『昭和ホビー完全読本』が本日届いたので、色々とツッコミや独り言を入れながら簡易レビューしていきます。
詳しく内容を知りたい人は、この目次を見て参考にしてみてください
ファミコンを代表して『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』をチョイスしてる所に物凄くシンパシーを感じました。
なんせこのソフトは、僕が初めて買ってもらったファミコンソフトであり、これをやりたいが為にファミコン本体を買ってもらったようなもんでしたから。
そして、昨年ファミコン本体を購入した際、動作確認のテスト用として出品者の方が好意で付けてくださったのもこのソフトでした
そんな理由から、僕にとっては最も運命を感じるゲームなのです。
冒頭から知らんがなネタをぶっ込んで申し訳ありません(^_^;)
巻頭は徳井さんのインタビュー記事
僕はテレビをあまり観ない人間で、しかもお笑いタレントが好きではない為、その手の番組だとすぐチャンネルを変えてしまいます(^_^;)
よって、徳井さんの事はテレビで数回見た事がある程度で、どんな人なのか詳しく知りません…。
ただ、インタビューを読んだ限りでは、何故この人選だったのか謎でした。
特に80年代ホビーに親しみを感じてるわけでもなく、現役で何かやってるわけでもないのに…。
子供の頃にラジコンとキン消しにハマってたという話ぐらいでしたから。
もっと他に誰か適任者はいなかったのかなぁと思ってしまいます。
この程度の思い出話なら、当時子供時代を過ごした男の子であれば誰でも語れると思うんですよ。
とはいえ、インタビュー内容はそれなりに面白かったですけどね。
徳井さんが選ぶ3大昭和ホビー
当時は流行り物が次から次に押し寄せてくる時代だったので、ちょっと歳がズレるだけでも親しんできた物が違ったりするんですよね。
僕の場合、3大ホビーを挙げるとしたら・・・キン消し、ビックリマン、ファミコンという感じですかねぇ。
ミニ四駆とカードダスも入れたいところなんですが。
徳井さんのインタビューで興味深かった点を抜粋
ガンダムを敬遠する理由の多くが「話が難しくて意味が分からない」だと思うんですが、徳井さんは変わった理由ですね(笑)
これ、どちらかと言えば大人がガンダムを敬遠する理由ですよ
ガキの頃からこんな発想するなんて、可愛くない子供だなぁ
僕がガンダムを敬遠してた理由は「なんか難しそう」「お兄ちゃんの世界」といった感じでした。
そして、大人になって初めてガンダムを観て、その感じ方が間違っていなかった事が確認できました(笑)
そんなガンプラ特集からスタートです
この手の本には必ず出てきます。定番なんでしょうね。
ただ、僕はガンダム谷間の世代でして…ガンダムと言えばSDなんです。
そのまま行けばまともな大人になれたのに、何を間違ったのか大人になってからガンダムを観てハマってしまったという悲劇…
ここ数年、非常に気になってきてるラジコン
ガキの頃はとにかく手を動かす事全般が苦手だったので、ラジコンを買っても作る自信がなく、結局憧れただけで手を出せなかったと記憶しています。
来年辺りトライしてみたい趣味の上位候補です。
ミニ四駆は今流行ってるからか、ページ数も他と比べて若干多めでした
ここ2年の間に、ミニ四駆の本を2冊も買ったりしてるんですが、ミニ四駆自体には未だに手を出しておらず…
そろそろ何か買ってみる時期に来たのかなぁ。
子供の頃はレースとかやった事無かったし、一度は経験してみたい気もします。
このイラストが何かイイ感じだったので
ビックリマンはやっぱり当時の物が最強です!
天使・お守り・悪魔と、それぞれ異なるシールの素材だったからこそ魅力があったんだと思います。
コラボ企画として今夏発売されたスター・ウォーズビックリマンですが・・・・・
結局、この夏一度も店頭で見掛ける事はありませんでした…。
かといってわざわざ探し回るとか、そういう気も起こらず。
まあ、別に欲しいとも思わなくなったので、余計な出費をせずに済んで良かった(^_^;)
キン消し紹介は遊び心ありますね
この手の本で、こういうキン消しの載せ方は初めて見ました。
やっぱキン消しってイイですね(^-^)
玩具屋さんでよく見かけたゾイド
でも周りでこれを持ってた子を見た事がない
当時、一度興味を持った事はあったんですが、結局手を出す事はありませんでした。
とはいえ、今見るとなかなかカッコイイ造形ですよね。
子供向けの玩具にしては凝ってるというか、マニアックな印象を受けます。
近年、THREEZEROが本格的なフィギュアを出したりしてますね。
カードダスのデザインはこの頃が一番好きです!
しかも、セイントパラダイス・ドラゴンボール・SDガンダム外伝と、予め僕の好みをリサーチしたかのようなドストライクチョイスに胸が震えました!
