このシリーズは、自分の二次元キャラの好みについて書く!という趣旨のネタ記事です。
このシリーズでは、細かい要素に分けて色々なことを書いてますが、実際アニメを見る時は、そんな難しく考えいるわけではありません。こだわりはありますが、ほぼ直感ですね。
この記事を書くうえで、自分も『自分の好み』を楽しんでいます。なので、気楽な感じでこのシリーズをお楽しみ下さい。
注意事項や、物事への考え方などが書いてあります。
過去回から内容が繋がってるっぽい~♪
全てにおいて他者に喧嘩を売る気はありません、あくまで個人的な感想であり、考え方です。
もちろん考え方などを強要をする気もありません。
【第3回】では具体的にどんなキャラデザが好きになりやすいか考察。
【第3回】の内容は【第2回】の続きからです。今回の内容は、『③イラスト』の内容をさらに掘り下げます。
前回は、初めてキャラを見た時に受ける印象から、「年齢」や「頭身」の好みに触れました。今回は、キャラデザのバランスや、絵師さんによる違いから、どんなキャラを見た目で好きになるか・・・についてです。
『③イラスト』
【第2回】はこちら。 ←未読なら読んでね!
「キャラデザ」
小柄・大柄という「年齢」や「身長」の要素と共に、「キャラデザ」はキャラの印象を決める最も重要な要素です。アニメ制作会社や絵師さんによって、キャラのデザインも様々ですね。
劇画調とか少女漫画風のような、いわゆる”キャラ全体の印象”を表す言葉があるように、どんな絵柄、作画が「好き」になりやすいかという内容です。
ちなみに、「頭身」や「3サイズ」なども言ってしまえば「キャラデザ」の一部ですが、今回は全体像という意味で「キャラデザ」という括りでまとめています。
「3サイズ」「髪」「性格」「服装」「シナリオ」などの要素は、次項の『④キャラ設定』で触れる予定なので、お待ち下さい。
時代とともに変化するキャラデザ
漫画家さんで言うところの、連載開始時と最新刊のキャラが別人!ってなるアレですね。
画像元 https://www.youtube.com/watch?v=wph3oWjIGKQ
例えばONEPIECEの1巻と最新83巻では、絵のタッチがかなり違いますが、どっちもルフィであり、キャラの好き嫌いへの影響はなく、この場合の好き嫌いは、キャラデザの「好み」の問題になるわけです。
「キャラデザ」で言いたいことはこんな感覚の話ですね。
アニメのキャラデザの場合も、ここ10年でもだいぶ変化したと思います。特に萌キャラの場合は「目の大きさ」や「バランス」が劇的ビフォーアフター状態・・・では、1つ例を挙げます。
画像は1期公式HP http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/1st/
↑は、きらら系日常系の元祖とも言える、我が愛すべき『ひだまりスケッチ』の1期公式HPの画像です。放送は2007年の1月・・・まもなく10年が経ちますね。
↓は、『ひだまりスケッチ』の4期公式HPの画像です。同じキャラだけど、色合いの違い、目のバランスの違い、あと全体的に1期より幼さというか丸みというか・・・デフォルメ感が弱まったと思いませんか?
