第117回歯科医師国家試験合格体験記その26【某私立大学(浪人生)】 | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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第117回歯科医師国家試験合格体験記その26

 

ハンドルネーム:パワーパフガール
出身大学:某私立大学
受験した国試:115,116,117回

 

117回国試の成績

 

116回国試の成績

 

115回国試の成績



dentalkokushiから

パワーパフガールさんは、116回国試よりも26点UPされて、117回国試で合格されました。

特に必修は116回国試よりも11点もUPされました!

 

パワーパフガールさんには留年を経験した大学時代のことも詳しく書いて頂きましたので、現役生にも役に立つ合格体験記だと思います。

 

それではパワーパフガールさんの合格体験記をお読みください!

 

 

1 はじめに
まずはこの場をお借りしてご指導下さいましたdentalkokushi先生に心より御礼を申し上げたいと思います。

夏の終わりからの受講で短い間でしたが、合格に導いて下さり本当にありがとうございました。

 

合格までの国家試験の勉強をどう取り組んだかなどを書いていきたいと思います。

 

2 大学について
私の出身大学は国家試験合格率の低い大学だと思います。

私自身は学内の試験及び卒業試験に受かるために必死でやらなければ受からないくらいの学力でした。また、大学での授業時間は長くキャパオーバーになってしまい留年も経験しました。

 

留年を経験した時はあんなに勉強頑張っているのに、どうして結果がついてこないのだろうと苦しむ日々を送っていました。日々の授業についていくのも大変で、さらに試験もパスをしなくてはならない状況は私にとってとてもとても厳しい状況でした。

それでも学校の試験を受からなければならない、卒業しなければ国家試験を受けられないという状況は毎日毎日精神面を削っていきました。


今振り返ってみて大切だと思うことは、試験に関してはきちんとした戦略を立てるということ、精神面では自分を信じることです。

私は留年も経験しましたが気持ちをあまり長くは引きずらず、切り替えて乗り越えていきました。一つ一つまずは頑張ろう、自分が勉強に集中できる時間はどの時間帯なのかなど自分の性格も見直しました。

 

今までの自分でいては同じことの繰り返しになってしまうので、どこを変えられるかなどと改善点を友達や先生からアドバイスをもらいました。心を許せる友達もいたので勉強のこと、人間関係のことなどで悩んだ時はたくさん相談に乗ってもらい、どうしたら試験を通過できるか、どうしたら国家試験に合格できるのかを一緒に考えてくれました。本当に感謝しています。

また、学校を辞めていった友達もたくさんみてきましたし、私自身も何度も涙を流し挫けそうになりました。苦しいけれども私は絶対に卒業して歯科医師国家試験を合格するんだと強い気持ちを持ち臨みました。

 

dentalkokushi先生も仰ってましたが、歯科医師国家試験を受けるのは自分自身です、手応えなどあてにはならない、ドーナツの真ん中を理解する、淡々と受けることが大事ということは大変重要なことだと思います。
 

ここで少し余談になります。

留年を経験した人に話したいことがあります。私の1番心を許せた友達というのは同級生ではなく、部活の後輩です。留年を経験したり、失敗したことがある人は分かると思いますが、気持ちが落ち込んでしまい心も開けなくなり閉じこもってしまいます。けれど失敗したからと言って人生終わりではないので、ちゃんと割り切った方がいいと思います。

 

同じ失敗を繰り返さなければいいだけの話です。周りからあいつは留年してる、あいつはバカだと言われてもそういう人とは付き合わなければいい話だし、嫌だなと感じるなら合格して見返せばいいと私は思います。

 

勉強だけが全てではない、自分は今失敗しただけで今後の人生はどうなるか誰も分からないと私は思います。それぐらいの気持ちで私は頑張ってきました。私がそう感じるのは、私は勉強以外のこともやってきた身だからです。だから自分の強み、自分だけのフィールドを作ってください。「私は私」と。失敗しても助けてくれる人はたくさんいます。助けてくれる友達を大切にしてください。その友達が私の場合、後輩だったのです。あの時心を開いて話せてよかったなと今でも思います。

 