ドラゴンボールはZになる前のこの初期のやつが一番好きだし、SDガンダムといえば外伝ですから。
聖闘士星矢にしても、デフォルメ化したセイントパラダイスの方が好きだし。
そういった僕の細かい拘りまで分かり過ぎている特集内容に、思わずテンションが上がりました
ただ、一言ツッコミを入れさせてもらうなら・・・・・
『聖闘士星矢』と表記されてるけど、これ…正しくは『セイントパラダイス』なんですよねぇ
本家聖闘士星矢は、また別にカードダスが展開されてますから。
こういう所は正確に掲載してもらいたかったです。
セイントパラダイスの復活を熱望してる者としては、セイントパラダイスの名を少しでも広めたいと思っているぐらいなので、こういったアバウトな表記はいただけない。
僕にとっては、決して“些細なミス”では済まされないのです
やはりファミコン特集は外せない!
紹介ソフトの本数は少なめですが、かなり僕のツボを突いてくるチョイスでした。
というのも、持っていたソフトがかなり多いんです。
チャレンジャー、ロードランナー、エレベーターアクション、ハイパーオリンピック、スパルタンX、たけしの挑戦状、スペランカー、六三四の剣、妖怪大魔境、グーニーズ、がんばれゴエモン・・・懐かしい!
光線銃は誰かから貰って持ってましたね。
これで、鳥や皿を撃ち落とすゲームをやってました。
今調べてみたら『ダックハント』というゲームだった事が判明(笑)
テーブルゲームの類にはあまり馴染みがありません
一人っ子だったので、キン消しでブンドドして遊んでばかりいました
こういったテーブルゲームを友達と遊んだりした記憶はほとんど無いですねぇ。
当時流行したドラマ、バラエティ番組、アニメなど
これまたアニメのチョイスがストライク過ぎる!
この中で全く馴染みがないのは『うる星やつら』ぐらいですね。
馴染みがないと言っても、単に僕が覚えてないだけかもしれませんが(^_^;)
『キャプテン翼』はほんの一時期だけハマった記憶があります。
影響されてサッカーボールを買ってもらったものの、すぐ飽きてしまったような…
当時からサッカーとの相性は悪かったんだろうなぁ。
そして、キン肉マン、北斗の拳、聖闘士星矢、ドラゴンボール。
ジャンプアニメが最強過ぎて恐ろしい…。
これだけの作品が同じ時代に存在していたのが奇跡ですね。
でも、お互いに影響を与え合ったり切磋琢磨したりしていたそうなので、あの時代だったからこそ、これだけの名作が生まれたと言えるのかもしれません。
というわけで、総評にいきます。
80'sホビーをまとめた本の中では最も安価で、ページ数も最少です(本棚に入れたらダントツで薄い)。
特に真新しい情報があるわけでもなく、これまでの80'sホビームックを持ってる人なら特に買う必要はないかもしれません。
ただ、少ないページ数の割にはチョイスのセンスが素晴らしく、キン消しの特集に見られるような遊び心もあって好感が持てました。
買いかどうかと言えば、買って正解だったと思えます。
やっぱり80年代を特集した本を見るのは、いつだって楽しいし癒されますから。
ただ・・・購入する際にも書きましたが、付録の『俺たちのガラケー』は要りませんでしたね。
ハッキリ言ってゴミです。
こんな物を付けるぐらいなら、当時のおまけシールを特集した小冊子でも付けてくれた方が遥かにありがたかったんですが。
昭和ホビーを振り返る本なのに、なんで携帯なんだか…。
まあ、それを除けば値段相応の価値は見出す事が出来ました。
ピンポイントで僕の好みをこれだけ突いてきた本は初めてですし。
なので、贔屓したい気持ちはありますね。
とはいえ・・・80'sホビーの本を1冊も持っていない人には、あまりオススメできません。
僕が一押ししたいのは、やはり宝島社から出版された『80年代こども大図鑑』と『80年代おもちゃ大全』の2冊です。
80年代こども大図鑑 (別冊宝島1873)
決定版! 80年代おもちゃ大全 (別冊宝島) (別冊宝島 カルチャー&スポーツ) (別冊宝島 カルチャー&スポーツ)
ブログでも過去にちょこっと紹介してます。
『80年代こども大図鑑』
『80年代おもちゃ大全』
ただ、今回の本は紙の質が良く感じましたし、デザインや紙面も全体的にオシャレで明るい感じがしたので、サラッと触れたい程度であれば最適な選択なのかもしれません。
まだ詳しく読んでいないので、全部きっちり読んだらまた印象が変わる可能性もあります。
1000円以下という価格も、気軽に手を出しやすくて良いのではないでしょうか。
もう一度買いたい! 遊びたい!! 昭和ホビー完全読本 (Gakken Mook)