vs川崎フロンターレ 新旧川崎ダービーも引き分けだったけど、今期初の無失点は嬉しいので許す(笑) | 決闘王F.Kのブログ

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 東京ダービーの悔し過ぎる引き分けから一週間が経ちました。だが、あの悔しさは晴れず悶々としてました。これがライバルに負ける悔しさか(いや、負けてないぞ)。
 この悔しさと苛立ちを晴らすには勝つしかない。水曜日に行われたルヴァンカップで鹿児島に勝ったけど、それだけでは収まらない。リーグ戦で、今度こそ勝つ!と意気込んで、FC東京やマリノスと並ぶヴェルディのライバル、川崎フロンターレとのアウェイ戦を見に行きました。



 川崎フロンターレのホーム、等々力陸上競技場へは一昨年の天皇杯以来の訪問です。流石はリーグ戦、賑やかっぷりが全然違う。
 なお今年から富士通と命名権契約を結び、Uvance〈ユーバンス〉とどろきスタジアム by Fujitsuという名前になりました。……長いんで、今後も等々力って呼びますね(笑)。



 スタジアムがある等々力緑地の桜の花はほぼ散り、緑の葉が覆い尽くそうとしています。春の終わりは寂しいけど、緑は縁起が良い?


 川崎はイベントの充実っぷりに定評がありますが、今節はフロンターレ牧場というイベントが行われました。
 福田牧場という川崎市唯一の牧場から牛やヤギに羊にポニー、他にも多くの動物達が来てくれて、子どもから大人まで楽しませてくれました。
 偶然ですが、ヴェルディも来週の福岡戦で動物との触れ合いイベントをやるんですよね。ヴェルディのスタッフ、このイベントを参考にしたかな?

 



 牧場用の藁のベッドとか、けん玉を成功させたら雪見だいふくをプレセントするとか、とにかくフロンターレのイベントは楽しい。ヴェルディが掲げる「みんながたのしいスタジアム」を見事に実現しています。少し悔しいけど、ヴェルディは見習うべきです。


 ヴェルディとフロンターレの選手バスが並んでいます。
 一昨年の天皇杯でも同じ光景を見て、いつかリーグ戦でも見れたらなあ……と思いましたが、こんなに早く実現するとは。感無量です。


 スタグルは富貴包子楼のチャーハン点心セットと、川崎名物の塩ちゃんこ。どちらも美味しかったです。
 特に塩ちゃんこは、一昨年も食べたけど500円とは思えない具沢山。このご時世で、よくぞ……と感心しました。

 


 川崎名物のとんとこ飴も購入。

 出来立ての飴を試食させてもらったのですが、キャラメルみたいに柔らかくてビックリしました。差し歯が取れるかとハラハラした(笑)。


 ヴェルディ君とリヴェルンも等々力に来ました。
 川崎側は大歓迎してくれました。カブレラはヴェルディ君っぽいクチバシを付けて、ふろん太はリヴェルンのと似た帽子を用意してくれました。こういうのアウェイサポは大喜びするんですよ。フロンターレのサービス精神は素晴らしい。


 他にもマスコットが来てくれました。マスコット好きには堪りませんなあ(笑)。


 試合前、今節のポランティアスタッフ紹介時に、参加人数が公開されました。これだけの人が無償で試合を支えてくれている事に感動&感謝。ヴェルディでもやってほしい。


 沢山の川崎サポが来てたけど、ヴェルディサポも多かった! ゴール裏の1階席は完売して、2階席もぎっしり。そりゃそうか、かつての地元ですからね。

 昔のホームという事もあってか、川崎サポと楽しそうに話しているヴェルディサポを多く見かけました。F東とは違い、お互いをリスペクトし合っている。これぞライバル。これぞダービー。


 芸人の大西ライオンさんが始球式として、ふろん太とPK合戦を行いました。こういう始球式は珍しいけど楽しいですね。ヴェルディも真似しましょう(今節はそればっかだな)。


 ヴェルディ君とリヴェルンはスタジアム内にも来てくれました。チャントを歌った時は合わせて踊ってくれて、可愛かったです。


 試合前のビッグフラッグ。燃えるけど、中にいると見れないんだよなあ。


 この試合は両チームともホームのユニフォームを着ましたが、ヴェルディのGKユニだけアウェイ仕様でした。ヴェルディのGKユニフォーム仕様は黒。川崎のGKユニが紫なので紛らわしいから?

 では試合の感想を。
 F東戦で負傷退場した谷口が出場しないのは覚悟してたけど、宮原和也まで欠場してビックリ。怪我か体調不良かは知りませんが、これでヴェルディは守備の要を2人も欠いてしまった……。
 大ピンチに陥ったヴェルディでしたが、城福監督は慌てなかった。ルヴァンカップで活躍した千田海人を守備のリーダーにして対応します。
 一方、今年の川崎は不調で、現在の順位はヴェルディより下。しかし小林悠や家長昭博、脇坂泰斗など強力な選手を抱えているし、外国人選手も揃えている。3試合無得点とはいえ侮れない相手です。
 しかし前半はヴェルディが主導権を握ります。ハイプレスでチャンスを作り、何度も川崎ゴールに迫る。ですがこの日の攻撃陣はシュートを外しまくる上、川崎のGKチョン・ソンリョンが絶好調。ヴェルディのシュートを尽く防ぎます。
 後半になると川崎の反撃開始。エリソンとマルシーニョが強引に仕掛けてヴェルディの守備を突破しようとしますが、そうは問屋が卸さない。この日は千田が素晴らしかった。今までベンチ入りさえ無かったのに、自分より大きいエリソンをほぼ完璧に封じ込めていました。きっと猛練習を積んでいたんだろうなあ。
 互いに交代カードを切り得点を狙うも、上手くいきません。川崎だけでなくヴェルディもGKマテウスが神セーブを見せて、川崎の攻撃をシャットアウト。去年の輝きを取り戻したように思えて感動しました。次の試合でボロボロにやられるかもしれないけど(苦笑)。


 結果は0-0のスコアレスドロー。ヴェルディは今期初の無失点で、同じく初の無得点でした。
 前節に続いての引き分けですが、前節と違って悔しさや悲壮感は無かったです。みんな一生懸命やっていたのが伝わったし、目立つミスも少なかった(無いとは言わない。苦笑)。チームとしては、今までで1番安定していました。
 でも、だからこそ勝ちたかった。惜しいシュートは何本もあり、決めなくてはいけない試合だった。この引き分けが痛恨の勝ち点1にならない事を願います。

 6試合無敗を喜ぶべきか、引き分けが多すぎる事を嘆くべきか、うーん、悩む。


 宮原は分かりませんが、谷口の負傷は長引くかもしれない。しばらくは今節の守備をベースにして戦う事になりそうです。粘り強い守備で相手の攻撃を凌ぎ、少ないチャンスをモノにする。去年のヴェルディを思い出しますね。
 次はホーム味スタで福岡と戦います。元ヴェルディの佐藤凌我と北島祐二だけでなく、恐ろしいまでに好調なエースストライカーがいますが、だからこそ彼を封じ込めて今期ホーム初勝利を掴みましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!!

 帰りは住宅街を歩き抜けて、武蔵小杉駅に辿り着きました。一昨年もそうだったけど分かり難くて、iPhoneのナビが無ければ迷っていたかも。恐るべし、川崎迷宮。