪水物語より:ウィキペディアより引用
ウトナピシュティムは、神々が洪水を起したときの話をする。
エア神の説明により、ウトナピシュティムは船をつくり、自分と自分の家族、船大工、全ての動物を乗船させる。
6日間の嵐の後に人間は粘土になる。ウトナピシュティムの船はニシル山の頂上に着地。
その7日後、ウトナピシュティムは、鳩、ツバメ、カラスを放つ。
ウトナピシュティムは船を開け、乗船者を解放した後、神に生け贄を捧げる。 エンリル神はウトナピシュティムに永遠の命を与え、ウトナピシュティムは2つの川の合流地点に住む。
ウトナピシュティムが話し終え、不死になるには6日6晩の間眠ってはいけないと告げると、ギルガメシュは眠る。ウトナピシュティムは、ギルガメシュとウルシャナビをウルクへ帰還させる。
ウトナピシュティムと彼の妻はギルガメシュのお土産として、海の底で若返る効用がある植物があることを教え、ギルガメシュは足に石の重りを付けて海底を歩きその植物を手に入れる。帰還途中、蛇がその植物を取って行く。ギルガメシュと船頭ウルシャナビはウルクへ到着。
~以上~
実はこれが旧約聖書の元になったものとも言われいるんです。
他にも色々な神話関係が有ります。
これ以上読みたい方は→こちら 。
日本語訳で本にもなって居るので、読みたい方は、お読みになると面白いかもしれません。
※和訳は矢島文夫氏により完成し、1965年に山本書店にて発売しているそうです
さらに、ウーリーは、かつて、この遺跡で大洪水が起こったと思われる痕跡も発見した。
それは、厚さ3メートルにもおよぶ粘度の層で、広範囲に広がっているものであった。年代は、紀元前3500年頃と推定され、これによって、ユーフラテス河一帯で大洪水が起き、周辺の都市が水没してしまい、水位が長期間引かなかった事実が明らかとなったのである。
この頃、つくられたギルガメッシュの叙事詩でも、大洪水の話が登場するが、これらの話が、作り話ではなく、実際に起きた過去の事実に基づくものであったことが証明されたのである。
恐らく、そのストーリーが脚色され、3千年後の旧約聖書に影響を与え、ノアの箱舟伝説となっていったのであろう。この大洪水跡の発見は、ウーリー自身、かなりショッキングな発見だと見えて、興奮状態でロンドンに緊急電報を打っているほどだ。
つまりノアの箱舟のストーリーって実在の可能性が高くないでしょうか?
そして・・・・・やはり・・・・・この粘土版・・・・
只者ではないんです(゜レ゜)
何と・・・何と・・・・・驚いて消化不良を起こしそうな事もまだまだ書かれているのです。
しかし・・・・それが事実なら・・・・→たかちほは色々な物を視た結果からそれが事実だと思って居ます。
大変面白い内容です(^^♪
こう御期待!楽しみにして居て下さいね(*^^)v
続きは→その11