画像は4期公式HP http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/
ひだまりのキャラデザは、ずっと追いかけてるとあまり気付かないかもですが、3期でキャラデザがやや変化し、4期で一気に原作の蒼樹うめ先生のキャラデザに寄った印象です。原作好きとして、これは文句のない神変化でした。ちなみにキャラデザは1期と同じ方ですね。
このような変化が色んなアニメで、それが続編じゃなくても起こってるものと思います。もちろん昔ながらなキャラデザの作品もありますけどね。
今見れば違和感のあるキャラデザだったとしても、当時はそれが普通だと感じていたので、過去作品の作画を否定することはありません。当時から違和感があったり、嫌いな作品の場合は別ですし、中には、変わらなければ良かった・・・というキャラデザもありますね。
そのことで問題が起こるとすれば、自分が思う「過去の名作」や「オススメ作品」を、アニメを最近見始めた人に薦める時くらいじゃないでしょうか。最近のアニメを見てる人が、10年前の作品を見たら、内容は別としてもキャラデザに違和感を感じちゃうかも。
そのくらい、ここ10年だけを見ても、アニメ・マンガ・ゲームのキャラデザが変化したと言えるでしょうし、絵師さんの画力も、作業環境もレベルアップしているのだと思います。
逆の見方をすれば、「個性が死んでる」とか、「古き良きアニメが消えて、同じようなキャラが増えた」とも見えますが、ここは技術の進歩を素直に受け入れたいと思っていますし、最近のキャラデザの可愛さやクオリティは、間違いなく10年前より上に感じます。もちろん古き良き味のあるキャラデザが礎となってますから大事ですよ。
好みのキャラデザのタイプ
ここまで語ってきた要素が含まれれば、”だいたい好き”という結論に至るわけですが、それはそれとして・・・ここではキャラデザの好みを語る前に、「キャラデザ」で重視しているポイントを紹介します。
胸の大きさとかじゃなく、キャラ全体の印象で重視すること・・・です。
「印象」には【第2回】で書いた小柄とか大柄といった身長的な要素と、直感で好きか嫌いかという判断、顔の印象・・・輪郭線の違いも重視します。
もう1つ「印象」で重視するのは、女の子らしい体の肉感(デブ系とかぽっちゃり系ではなく、肌のモチモチ感的な意味の肉感)。胸の大きさも重要かもですが、それ以上に大事なのが全身から感じ取れる”肉感”なんですよ!!!
「目」に関しては、大きさ・バランス・デザインに注目します。昔の作品は”そういうもの”として見るので気にしないことにしていますが、最近の作品のキャラを見る時は「好みの目」がありますね。デザインが特殊な「目」ほど苦手が多くなります。
「色合い」は見た目のインパクトと言いますか、作風を物語る要素ですね。ドギツイ色より、薄めの色合いが好きです。厚塗りよりギャルゲ塗り・・・みたいな感じ。
「バランス」は頭と体、手足のバランスです。平均的な4~6頭身キャラなら問題ないですが、特殊な体型の場合はキャラ次第ですね。
キャラデザの好みを全て語るのは難しいので、ここ1、2年の作品から特徴のありそうな作品をいくつか挙げながら、”こんな感じが好きor嫌い”というのを示したいと思います。
頭身に関しての内容が、間違っている可能性もありますが、こちらも”こんな感じ”というニュアンスで受け取って頂けると幸いです。
『ごちうさ』は、自分の好きな作品であり、ここまで書いてきた要素を全てクリアしているきらら系の日常系アニメです。
画層元 こちらのサイト様
日常系アニメのキャラはいわゆる”萌えキャラ”がメインですね。キャラ全体の見た目の印象から「楽しそうな雰囲気」が感じられると見る意欲も湧きます。
「頭身」は5頭身くらい、デフォルメ感がありつつも、程よい肉感を感じる体の線、そして「色合い」も柔らかい印象です。
「目」は特徴が無いと言ったら語弊がありますが、自分が思う”一般的な萌え絵”の目なので、十分な可愛さを感じます。
このタイプの「キャラデザ」が自分の好きなキャラデザの1つです。キャラ年齢より若く可愛らしい印象になるキャラデザですね。日常系アニメのキャラデザは『きんモザ』と『ごちうさ』の感じが最カワ!
