歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

歯科医師国家試験の本格的(?)勉強サイトです。必修や衛生系、勉強方法も語ります。歯科医師国家試験対策の家庭教師・個別指導・講義・無料カウンセリングも実施します。研修医講座・進路相談など国試合格後も応援します。


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しつもん1】(´・ω・)ノ
インプラント埋入後にTEKを装着する場合にはヒーリングアバットメントを撤去するのですか?


【回答】
そのとおりです。

ヒーリングアバットメントを撤去しないと、アバットメントを装着することができません。
アバットメントとは、天然歯でいいますと、支台築造のようなものです。
ヒーリングアバットメント撤去後にTEK用アバットメントを装着して、TEKを装着します。

現在のインプラントの術式では最終的に装着するアバットメントはカスタムアバットメントを採用することが多いです。
カスタムアバットメントはCAD/CAMで作成することが多いです。



【しつもん2】(´・ω・)ノ
歯の破折の問題で、抜歯適応となる基準がよくわかりません。


【回答】
国試で出題される抜歯症例はおそらく歯根の1/2付近に破折線が存在する症例だと思います。
歯根の1/2付近に破折線がある場合には、抜歯を選択します。

受験生の皆さんが間違いやすいのは歯頸部付近の水平性破折です。

歯頸部付近の水平性破折の場合には、歯冠を除去すれば歯根は保存可能な場合があります。
この場合には残根状態なので、感染根管治療 or 抜髄し、根管充填後に支台築造を行って補綴処置を実施します。


【しつもん3】(´・ω・)ノ
MTAセメントの主成分はなんですか??


【回答】
MTAの主成分はケイ酸カルシウムです。
メーカーによって成分が微妙に異なりますが、ケイ酸カルシウムと覚えておいてよいと思います。

メーカーによって異なりますが、GCのMTAセメントは ↓ のような個包装になっています。






【しつもん4】(´・ω・)ノ
ICFがよくわかりません。

【回答】( ・∀・)ノ
ICFのポイントはある人物の置かれた立場を分析して、解決策を導こうとする点です。
ポイントは、名前のとおり、生活機能の分類が3つあるってことです。

・心身機能&身体構造
・活動
・参加

この3つに生活機能を分類するんです。
ここが出発点です。


【しつもん5】(´・ω・)ノ
歯科医師がウソの診断書を作成した場合には虚偽診断書作成罪が成立するのですか?
違う説明をする先生がいるので混乱しています。

【回答】
まず整理をしておくと、虚偽診断書等作成罪は刑法に規定されていることです。

歯科医師法には書かれていません!

注意しましょう。

刑法の虚偽診断書等作成罪は以下のような条文になっています。

刑法160条
 医師が公務所に提出すべき診断書、検案書又は死亡証書に虚偽の記載をしたときは、三年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。  


「医師」には歯科医師も含まれるので、刑法160条は歯科医師にも適用されます。

条文には「公務所に提出すべき診断書」と書かれています。

ここがポイントです。

つまり、役所に出す診断書にウソを書いた場合に虚偽診断書作成罪が成立するということです。

民間企業の保険会社に提出する診断書にウソを書いた場合には虚偽診断書作成罪は成立しません。

この場合には有印私文書偽造罪(刑法159条1項)が成立します。

したがって、シチュエーションによって虚偽診断書作成罪なのか有印私文書偽造罪が成立するのか、変化するということです。

間違って教えている歯科医師がいるようですので、ご注意ください。

もしかしたらこのブログを見て、訂正をする先生もいるかもしれません。

そのときは

「先生、dentalkokushiのブログ見てますね??(・∀・)ニヤニヤ」

とツッコミをいれてあげてくださいねw

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本日9月25日から

 

2017年2月4日の第110回歯科医師国家試験 第1日目まで

 

あと

 

132日

 

です。

 

例年ブログの読者数・閲覧数は9月に入ってから伸びてきます。

 

1回目の模試が終了して危機感を持つ方が多くなる影響なのかな・・・と思っています。

 

最近になって、このブログを発見してご覧になっている方も多くいらっしゃるようです。

 

勉強方法や勉強方針について、しつこいようですが警告(?)の意味を込めて再度書いておきますね。

 

 