色んな人と話してみて自分というものを見つめなおしてみてもいいと思います。また、自分の領域って本番でも役立つと思います。周りが見たことのない参考書を広げてる時やトイレ休憩時の答え合わせなど焦る気持ちはとても分かりますが、自分の可能性を信じてほしいです。私に分からない問題は誰も分からないという気持ちで臨んでほしいです。

 

3 大学の試験、卒業試験対策について
私の大学の6年生は毎朝10問の復習試験があり、9時半から16時半くらいまで授業がありました。(エアコンのない古い大学だったので、真夏の暑い中授業に集中するのはとても厳しかったのを覚えています。)ただでさえ時間がなかったので私は以下のようにして試験を乗り超えました。


私のやり方としては、授業を理解する、授業では出るところを言ってくれる先生や国試に直結している授業はきちんと聞く、時間がある授業では国試問題を解いたりしました。

保存や歯内などは話している分野を教科書で確認し抜けている部分を付箋なども使いながら直接教科書に書き加えてました。模試などは臨実が強い友達がいたので、友達の思考が身につくようにどこがずれていたのかを確認してもらってました。
過去問から出る科目、授業で確実に出ると言われているところから出す科目は確実に点を取り、細かすぎて検討がつかない科目は捨てるなどして使える時間を有効活用して勉強しました。
 

国家試験をみすえて、とにかく合格ラインのを目指してコスパが悪い科目には時間を割かず基本を抑えて、他の科目に時間を割いて勉強しました。

 

 

4 スパルタゼミとdentalkokushi先生について
兄にブログとYouTubeの存在を教えてもらったことがきっかけでした。ブログは寝る前に読んだり、休憩の隙間時間に読んでました。合格体験記を読んで気持ちを奮い立たせ、参考になることを勉強の取り組みに取り入れてました。


私の場合は直接の個別指導をせず、受講生限定動画と衛生問題集、LINEでのやり取りのみでしたがそれだけでも充分でとても充実していました。

春は気持ちも上がっているので自分のペースを保ちやすいですが、夏の終わりから模試が始まり成績が出てきます。この時期から気持ちを維持できにくくなる人もいると思いますので、夏くらいから受け始めても遅くないと思いました。

成績に不安を感じている方はまず先生に相談することをおすすめします。


私が特に参考になったのは消去法の徹底と国家試験に向けての勉強の方向性です。知っているだけで気持ちの持ち方も変わりますし、自信がつきました。先生の考え方は国家試験の本番でとても力になりました。

 

5 勉強方法について
dentalkokushi先生の動画と資料を見て頭に入れていきました。知らない知識は教科書、パーフェクトマスターなどで確認したり書き込みました。でも、先生の資料だけを繰り返すことが多かったです。


dentalkokushiの大予言、しゃべりまくり、クリスマススペシャルの動画や衛生問題集、新しい年代から順に勉強しました。

基本的に見て、読んで勉強していましたが、理解できない所はルーズリーフに書き出してすぐみれるようにして何回か復習しました。

 

6 最後に
ここ数年間は新型コロナの影響で勉強にも影響するような厳しい環境ではありましたが、無事合格することができて本当によかったです。

 

1日目が終わった後、dentalkokushi先生のLINEに書かれてあった2日目の予想を参考にして的を絞って勉強しました。1日目終了後は歩きながらホテルに帰ったので友達と明日何出るかなとかどこでてないよねなど話し合いながら帰りました。

2日目は気になった問題やどうだったとかは少し話しましたが、お疲れ様と言って明るく終えました。


合格発表日では、発表される日が近くなるにつれて落ち着きませんでした。合格発表日に不安の中、番号を確認し見つけた時には飛び上がって親に報告して泣きました。本当に嬉しかったです。また、先生からおめでとうございますと言われた時、ちゃんと受かってた、やっと受かったんだととても安心しました。

やっと歯科医師としてのスタートラインにたてて、まだまだこれからが勝負です。

私が目指している歯科医師に少しでも近づけるよう日々努力し、素敵な女医さんになれるように頑張ります!

これから国試を受験する方の参考に少しでもなるとうれしいです。
dentalkokushi先生、本当にありがとうございました。

 

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