→ NEWGAME!、けいおん、ハイフリ、天体のメソッド など
『ステラのまほう』も、きらら系の日常系アニメです。
日常系アニメらしく、見た目に「楽しそうな雰囲気」があり好印象ではありますが、キャラデザに、ものすごく説明しにくい違和感を覚えてしまいます。
この違和感は「頭身」が4頭身ということも原因だと思うのですが、「頭身」が4.5~5頭身であっても、前髪に陰影が無かったり、輪郭が丸みを帯びたりすると、求める”肉感”の要素が薄れてしまい、結果的に違和感を感じるキャラデザになってしまいます。
幼すぎるというか丸顔というか・・・嫌いという意味ではなく、あくまで違和感ですね。『ごちうさ』と比べても、デフォルメ感が強くなった感じ。ただ、「色合い」は柔らかい印象を持たせるので、美人というより可愛いキャラデザって印象です。
このタイプの「キャラデザ」は、好きだけど、どストライクでは無いです。
→ ゆるゆり、ゆゆ式、かなめも、あっちこっち など
その他、デフォルメアニメを含む、4頭身以下の「頭身」のキャラが多い作品も、嫌うことは稀ですが、どストライクに入ることも稀だと思います。可愛くて柔らかそうでも、自分の求める”肉感”とは異なるところがマイナスポイントですね。
→ キルミーベイベー、GA!、まなびストレート! など
『蒼の彼方のフォーリズム』は、原作がR18ですが、アニメではスポ根アニメでした。
『あおかな』のアニメの「頭身」は5頭身くらいで、同じ5頭身くらいでも日常系アニメよりデフォルメ感が弱まり、リアル系のキャラデザという印象ですね。女の子というより女性という感じが強いので、可愛さもありつつ、美しさが醸し出されます。
「頭身」が、5.5~6.5頭身くらいのキャラも、同じような印象を受け、可愛さもありつつ美しさも・・・そして艶めかしいエロスが感じられますね。求める”肉感”という意味では、こちらのタイプの方がグッときます!!
「色合い」は、髪の毛の塗り細かくなってるなど、いわゆる”ギャルゲ塗り”ですね。ただ、アニメ内の作画だと、どうしても塗りが甘くなるので、キービジュアルよりも幼い印象になりますが、これは仕方無いかな。
このタイプの「キャラデザ」が、もう1つの自分の好きなキャラデザです。可愛さは残しつつ、キャラ年齢よりも大人びて、美人な印象になるキャラデザですね。あと”肉感”!!
→ ToLOVEる、甘ブリ、IS など
ただ、頭身が高くなるほど、可愛さより美しさが際立つようになるので、あまり頭身が高すぎるのも好みではありません。なので、アニメやゲームは、↑のキャラデザのタイプが一番グッと来ますね。
→ 物語シリーズよりキャラの印象がリアル系になると、好みから外れるかも。
『キルラキル』は、好きな人は絶対好きになる、昭和感の漂うバトル系の燃えアニメです。
キャラデザが、いわゆる”萌えキャラ”じゃないパターンの作品も数は多いと思います。全ての作品にも共通しますが、”好きな人は好き”というキャラデザですね。『キルラキル』のキャラクターデザインはすしおさんです。
自分は、どことなく昭和感のあるキャラデザの場合、視聴作品を選ぶ段階で切ってしまうことが多いですが、『キルラキル』の場合は、『グレンラガン』のスタッフ再集結!的な要素が決定打となったレアなケースでした。
「頭身」は一部キャラを除き、5頭身くらいですが、この時点ではキャラの可愛さをほとんど感じませんでした。もちろん作品を通して見た場合には、愛着も湧きますし、可愛さを感じる点もありますけどね。「色合い」は、うまく説明できないけど、好きですね。
『キルラキル』は、とくかく作中に劇画調のシーンが多いのが特徴で、仮にキャラデザから劇画調だったら若干引くかもしれませんが、演出としての”劇画調”は燃え要素として好きです。
このタイプの「キャラデザ」は、作品を見ないと伝わらない良さがあるのかもしれません。見たら案外好きだった・・・ということが多い気がします。もちろん逆パターンもありますけど。
→ 天元突破グレンラガン など
『ジョジョの奇妙な冒険』は、特殊な絵柄の代表作・・・と勝手に思っています。
画像元 http://phoenix-wind.com/ranking/vote/vote_jojo.php
『ジョジョ』は、名言、ポーズ・・・よく見かけますね・・・しかし、なに1つ詳細はわかりません。読んでないし、見ていないのです。
好きな方には申し訳ないですが、自分は『ジョジョ』のキャラデザが嫌いです。「頭身」とか、男キャラばかりだから嫌いなのではなく、ムキムキ感と色使いがダメ。
「色合い」は、濃すぎるというか、原色が多いというか・・・キツイ色が多い印象。「目」に関しては、他作品にも言えますが、このタイプの「目」が苦手です。そして顔圧が強い・・・。
このタイプの「キャラデザ」は、絵としてのクオリティの高さはわかりますが、どうしても苦手意識が勝ってしまいますね。
→ 刃牙のようなボディービルダーもビックリな筋肉描写も苦手。
『12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~』は、少女漫画(ちゃお)が原作のアニメですね。
「ちゃお」が少女漫画なのかは謎ですが、子供向けアニメ・・・でもないのか?