当たり前ですが歯科医師国家試験は試験です。

 

点数をとらなければ合格できません。

 

点数をとるということは、正解するということです。

 

国家試験は正解が「決まって」います。

「決まって」いるということは、好き勝手に考えてはいけないということです。

 

以前もブログに書きましたが

 

あなたの意見は聞いていない

 

のです。

 

かつての歯科医師国家試験は過去問コピペのオンパレードで、論理性を求めていない試験でした。

過去問を何周かすれば、合格できる試験だったわけです。

 

ところが現在の国試では過去問と同一の出題ができません。

原則として全問新作です。

(画像の使い回しがたまにある)

 

つまり受験生が本番で見る問題は100%新作問題、100%初見の問題です。

 

ここに落とし穴があります。

 

受験生としては100%新作問題、100%初見の問題なので、何か難しいことを聞かれているのではないか、ちょっと違うことを考えないといけないのかな、、、と疑心暗鬼になってしまうわけです。

 

しかし国試問題は正解が「決まって」おり、正解に至るプロセスも「決まって」いるのです。

 

作題者がどのようなことを求めて、どのように考えればよいかという点は既定路線として「決まって」いるわけですから、既定路線に沿った解答ができるようにならないといけないのです。

 

日頃の勉強とは既定路線に沿った解答をするための訓練なのです。

 

このような点を全く考えずに、闇雲に暗記に走り、意味を考えず難しい言葉を覚えたり、意味不明な語呂合わせ(笑)を覚えたり、他人のFacebookを見て不安になったりしても何の意味もありません。

 

合格だけを考えろ

 

これって大事です。

名言です。

 

 

既定路線に沿った解答をするためには論理性も重要です。

(特に臨床実地問題)

 

私dentalkokushiの経験では、論理性を意識することで、同じ実力でも20~30点は変化します。

 

とは言っても、歯科医師国家試験で求められている論理はそれほど難しいものではありません。

 

臨床実地問題が苦手な方は以下の事項に特に注意するようにしてください。

 

①問題を解く際には論理性を意識して選択肢を消去するようにする。

 

②現在の一般的な歯科医学水準で求められていること&臨床的常識を身につけるようにする。

(インプラントに関する問題、CAD/CAM冠に関する問題、接着に関する問題、顎関節症に関する問題、保存系全般、小児歯科全般、口腔外科に関する問題は臨床的な重要ポイントがストレートに聞かれています。臨床経験が無い人に質問してはいけません。

 

③過去問&模試の問題の分析をきちんとする。

(答えを覚えても意味ないです。臨床実地問題はシチュエーションが変化すると解答が変化するからです)

 

・・・とまあ、いろいろ書きましたが、自分ひとりでできる自信がないのであれば、聞いた方が早いです。

 

110回国試で現在の出題基準は終わります。

 

111回以降、国試の合格者数は減少することが予想されます。

なんとしても110回で合格するんだ!!という強い意気込みで臨んでください。

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垂直加圧根管充填法は、一応出題される可能性があります。

 

でも、術式の細かい点までは出題されないはずです。

 

なんでかって??(´・ω・)??

 

だって、垂直加圧根管充填法って、流派によって術式が違うんだもんw

 

側方加圧根管充填法には流派はありません(たぶん)。

 

すべての歯学部のエンドの実習で側方加圧根管充填法を実施しているはずですね。

なので、国試には側方加圧根管充填法の細かい術式は出題されます。

(過去問でも出題されてますね)

 

でもですね、、、垂直加圧根管充填法って、ちょっと微妙なんですよね。

 

なので、基本的なところしか出ないでしょう。

 

垂直加圧根管充填法ではガッタパーチャを熱してどろどろに溶かした状態にします。

それを根管内に入れるわけです。

(まあ、ここもやり方が複数あるのですが国試には絶対出ないので、とりあえず熱でガッタパーチャを妖怪。。。じゃなかった溶解するって覚えましょう!)