このタイプのキャラデザは、「目」が大きめに描かれ、キラキラしてる感じ・・・いわゆる”少女漫画風”のキャラデザですね。
大人が見ることに対しては特に気にしませんが、子供向けアニメ『プリキュア』など、そういう系にも多く見られるキャラデザって感じです。
少女漫画原作アニメや子供向けアニメは、小さい頃は見ることが多かったかもですが、今はほとんど見ることはありませんし、視聴前の段階で切ることが多いですね。
このタイプの「キャラデザ」は、自分で”子供向けアニメ”みたいな壁を作ってしまうため、手を出すことは稀で、”萌えキャラ”としても少し違うかな。
→ プリキュアなど子供向けアニメ、少女漫画の表紙風のキャラデザ など
また、【第1回】の「ジャンル」でも書きましたが、フルCGアニメは好みではありません。アニメのCGは違和感を感じるという意味合いが強いですが、好んで見ようと思う作品ではないし、キャラを好きになるかは内容次第です。
画像元 こちらのサイト様
ただ、『アナ雪』のようなタイプのCGは世に出てるアニメーション作品の中で一番といっていいほど嫌いです。
そもそもディズニープリンセス系のキャラが好みではないので、フルCGになったら好きになる要素がゼロになりますね。リアルでは「ドール」が苦手なので、そんな感じの怖さも・・・。まぁオラフとか『トイ・ストーリー』のような人外キャラは許せますが、人間キャラはアニメの実写化並みに嫌ですわ。
最近、ディズニー系映画などの人間キャラに、こういうタイプのキャラデザが多いですが、好きな人には悪いけど、この顔ってアニメとかCGとかそういう要素を理解した上で見ても、気持ち悪くない?
このタイプの「キャラデザ」の顔が流行りだして、アニメまで侵食するようならテレビを断ちます。それ以前にフルCGアニメが主流になったらアニメは辞めるつもりですけどね。
その他、これらに当てはまらなそうな作品で、「キャラデザ」は好みとは違うけど見る(見た)という最近の作品は、『甘々と稲妻』、『うどんの国の金色毛鞠』、『3月のライオン』、『坂本ですが?』あたりですね。
今回書いた好みが”絶対”ではないですが、「キャラデザの好み」は、作品を選ぶ時も重要ですし、キャラの好き嫌いを決める時も重要という、キャラ設定以外のここまで書いた要素の中で、最も重要な要素と言えます。
今回の考察も終りょ・・・・・・ヴェアアアア!!
・・・まだキャラ設定に辿り着けてないぃぃぃ!!
今回は、ここで区切りが良いので【第3回】を終わりにします。前回の「年齢」と「頭身」、そして今回の「キャラデザ」の好みを書いたことで、『③イラスト』で書きたかった要素をほとんど書けました♪
次回は、もう少し具体的なキャラデザの好み(「好きな絵師」や「好きな制作会社のキャラデザ」など)について触れ、そのあとやっと「髪色」とか「胸の大きさ」などに入れます。どんだけ回り道してるんだよ・・・と、自分でも思ってますが、キャラの外堀から埋まってきてる感はありますよね??
誤字脱字があったらお知らせくださいね。コメントをいつもありがとうございます!
【第4回】は『③イラスト』の続き、「キャラデザ」の最後となる絵師関連の内容から始めたいと思いますので、今しばらくお待ち下さいませ_(._.)_
長文お読み頂きありがとうございました!
全て個人の感想ですのでご了承ください。