 

 

したがいまして、

 

・彎曲根管

 

・側枝がある根管

 

には大変有利です。

 

でもですね、欠点があります。

 

それは根尖孔からガッタパーチャが飛び出るリスクが高くなる点です。

 

ご存知のとおり、根管充填は生理学的根尖孔まで行う必要がありますが、妖怪じゃなかった(←しつこい)溶解したガッタパーチャは生理学的根尖孔を突き抜けて解剖学的根尖孔から飛び出ることがあるわけなんですねー

 

あ、

 

・生理学的根尖孔

 

・解剖学的根尖孔

 

・作業長

 

・根管長

 

・電気的根管長測定器

 

の関係について瞬時で説明できますよね??(;・∀・)ノ

 

説明できない、そこのあなた!!

 

要注意です!!

 

これってエンドの基本中の基本です。

 

実習でも説明されているはずです。

 

もし瞬時に(約12秒くらいで)説明できない、そこのあなたはヤバイですw

 

ドーナツの真ん中が抜けてます!

 

 

わからない方は信頼できる先生に聞いてください。

 

「スパルタゼミ」ご受講中の皆様で万が一わからない方がいらっしゃる場合には、

私dentalkokushiにこっそり(笑)聞いてください。

 

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【しつもん】硬質レジン前装冠の修理の手順について教えてください(゚з゚)ノ

  ↓

臨床的には2つのケースがありえます。

 

①レジンが一部欠けただけでメタル部分が露出していない

 

②メタル部分まで露出している

 

パターン認識的な考えで解くと間違うのは①です。

 

だってメタルが露出していないんだから、メタルプライマー不要でしょ!!

 

硬質レジン前装冠の修理は、メタルプライマーぁぁぁあ!!

(゚∀゚)キタコレ!!

 

とかって覚えていると間違います。

 

国試本番できちんと写真を見て判断してください。

 

あと、②の場合には、メタル部分をサンドブラスト処理した方がbetterです。

 

以前もブログに書いたことがありますが、口腔内で使用できるサンドブラストの器械ってあります。

(コンパクトなスプレータイプになっている)

 

つまり、②の場合には、

 

サンドブラスト処理

  ↓

メタルプライマー

 

という流れになりますね。

 

 

【しつもん】口腔がん(頭頸部がん)について臨床的なところがよくわかりません(゚з゚)ノ

 ↓

岡山大学病院のHPが非常によくまとまっています。

そのまま国試対策になります。

 

 

岡山大学病院の頭頸部がんセンターのHPは素晴らしいですね。

   ↓

http://www.okayama-u.ac.jp/user/ohnccpky/index.html

 

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顎関節症の臨床実地問題を未だに分類から考える方がいらっしゃるようです。

 

そのようなパターン認識的な発想はやめましょう。

 

現在の出題基準になってからというもの、顎関節症に関する臨床実地問題は分類から考えると正解にたどりつくのが難しい問題が多いです。

 

大切なのは、臨床的な視点です。

(「スパルタゼミ」では繰り返し説明していますが・・・)

 

そもそも実際の臨床で分類から考えていく人はいないと思うんだがw

 

一応カルテには分類を書くでしょうけど、それはあくまでも結論であって、思考過程を意味しているものではありません。

 

臨床経験がない人が教える場合には、分類から教えた方が教えやすいでしょうんけど。

分類を勉強すると受験生側もわかった気になってしまいますからねー

 

でも今の国試の臨床問題にはそんなんでは全然歯が立ちません。

 

なんでかって???

 

だって、国試の問題はそんなこと聞いてないからですよw

 

国試は分類暗記コンテストではないんですw 

 

というわけで、分類をドヤ顔で教えても受験生のためには全然ならないです。。。

 

このブログを見ている受験生の皆様は分類から発想するのはやめて、問題文に存在している臨床上大切なポイントをチェックするようにしてください。

 

ポイントを外して暗記ばっかりすると、受験が長期化しますよ!!

ご注意ください!!!

 

 

チェックポイントは、

 

1 開口量

 

2 咀嚼筋の圧痛

 

3 ブラキシズムの有無

 

でしょうか。

 

 

あとは最近の顎関節症の考え方で主流となっているTCHの考え方も知っておいた方がよいでしょう。

 

TCHとは、

 

Tooth Contacting Habit

 

の略称です。

 

歯科臨床医であれば常識です。

逆に言うと、これを知らない歯医者はヤバイですねw

不勉強と言われても仕方がないです。

 

国試上、TCHの概念を知っておいても損はありません。

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